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運命のように君を愛してる19話のあらすじと感想: 운명처럼 널 사랑해


運命のように君を愛してる19話

運命のように君を愛してる

目次


あらすじ

それぞれの真実

結婚式場。ゴンとミヨンは結婚式を挙げることになりました。ゴンのおばあさんやミヨンのお母さんとその家族、ヨンやジヨン、タク室長は二人が消えたと聞いて慌てました。ゴンが社長室に行くと、ミヨンが社長椅子に座っていました。
「ゴヌシ。ゴヌシ。私よ。」
「誰ですか?」
「まさか記憶喪失?ケットンのお母さん。カタツムリ。強力接着剤。覚えてない?」
「あ~。あはははは。チャン・ナラ。チャン・ナラ~!」
ゴンは意味不明の言葉を発していました。

ジヨンの借家。
ゴンは悪夢を見てベッドで目覚めました。ミヨンはゴンと一緒にホームベーカリーでパンを作りました。ゴンは機械のスタートボタンを押しました。ミヨンがアトリエに行くというと、ゴンは「おい!キム・ミヨン!俺を捨てるのか!」と大きな声で言いました。ミヨンは「私が稼がなきゃ」と答えました。ゴンはミヨンの秘書になれば、24時間つきっきりになれると喜びました。ミヨンはゴンにキッスをしました。

食堂。
ゴンはお母さんに会いました。
「サッパ女将。待たせたな。持ってきたよ。お母さん~親孝行するから心配いらないよ~。栄養剤です。」
ゴンは土産の袋を置きました。
ゴンのお母さんは断り帰るように言いました。
ゴンは、次は小さなキラキラするものを持ってくると言いましたが、お母さんは断りました。

ゴンは子どものように、お母さんに昼食をねだりました。

お母さんはゴンに料理を作ってあげました。
「母さんに母さんと呼べないのか!」
ゴンはいつになくハイテンションでお母さんに呼びかけました。
お母さんは、ゴンが病気になったら「私が看病してあげる。力になるわ」と言いました。
ゴンは三年間風邪もひいてないし健康だと言いました。
「私がお母さんになるかわりに、ミヨンを諦めてちょうだい。勝手だと言われても仕方ないけど、あの子がつらい道を行くのは耐えられない。だからあなたたちの結婚には反対よ。お母さんの気持ち、わかってくれる?」
お母さんはゴンに頼みました。
「・・・・・・。ふははははは。俺が諦めると思ったか。見てろ。見てろ!俺はもっと強くなって帰ってくる。アイルビーバーック(※ロボコップの引用)。サッパの女将よ!」
ゴンはいったん帰りました。
お母さんは困惑しました。

カフェ。
セラはお母さんと食事をしていました。セラのお母さんは「だから別れろといったのに。みじめに別れて」と嫌味を言いました。セラは、こういう時は普通は母は慰めるものなのに、どうして私を責めるのかと落胆しました。
「なんだか私、お母さんの操り人形みたい。お母さん。もしかして(お母さんの実の子じゃないの?)いいえ。帰るわ。じゃあね。」
セラは帰りました。


食堂。
ゴンはミヨンとスポーツ服に着替えて茂みに隠れていました。すると、お母さんが準備体操をして公園に行きました。

公園。
「うりゃ!うははははは。いい朝だな!サ~ッパ女人(ニョイン)!」
ゴンは女将の目の前に着地しました。
ミヨンもお母さんに合流をしました。
お母さんは絶対にダメだからと断りました。
ゴンは「長生きして愛する人を守れることを証明するよ!俺が健康だと証明してみせるからな」と言いました。
ゴンは平行棒で体操を披露しました。ミヨンはゴンを応援しました。次にゴンは鉄棒で回り、懸垂をしました。ミヨンはゴンに声援を送りました。お母さんは困った表情でゴンたちを見ていました。ゴンとミヨンはベンチプレスをはじめました。ミヨンが合図を送ると、ゴンは頑張りました。

ゴンはミヨンを背負って帰りました。
「俺たち、ラーメンでも食べようか。」
「魚の目玉入りがいい。」

ミヨンのお母さんは、帰る二人を見守っていました。

ゴンの部屋。
「人生、死を恐れて、愛する者から離れ、大切な愛する人と離れた時を後悔している。なぜ俺がこんな選択をしたのか。今からでも大切な時間を取り戻そう。これからは家族のもとに帰らないと。」
ゴンは父の日記を読んでいました。

