七日の王妃12話
目次
あらすじ
結婚と微かな不安
晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)はシン・チェギョンと結婚しました。チャスン大妃と燕山君らが婚礼を見守っていました。イム・サホンは罠を仕掛けてソノを父親の家に行くように仕向けました。ソノは山に隠れ住む父の無事を確かめると安堵しました。マッケは咳き込み病を患っていました。イム・サホンの間者は史官(サグァン)の居場所をつきとめました。
チンソン大君はシン・スグンに婚礼が滞りなく終わったことを報告しました。
シン・スグンは王様の弟として生きるようチンソン大君に懇願しました。
チェギョンはチャスン大妃に会い、燕山君への怒りを鎮めるように頼みました。
チンソン大君は腕の傷を押さえながら燕山君の兵が追ってこなかった理由を考えていました。チンソン大君は外出しました。
タニシのアジト。
チンソン大君は戻って来たソノに会い、マッケが書いた手紙を受け取りました。
山。
結核を患っているマッケは川に行くと、背後から襲われました。
王宮。
チャスン大妃は医女(イニョ)から救急箱を受け取ると、燕山君の頬の傷の手当をはじめました。燕山君は「じきに仕留める」と母の真似事をしようとする大妃を負い返しました。
大君の屋敷。
チェギョンは肩が凝って部屋で休憩していました。チェギョンは夫の腕から血が流れいたことを思い出しました。そこに燕山君がやって来ました。燕山君は大君の怪我の治療箱(大妃が持ってきた物)をチェギョンに渡しました。チェギョンは燕山君のかすり傷に気が付きました。
「ヨクの信頼を得る前に、余の信頼を得るほうが先だろ。」
燕山君はそう言うと、質店を探るようチェギョンに命じました。
タニシのアジト。
チンソン大君はペク・ソッキとチョ・グァンノ、ソノらに祝福され店を後にしました。
夜の大君の家。
チンソン大君が家に帰りました。本来は夫が妻の身に付けている物を脱がす予定が、チェギョンはとっくに普段着に着替えていました。チェギョンはチンソン大君の傷の手当をしながら負傷するような真似はしないようにと言いました。
タニシのアジト。
ソノは父の手紙を読みました。手紙には住処を変えるが達者でいるようにと書かれていました。ミョンヘはソノに同情を見せました。
大君の家。
チェギョンは大君に夕食の介添えをしていました。
小屋。
燕山君はマッケ(ソノの父)を拷問し、密旨(みっし、ミッチ)の隠し場所を探りました。マッケは焼きごてを押し付けられ叫び声を上げました。
大君の家。
寝る時間になりました。大君は着替えずに布団の上に大の字になりました。チェギョンは部屋から出て行こうとすると、大君に引き止められました。二人は同じ部屋の一つの布団でで、何事もなかったかのように眠りました。大君が眠ると、チェギョンは部屋から出て行きました。
軒先。
チェギョンは大君の身を案じて泣きました。
小屋。
マッケは拷問され息も絶え絶えでした。マッケは燕山君に脅されすべて白状すると言いました。
「朝鮮を思ってのことです。お父上は息子の父親としてではなく一国の王として決められたのです。密旨(みっし)は・・・女人の体にございます。先の殿下に仕えていた女人(にょにん)をお調べください。これ以上は知りません。」
マッケは言いました。
燕山君は刀を抜くと、マッケを刺しました。
イム・サホンは静観していました。
「だから・・・王になっては・・・いけないのです・・・・。」
マッケは死にました。
夜道。
父と母、子が三人で幸せそうに部屋の中で過ごしていました。
通りがかった燕山君は明日この村で狩りをして皆ごろしにしてやると言いました。
日中の朝廷。
臣下らはアワビやカキなどの海鮮を着服したユ参判(あのユ・ジャグァンという世祖を王に立てた功臣)の弾劾を求めました。
ユ参判はすべて王様に献上したと潔白を訴えました。
燕山君はユ・ジャグァンが杖刑より流刑がいいと望んだので流刑に処しました。
燕山君は經筵(キョンヨン、경연)を中止して休みました。
シン・スグンは官吏にどうして不正が事細かに尋ねました。味方の大臣はタニシに教えてもらったと言いました。
