運命のように君を愛してる2話
目次
あらすじ
※テレビ版に編集されているバージョンのあらすじの解説です。
お前は詐欺師か
マカオリゾートの庭。ゴンがセラへのプロポーズの練習をしていると、それを聞いていたミヨンはくしゃみをしてしまいました。ミヨンは身を隠すと泉に流れて来た飲み物を飲んでくしゃみを抑えました。セラは空港に着くと「おいしい物を食べてイチャイチャしよう。愛してる」とカレシに電話しました。セラのスマホにトーマスから電話がかかり、プリマでオデット役を任せたいのですぐにニューヨークに戻ってほしいと連絡がありました。
ゴンはメンズスパでパク社長のマッサージを受けていました。社長の部下は急いで飲み物に薬を入れました。しかし薬(精力剤)が入りすぎてしまい、ゴンはその飲み物(炭酸水)を飲み干しました。ゴンはパク社長に気が付きました。パク社長と部下はゴンの前で跪いて石鹸工場の買収で従業員が解雇されたら路頭に迷うと訴えました。ゴンは二週間以内に従業員を追い出して店を畳むよう命じました。
ゴンはふらつきながらホテルの2009番の部屋に着きカードで鍵を開け、ベッドの上に倒れました。ランドリー係の従業員に成りすましたパク社長と部下は眠っているゴンの服を脱がせて逃げました。部屋番号の9という文字が箒(ほうき)の軸がひっかかり、6になってしまいました。
ふらふらになったミヨンはゴンが寝ている部屋に入りました。そしてベッドに入って眠ってしまいました。
ミス・キムは2006番の部屋が2つあることに気が付きました。
ゴンはミヨンとベッドの上で抱き合っていました。
(二人が餅をつくアニメで表現される)
(二人が餅をつくアニメで表現される)
夜が明けました。
ミヨンは目が覚めると裸になっていました。
「昨日の夜・・・本当に・・・どうしよう。どうしたらいいの。」
ミヨンはその気になっていました。
「眠ってしまい、来たのにも気づかなかった。」
ゴンはミヨンを抱きました。
「いいのよ。私も遅くなったから。」
ミヨンはゴンの腕の中で言いました。
「いつ来たんだ?」
「一緒に来たでしょ?」
「一緒に?わーーーー!誰だ!!!」
ゴンは初めてミヨンの顔を見て悲鳴を上げました。
そこにパク社長と部下がカメラを構えながら大笑いしていました。
「なぜミヨンが?私の義妹です。」
しかし部下はミヨンを見て驚きました。
ミヨンは服を持ってバスルームに逃げました。
ゴンも服を着るとミヨンをベッドの上に押し倒しました。
「捕まえたぞ変態め!お前は指輪の!」
「犬!犬の・・・!」
「なぜあんたがここに?俺に近づくためにわざと指輪を落としたんだろ!」
「何を言うのよ。済まないと思ったから捜しただけでしょ。」
「正直に言え!お前は何者だ?詐欺師か?」
「詐欺師じゃないわよ。信じてくれないなんて。」
「待てよ。お前と昨夜、オレは何をしちまったんだ・・・。」
「私だって何が何だか。」
「芝居はよせ!あんたはあの義兄と知り合いなんだろ?」
「違うわ!私も今混乱しているの。」
「もしセラに何かしたら許せない!」
ゴンはミヨンに掴みかかりました。そこにゴンの手下が入って来て光景を見て驚きました。
ホテルの警備室。
ゴンはミヨンを捕まえ部下と一緒に監視カメラの動画を調べました。動画にはパク社長とミヨンの兄が写っていました。
パク社長とミヨンの義兄はゴンたちに追いかけられカメラを川に落としてしまいました。
キム・テホは教会でシスターに会い妹についての情報を求めました。シスターは今は養子縁組で子どもの情報はわからなくなっていると答えました。テホは何かあったら連絡するようにシスターに頼みました。
ゴンの秘書は、セラお嬢様はニューヨークに戻ったと泣いてゴンに報告しました。
ゴンはセラからの謝罪のメッセージを聞きました。セラはゴンが何の準備をしていたか知っていたけど、胸が張り裂けそうな気持ちで戻ったと言いました。
「私、今回オーディションで落ちて落ち込んでたの。悔しかった。私、もう一度バレエがしたい。負けたまま結婚したくない。後悔しないように最善を尽くした後で堂々とあなたのもとに戻るわ。ごめん。愛してる。」