回想シーン。
少年のゴンが、父と一緒に「やっほー」と叫ぶ場面。


会長の家。
ヨンはテーブルに並べられたジヨンの豪華な手料理を前に、喜んでいました。
「ジヨンさん。僕のハートに火をつけたのはあなただ。覚悟しろ。」
ヨンはジヨンの肩を抱きキスをしようとしました。
そこに、ヨンの母が現れジヨンを追い払いました。
ヨンはジヨンを追いかけました。
「あの子ったら女性を見る目がないわね。」
お母さんはテーブルの席に座りました。
そこに起きて来たゴンが来て、父との最後のことについて尋ねました。

回想シーン。
イ・フィが荷物をまとめてヨンのお母さんの部屋から出て行きました。
「ありがとう。感謝するよ。」

「あの人にとって私は愛する人じゃなかったの。だから家族のところに帰るといった時、止めることはできなかったわ。記憶のない間だけでも私の人だったらと欲を出した。でもあの人は、ほんとうに可哀そう。会いたかった家族のもとに帰る日に事故で亡くなるなんて。でも最後は愛する人と一緒に逝けて、よかったのかも。」
ヨンのお母さんはゴンに言いました。
「父の、手帳をくれて、ありがとう・・・。ありがとうございます。」
ゴンは立ち上がって、ヨンのお母さんに頭を下げて行きました。
「今私にありがとうといったの?初めてだわ…。」
ヨンのお母さんはつぶやきました。

探偵事務所。
タク室長は「なんでも見つけてくれるところです」とゴンを連れて行きました。
「なんだ、ゴロツキじゃねーか。こいつも、こういつも。スゲー服だな。ワンボタンか。こいつもツーボタン。閉まらない。いろとりどりだな。」
ゴンは立ち上がって自分を迎えてくれている雇い人(やくざ)に指を指しました。
ゴンはボスの「社長チャ・ガンミン」を見て、かつての取引相手であることを思い出しました。
「俺は法を犯して本家(ムショ)に入って来たんだ。そして初心を入れ替えてだな・・・。」
チャ・ガンミンは自己紹介をはじめました。
ゴンは途中で帰ろうとすると、子分のやくざがゴンとタク室長を取り囲みました。
ゴンはボクシングの技を見せつけてその場から逃げようとしました。
チャ・ガンミンは「10%引きにしてやるから俺に任せろ」とゴンに言いました。
ゴンは「この木のある場所を見つけてくれ。あんたが見つけれくれたら二倍払う」と思い出の場所の写真を見せました。
「すぐに取り掛かれ!」
チャ・ガンミンは手下に命じました。やくざたちは威勢のいい声を出しました。


夜のキム・テホ(ダニエル・ピット)の家。
セラはテホに初めての手料理を振舞いました。
「これは?すごいな。」
テホはセラの食事を食べました。
セラはテホに写真の女の子は誰かと聞きました。
テホは「ミヨンという名前で離ればなれになったんだ」と答えました。
セラは動揺して帰りました。
「食べられたもんじゃないな。」
テホはおかずをつまみました。
セラはまたインターホンを押して、写真の子は自分だけど、どうして一緒に写っているのかわからないと言いました。

深夜のバー。
テホはミヨンを呼び出しました。
「そんな目で見ないで。近所のオッパからやり直したくなる。」
テホはビエンナーレの準備をしていたので多忙だと言いました。そして「ミヨンさんに最後にあげたいものがある」とテホはステージに上がりました。
「あなたは知っている?この世界で一番輝いている人、あなた。そう簡単じゃなかった。あなたに会うまでは。長い間待っていた。私を夢中にする人を。それでやっとわかったんだ。私の心はあなただけ。あなただけなんだ。これでわかった。私はあなたが大切な人と・・・・・・。私のそばにいて。一番輝いている姿で・・・いつも、美しくいられるように、守ってあげる・・・・・・・。」
テホは心を込めてミヨンに歌い始めました。
ミヨンは涙を流して拍手しました。聞いていた人たちも拍手をしました。
歌い終わると、テホは照れました。ミヨンはテホに感謝しました。
「ずっと、大切にするわ。」
「おばあさんになても忘れるなよ。神父やお兄さんが必要な時は連絡して。」
テホはしばらくうつむきました。
「がんばれよ。ファイティン!」
テホは拳を固めました。