タニシのアジト。
チンソン大君はユ・ジャグァンに「済んだこと」を示す印をつけました。
王宮の廊下。
イム・サホンはシン・スグンにタニシの活動時期と大君の帰還時期が同じだと話しかけました。シン・スグンはイム・サホンが大君に謀反の罪を着せようとしていることを忠告しました。
王妃の部屋。
イム・サホンは娘の王妃に、動揺を見せないように忠言しました。
大君の家。
チェギョンは考えていました。乳母は初夜はまだかと尋ね、大君を誘惑するようにアドバイスしました。
タニシのアジト。
チェギョンはお酒を持って現れ苦労をねぎらいました。
「サバンニ(旦那様)・・・なんてとても言えません。」
「プイン(妻よ)・・・。」
二人は照れながら言いました。
チェギョンは皆に眠り薬が入ったお酒をあげました。
夜の王の部屋。
燕山君はチャン・ノクス(張緑水と酒を飲み、もうチェギョンは初夜を過ごしたのか気にしていました。
回想シーン。
廃妃尹氏が具合の悪い息子を連れて成宗に診て欲しいと懇願する場面。しかし成宗の傍には別の女が侍っていて成宗は燕山君を無視しました。
王の部屋。
燕山君は過去を思い出しつらい気持ちになりました。
イム・サホンが先王に仕えていた宮女を連れて来ました。
チャン・ノクスは服を脱がすように命じました。
燕山君は女の一人を部屋に呼びました。
「心配いらぬ。殺しはせぬ。」
燕山君は女の膝を枕にしました。
タニシのアジト。
チンソン大君以外の仲間は眠ってしまいました。大君は外出していました。
チェギョンは壁に掛けられた何かを見つけました。
そこにチンソン大君が帰ってきました。大君はショックを受けるチェギョンを抱き締めました。チェギョンは居昌に帰ってなにもせずに暮らそうと泣きました。
ユン・ミョンヘははマッケの遺体が質店の前に捨てられているのを見て悲鳴を上げました。ソノは父の遺体に対面して衝撃を受けました。
チンソン大君は自宅で過ごしていました。
チェギョンは入浴していました。チェギョンの背中には文字が刻まれていました。
しばらくしてチェギョンが寝間着姿で現れ大君の胸に頭をうずめました。
すぐにペク・ソッキが来てソノのお父さんのことを泣いて報告しました。
大君はタニシのアジトに向かいました。
夜が明けました。
ソノの父親はお墓に埋葬されました。
ソノはお墓の前で号泣しました。
大君も涙して兄への怒りを募らせました。
タニシのアジト。
チェギョンは誰もいないアジトに入ると床に血が落ちていました。
チェギョンは隠された部屋に入り、武器などを見つけました。
マッケのお墓。
ソノはチンソン大君に早く王になって世を安泰にしてほしいと言いました。
タニシのアジト。
チェギョンは殺傷簿の政敵のリストにシン・スグンの名を見つけてショックを受けました。
感想
七日の王妃12話の感想です。みなさんはどうですか?ドキドキハラハラしましたか?私は「別に」といった感じです。チェギョンが大げさな演技をしても、何の心も乱されません。それくらい、単純なストーリーなので予想通りでありきたりの話です・・・。大君の友情ごっこもよくある演出で、お友達がいると勇気が出てなんでもできそうな勇者になった気分になるようですね。
脚本がお子さま向けなのでしょうけど・・・。
マッケがやられても案の定といった感じです。チャン・ノクスが燕山君を恨んでるところなんかも。
ただちょっとわからなかったのですが、成宗に侍ってた女性は誰なんでしょうね?チャスン大妃だったら史実からあり得ないし。側室だったのか、みなさんお顔が似ているのでわかりませんでした。
また、チェギョンとチンソン大君のベッドシーンですが、大君が王になるにはチェギョンの背中を見ないといけない仕組みができ上っています。ということは、エロスの場面があってはじめて、チンソン大君は王になれるのです。エッチなことを視聴者に想像させ視聴者の興奮を誘おうとするなんて、製作者もやらしいですね。どうでもいいですが・・・仕掛けがわかると興ざめです。
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