ゴンはミヨンとホテルのスタッフの前で2006号室の6という字を9に戻すと「どういうことだ!」と怒りました。プロポーズに失敗したゴンはあり得ないと怒鳴り散らしました。
ミヨンが部屋に帰るとミン弁護士がバスローブ姿でミス・キムとベッドの上に言いました。ミン弁護士は遊ぶ相手が変わったと思えばいいと気軽に言いました。ミス・キムは盗んだミヨンのピアスを身に付けていました。ミス・キムはピアスを安物だと言い、床に捨てて部屋から出て行きました。ミヨンは泣きながらピアスを拾い泣きました。ミヨンはミン弁護士に出て行くように言いました。
「あなたのことにときめいたのに。好きだったのに。」
「あなたは俺が恋人だと思ってるのか?ちょっと優しくしたくらいでのぼせやがって。あなたはただの付箋(ポストイット)だ。弁護士のオレが契約社員とどうしてつき合うんだよ。貴族と平民じゃ釣り合わないだろ。みじめな真似はよせ。」
ミン先輩がミヨンにとどめを刺していると、そこにゴンがハイヒールを持って現れました。
「こんな奴相手にするな。」
ゴンはミヨンを立たせて連れて行こうとしました。
「何者だ?貴様は何者だ?」
ミン先輩は言いました。
「貴族だと?お前はクズだ。平民にも及ばない人間の屑だ。」
ゴンはミン弁護士を指さし言いました。
ゴンはミヨンを連れて行きました。
ホテルのベランダ。
「一生当たるはずのないホテルの宿泊券に当選してここに来たんです。ついにわつぃにも幸運が来たんだと思った。私はただ、私はただ心から誰かを愛したかっただけなのに。がんばったのに。一体私が何をしたの?」
ミヨンは泣きべそをかきながらゴンに言いました。
「泣くなよ。泣くなと言ってるんだ!」
「どうしてよ。涙が出るの!」
「振られたから人生終わりか?これからは堂々と生きて行けばいい。見る目がないな。あんな男が彼氏だと?もっと頭を使え。」
「あの人のことが本当に好きでした。会社での私のあだなはポストイット。あの人は私に優しくしてくれました。本当に好きだったんです。だから今回の旅行楽しみにして準備してたのに。」
「ありえない!ありえないだろ!」
「傷つけた奴らは何とも思ってないのに、なぜ傷ついた人だけがこんなにつらい思いをするんだ!一体どうしてだ!ついて来い。今から君はポストイットじゃなく強力接着剤だ。みぐるみ剥がせば皮膚が裂けるような、あなたのすごさを見せてやるんだ。来い。」
ゴンは自分のことを棚の上に上げてミヨンに同情していました。
ゴンはオカマのブティックに行くとミヨンにドレスを着せました。ミヨンは高価なドレスと装飾品を着せられ美しく変身しました。
ゴンはミヨンをエスコートしてカジノに行きました。カジノではミン弁護士がミス・キムと一緒に遊んでいました。ゴンとミヨンは同じテーブルに着きました。
「よだれおを拭いたらどう?」
ミス・キムはミン弁護士に言いました。
「付箋とは思えないな。」
ミン先輩はつぶやきました。
ゴンはミン先輩とフルハウスで勝負しました。まずはミン弁護士が勝ちました。ミン弁護士は新しい勝利の女神でツキが回って来たと言いました。ゴンはミヨンにチップを渡すとオールイン(すべて)掛けました。ミン弁護士はフルハウスで自信を持っていました。
「ははははは。ギャンブラーの秘訣は三つ。一つ。時が来るまで待つ忍耐力。二つ。勝負所で攻める決断力。三つ目はあんたが惨めに負けたときに教えてやる。」
ゴンは言いました。
「おおそうですか。おお怖い。でももう聞けない。」
ミン先輩もすべてのチップを掛けました。
ミン弁護士はA,10(エースのフルハウス)ゴンは8と8(フォーカード)でした。
「あはははははは!」
ゴンはミヨンと喜びました。
「どういうことよ。あたしの全財産も掛けたのに。あんたとの夜は大したことなかった。」
ミス・キムはミン弁護士を置いて逃げました。
ゴンは「三つ目は勝利の女神を見極める判断力」だと言いました。
