運命のように君を愛してる14話
目次
あらすじ
もう二度と会いたくない
韓国のホテルの2006号室に宿泊していたキム・ミヨン。その部屋のドアを泥酔したゴンは叩きいます。ミヨンはゴンと再会しました。ゴンは「夢でも会えるなんて、嬉しいな」とミヨンの頬に手を伸ばすとそのまま眠ってしまいました。ミヨンはゴンを2009号室に連れて行ってソファに寝かせてあげました。ミヨンは眠っているゴンに触れようとした手を引っ込めました。
朝になりました。ゴンは喉が渇いて目が覚めました。ミヨンはもう会いたくないという置き書きをしていました。
「もうポストイットじゃないな。強力接着剤だ。」
キム・テホはゴンが2009号室に入っていくのを見て心が波立ちました。
ホテルのレストラン。
テホはミヨンと朝食を摂りました。ミヨンはゴンに会ったと言おうとしました。テホはゴンは自分に話さなければならないほど重要なのかと尋ねると、ミヨンは首を横に振りました。
ホテルのロビー。
テホはゴンに声を掛け、二人はカフェに行きました。テホはゴンに二度と「エリーの前に現れないようにしてください」と言いました。ゴンはサングラスを外して立ち上がると「キム・ミヨンさんをしっかり支えてくれてありがとう」と頭を下げました。テホは「あなたにそんなことを言う資格はあるんですか?はっきりさせておきます。私はあの人を好きで大切にしてるんです」と言いました。ゴンはそれを聞いて「私は安心しました。あなたは人を見る目がありそうだ」と言って去りました。
展示会場。
ミヨンはケットンの絵の前に立っていました。ケットンの絵は明日発送されることになりました。テホは背後からミヨンに突然抱き着きました。
「妹が見つかったんだ。条件が一致した!」
テホが言うと、ミヨンはテホを抱き締め一緒に喜びました。テホはミヨンに一緒に来て欲しいと言いました。
夜の部屋。
ミヨンはイ・ヨンジャ(ゴン)からメールを受け取りました。二人はメールでしばらくやり取りをしていました。ミヨンは直接会って話したいと言うと、ゴンは顔じゅうに吹き出物ができて外に出られないと断りました。ミヨンはティートゥリーというオイルをすすめました。ミヨンは絵を発送するけど、新しい絵を創るので考え直して欲しいと言いました。
「もしかして、お子さんがいらっしゃるのですか?」
「ええかわいい子が。」
「できればお子さまも一緒に会いたいです。」
「できれば、そうします。」
「いつか、お顔がよくなったら教えてください。」
「そうします。おやすみ。」
二人はそれぞれの家で眠りに就きました。
ゴンは、ミヨンが眠るスペースを空けて目を閉じていました。
日中のカフェ。
テホとミヨンが妹を待っていると「お兄ちゃん(オッパ)」と和解女性が泣いてテホに抱き着きました。仲介人は遺伝子検査が99%一致したと言いました。ミヨンは席を外してあげました。
チャンイン化学。
タク室長はゴンの義弟イ・ヨンとともに、エリー・キムとのコラボをすすめました。室長とヨンは強くミヨンの起用を推薦しました。
カフェ。
ヨンはミヨンと再会してお互い喜びました。そこにゴンが来ました。ヨンは気を利かせて席を外しました。ミヨンはゴンが酔っぱらってああするしかなかったと言いました。ミヨンはプロジェクトへの起用を断りました。ゴンもまた「キム・ミヨンさんには興味がないんだ」と言いました。
ミヨンはゴンに冷たくした自分を励ましました。
ミヨンは街角でテホの妹が男(仲介人)と6:4でテホからむしり取った分け前を取る打ち合わせをしているところを目撃しました。
テホの家。
テホは自宅にミヨンと妹を招き食事をしました。妹は6月に結婚するとお金をせびりました。テホは妹に遠慮しないように言いました。テホが席を立つと、ミヨンは妹に探偵と一緒にいるところを見たと言いました。ミヨンは「この世で一番悪い人は人の真心を利用する人です」と妹のウォーターグラスを手に取りました。妹はミヨンからグラスを奪い返そうとしてテホに気づかれました。
公園。
キム・テホは「自分がばかみたいだ」と落ち込んでいました。ミヨンは「私がいるじゃない」とテホを励ましました。
「ミヨンさん。もう諦めるよ。妹探しはあきらめる。どこかで幸せに暮らしていると思って。私も幸せになる道を捜します。本当の家族が欲しい。」
テホは言いました。
夜のミヨンの部屋。