食堂。
ゴンはミヨンのお母さんに見守られながら焼酎とツマミの豆腐を食べていました。
「あなたは罪人も同じよ。大切なミヨンを奪うのだから。ずっと大切にしてくれる?」
お母さんはゴンに言いました。
「サッパの女人。俺がミヨンさんをいつも笑顔にしてあげる。俺が必ず幸せにしてやるよ!ははははははは。」
ゴンはお母さんの手を取りました。
お母さんは焼酎をあおりました。
「さ~お飲みください。俺にもください。」
ゴンはお母さんと焼酎を交わしました。お母さんはゴンの口に豆腐を押し込みました。
そこにミヨンがやって来ました。

お母さんの部屋。
ミヨンはゴンを部屋に寝かせました。
お母さんも酔っぱらっていました。
ミヨンはお母さんを抱き締め、結婚式に来て欲しいと頼みました。
お母さんはゴンがしつこいから仕方なく認めただけで祝っているわけじゃないと言いました。
「アイゴ。幸せに暮らしなさい。」
お母さんは寝転がりました。
「幸せになるよ。」
ゴンは寝言を言いました。


結婚式当日。
ゴンはタキシードに着替えていました。そしてチャ・ガンミンから連絡を受けました。
ミヨンもドレスに着替えていました。ジヨンとお姉さんはミヨンを褒めました。ゴンはミヨンの手を引いて慌てて車に押し込みました。ゴンはミヨンを乗せて木のある場所に向かいました。
「ミヨンさんと一緒に行きたい場所があるんだ。」
ゴンは言いました。
ミヨンはゴンを受け入れました。

冒頭の場面。
ゴンの友人たちはおばあさんに、二人がいなくなったと言いました。
おばあさんは「一体どこへ行ったのよ」とよろめきました。

ゴンはミヨンの手をつないで木のある場所に行きました。チャ・ガンミンとその手下は、木を移そうとしている職員ともみ合いになっていました。チャ・ガンミンが手下にアゴで命じると、怯えた職員は「ちょっと休憩してこよう」とその場を離れました。チャ・ガンミンたちも姿を消しました。そこは、ゴンがお父さんとキャッチボールなどをしてよく遊んだ場所でした。ゴンのお父さんは木箱にボールとカフスなどを入れて「大人になったら開けるんだぞ」と木の根元に隠しました。ゴンはスコップで地面を掘ると、木箱が出て来ました。ゴンが箱を開けてボールと袖のカフス、手紙を取り出しました。

「ゴン。大人になってこの手紙を読む頃には、父さんのすべてを知ってるだろう。父さんもゴンと同じ道を歩んだ。父さんはゴンと母さんのそばを離れるけど、いつか、この選択を後悔するかもしれない。もしもお前が重要な選択に迫られたら、先のことなど考えずに、今この瞬間だけを大事にしてくれ。毎日楽しんで生きればいい。俺の子よ。愛する息子へ。」

ゴンはミヨンと手をつないで笑顔で街に戻りました。

感想

運命のように君を愛してる19話の感想です。先のことを憂いて守りに入っていてはいけない。今を一生懸命生きろ。まさに仏教の教え(古代の哲学)そのものです。この価値観はまぎれもなくキリスト教ではなくインド由来の思想です。韓国では仏教そのものはほとんど破壊されてしまいましたが、人々の意識の中にまだ根付いているようですね。人を騙そうとする企業や政治は「先の事」の不安感を煽って金儲けや搾取をし、後で現実をねつ造して「予言の通りだ」といわんばかりのおかしな事態(戦争や貨幣経済の崩壊)を招きますけど、先のことを考えるという妄想を否定すると、心を悩ますよりも、ずっとマシな人生を過ごせます。

お父さんが箱の中に手紙を入れた時期については、よくわかりませんね。家を出る前なのか、ヨンのお母さんの家を出るときなのか。文面からして、後者だと思うのですが・・・。箱そのものを埋めた時期は、家出をする前頃だったんじゃないかと思います。

19話でのゴンの振舞いは、まるで子どもそのものです。なぜゴンがそのような演技をしたのかは、本心であり真心、つまり偽りのない純真な気持ちを表現していたように思います。

まるで最終回みたいな感じで、これを最終回としてゴンが死ぬところは見なくてもよかったのですが、あと1話残っているようです。

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