ミン弁護士はもう一度だけやろうと言いました。
「惨めな真似はよせ。あんたは貴族なんだろ?」
ゴンは笑いました。
ミン弁護士はミヨンに取りつき頼もうとしました。
ゴンはその場で跪いてミヨンに謝ったら許してやると言いました。
ミン弁護士はゴンの言う通り謝りました。
ミヨンは浮かない表情でゴンに軽く頭を下げると逃げるようにその場から走り去りました。
夜のホテルのベランダ。
「バカですよね。仕返しするはずだったのに。」
ミヨンはゴンに言いました。
「なぜ許したんだ?」
ゴンは言いました。
「お金の前でひれ伏すあの人を診て、自分が哀れに思えたんです。あの人は酷い男だけど、あの人を思う私の気持ちは本物だから。その本当の気持ちだけは汚したくない。」
「俺とよく似てる。俺も、セラが来なくて一人になったんだ。プロポーズまで準備したのに。」
「もしかして恋人はセラという名前なんですか?」
ミヨンはゴンがセラへ求婚しようとしていたことを思い出しました。
「本当にごめんなさい。プロポーズまで壊してしまい。本当に私のせいですね。」
「あれは勢いで怒っただけであんたのせいじゃない。」
「あのう。義兄と社長おじさんのことですが、きっと事情があったのでしょうし許してもらえませんか?」
「そうだな。俺らも被害者だ。あなたがそう言うなら許そう。警察には言わないでおく。ああ。俺の名前はイ・ゴンだ。」
「私も平凡な名前なので・・・。」
「せっかくだから聞いておこう。」
「キム・ミヨンです。」
「キム・ミヨン?」
「今の会社にも同じ名前の人が三人いるし、全国には二万人もいるそうです。」
「俺の知り合いの名前はキム・マリ(のりまき)だ。珍しいだろ。あなたも自信を持って。平凡なのはその名を好む人が多いからだ。」
「あなたのこと、変な人と思ってたけど、今は違います。」
「ああ。受け取って。早く。あなたを運命の女神にしたチップだ。人生いつでも勝つわけじゃない。そのチップが希望とチャンスを与えてくれるはずだ。ん?」
ゴンはチップを渡しました。
「ありがとうございます。私にも渡したいものが・・・。」
ミヨンは懐からキャンディーを取り出しました。
「それは犬が舐めてた・・・!」
「いいえ。それじゃありません。また買って来たんです。これは愛を成就するキャンディーです。これで告白すれば愛が成就します。いえ。そう信じたくて。甘い物が好きな人は幸せになりたい人なんです。」
「ジンクスは信じないけど、貰っておくよ。ありがとう。ははは。もう行くよ。キム・ミヨンさん。昨夜のことは、忘れなさい。」
ゴンは迎えにリムジンが来ました。
「そうします。私たちもう会わないでしょうから。」
ミヨンはゴンに別れを告げました。
「それと人にやさしくし過ぎるのはダメだよ。臆せずに、堂々と。いいな。強力接着剤だ。ふははははは。じゃあな。」
ゴンはリムジンに乗り出発しました。
ミヨンはゴンに頭を下げて見送りました。
感想
運命のように君を愛してる2話の感想です。やんわり、ほのぼのして面白かったです。ミヨンは誰にでも親切にする、まだ世の中のことをあまりわかっていない労働者。それに対しゴンは世間慣れしていて知識や経験もそれなりにある、成熟した男性ですが、純朴に振舞う心の余裕を持ち合わせた人です。ミン弁護士は自分が遊びたいだけでミヨンを利用した悪い男・・・日本でもミン弁護士のような悪い男は、よくいますね。
セラもまた身ひとつで実力で世の中と勝負している努力家です。努力なくしてニューヨークでの成功はあり得ないし私生活を犠牲にしなければ、ビジネスで成功できません。
マカオに行く余裕のあるゴンがアメリカに行けば・・・という合理的な道もあるのですが、ゴンは自分のシマで求婚したかったのでしょう。
さてはて、ゴンはミヨンと・・・やっぱりそういうことになったのか?ネットを調べてみると、隠語で餅つきはセックスを意味するようですね。
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