ミヨンはテホからトゥリ小劇場で会おうと言われたことを思い出しました。ミヨンのスマホにイ・ヨンジャから絵が届いたというメールが届きました。ミヨンは悩みがあるとメッセージを送ると、ゴンはぜひ話して欲しいと返しました。ゴンは「他人だからこそ話しやすいでしょう。おんなじ女だし」とメッセージを送りました。
「実は、今日ある人に家族を作りたいと言われたんです。あの人に、好きだと告白されそうです。」
「告白?プロポーズ?」
「ええ。」
「どんな気持ちになった?」
「この三年間。私は誰かと家族になるならあの人だろう。そう思ってました。」
「実際に言われると考えてしまって。どうすればいいかと。」
「結婚は十分時間をかけて考えないと。軽い人だと見られるわよ。一生いるわけだし、だからよく考えて。考えて。考え抜いて。牛みたいに何度も反芻しないと。それで結婚するの?」
「すみません。こんは話をして本当にすみません。」
「謝らないで。人生の先輩はこうやって利用しないと。」
「もしかして年上なんですか?」
「私のほうが年上です。ファン1号ですから。先生のことは何でも知ってます。」
「なら、私、お姉さんとお呼びしてもいいですか?」
「(お姉さん?何て答えよう。)」
ゴンが悩んでいると、ヨンが庭でメールしているゴンに声を掛けました。
日中のカフェ。
ミヨンは自作の絵が描かれた四人分の飲み物を、スタッフに差し入れしました。若いスタッフは親切にしてくれるミヨンのことが好きになりました。
ミヨンはテホから20時にトゥリ小劇場で会うことを確認するメッセージを受け取りました。
夜になりました。
ゴンはミヨンのことが気になり自問自答していました。ゴンはミヨンを拍手で送るべきだと自分に言い聞かせました。そこにミヨンから連絡があって、別れのメッセージを受け取りました。
「今、どこですか?」
ゴンはミヨンにメッセージを送りました。ミヨンは劇場にいると返事しました。ゴンは「絵を返したいので会いましょう」とミヨンにメッセージを送りました。
トゥリ小劇場。
ミヨンは真っ暗な劇場の客席に入りました。
ゴンはケットンの絵を車に乗せ、劇場前に到着しました。
スクリーンに明かりが灯り、テホがミヨンに手を振りました。
テホは投影機にペンで二人の男女と一本の木が生える丘の絵を描きました。
「妹を失った孤独な男が、我が子を失った孤独な女性に出会いました。その二人は孤独を分け合って背負うことになりました(※テホの心の声)。」
回想シーン。
教会でミヨンとテホが初めて出会った場面。
テホは女性の絵と赤ん坊を大きく描きました。
「一人では重い荷物も、二人なら平気でした。」
テホは愛し合う二人の男女と家を描きました。
「その二人は最後までくじけずに歩むでしょう。頑丈な家を建て、いつまでも幸せに暮らしていきます(※テホの心の声)。」
ゴンもまたテホの絵を黙って見ていました。
ミヨンは幸せそうに微笑むと、テホに向かって小さく拍手しました。
テホは、花束を持って、ミヨンのもとに向かいました。
ミヨンの表情は不安そうになりました。
「ミヨンさん。私と本当の家族になってくれませんか?」
テホは跪いてミヨンに告白しました。
感想
運命のように君を愛してる14話の感想です。完璧なテホ(ダニエル)のプロポーズです。ミヨンの表情は本当に、これでいいのかと不安そうでした。ここで終わったらドラマもエンディングです。きっと何か変化が起きるでしょう。
家族になりたい。
誰でも寂しいのは嫌ですし、そこそこ優れた人になったなら、愚かな人とは結婚したくないものです。優れた人は、愚かではない人を好みます。優れるというのは、心がきれいになるという意味です。
対比するように描かれていたのが妹を偽る女とその男です。
対比するように描かれていたのが妹を偽る女とその男です。
さてはて、ミヨンが忘れられないゴン。
ミヨンはなるべくゴンのことは考えないようにしていたようですね。
三年もあれば人として少しは成長しているので、自分の気持ちのこともわかるようになっています。
結婚となれば、誰でも、人を選ぼうとします。居心地がいいという条件、わがままではないという条件、お金に余裕があるという条件、夫の社会的地位、妻の教育能力の高さ・・・やはり、タダではケッコンできませんね!
結婚となれば、誰でも、人を選ぼうとします。居心地がいいという条件、わがままではないという条件、お金に余裕があるという条件、夫の社会的地位、妻の教育能力の高さ・・・やはり、タダではケッコンできませんね!
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