運命のように君を愛してる18話
目次
あらすじ
父の手帳
イ・ゴンは記者会見を開いて遺伝病を公表しました。ミヨンと、ゴンのおばあさんはテレビで会見を見て驚きました。会長宅には記者が押し掛けミヨンを取り囲みました。ミヨンはタクシーに乗ってチャンイン化学に向かいました。ゴンは社長を辞職し世間に迷惑をかけたと謝罪しました。
「イ・ゴンさん。ぜんぶわかったの。あなたがなぜ嘘をついて私を突き放したのか。」
「エリーさん。記者の前でどういうつもりだ。」
「私の目を見て答えて。三年間一度も会いたくなかった。あんたなんて俺の人生に何の意味もない。」
「タク室長!その女を追い出せ。」
ゴンは大声を出しました。
「早く答えて。私がいなくても生きていけるなら、本当に身を引くから。」
「そうだ。俺は嘘をついた。あなたが傷ついて苦しめば、俺が苦しむからだ!だから俺は嘘をついた。」
「ゴヌさんは愚かです。どうして私が苦しむとあなたが心配するんですか。お願いもうやめて。どうして、まだ出てもいない症状のせいで、落ち込んで、絶望して泣いているんですか?その時に考えればいいじゃない。」
「ミヨンさん。勘違いしないでほしい。あなたがすべて知っても何も変わらない。俺は病気で、俺は・・・・・・。あなたを愛せるような者じゃない。」
「愛することに、資格はいらない。私は大上部。時限爆弾を抱えていても大丈夫。何があってもあなたを一人にしないわ。愛してる。」
ミヨンはゴンに唇を付けました。記者たちは二人のキスシーンを撮影しました。ミヨンは再びゴンの唇に唇を重ねました。ゴンもまたミヨンの唇を吸い続けました。
ホテルの2006号室。
「また2006号室か。」
ゴンは豪華な部屋にミヨンといました。ミヨンはタク室長に予約を頼んだと言いました。
ゴンは「病気を侮るな」とミヨンに言うと、一緒にいることはできないと断りました。ゴンは逃げるわけでなく青い線も赤い線も切って時限爆弾と戦うと言いました。しかし優しくて純粋なミヨンと一緒にいるわけにはいかないと言いました。ミヨンはゴンと一緒にいたいと優しく言いました。
ゴンとミヨンは同じベッドで寝ました。ゴンはふざけて「KIWS(KISS)」がしたいとミヨンと戯れました。いいところでタク室長から電話がありました。タク室長は「ロミゴンとジュリミヨン」だという噂と、理事が辞表を受理せず、好評だったゴンを続投すると連絡しました。電話を終えたゴンがベッドにダイブするとミヨンは既に眠っていました。ゴンは「俺のカタツムリ。こんな小さな体でよくがんばったな」とミヨンに感謝を言いました。
ある日の会長の家。
ミヨンはゴンと一緒にいたいと言いました。おばあさんは病気がいつ再発するかわからないのでダメだと言いました。ミヨンは「あの人と一緒なら耐えられます。一緒にいることを許してください」と言いました。おばあさんは、ミヨンのお母さんが許してくれるなら、好きにしたらいいと優しく言いました。
チャンイン化学の理事会。
ゴンは3か月だけバケーションという辞職をすると表明しました。反対派の李氏は誰が3か月会社の面倒を見るのかと怒鳴りました。ゴンはタク室長に合図をすると、おばさんが現れました。
「私が引退している間にあなたたちは口が達者になったわね。私が50年間どうやって会社を作り上げたか私がとくとあなた方に見せてあげるわ。」
おばあさんは毅然とした態度で言いました。
会長の家。
ヨンは財布がなくなり一日中捜したら鞄にあり、携帯で曲を聴きながら携帯を捜したとお母さん(ゴンの父の愛人)に言いました。ヨンは遺伝病が発病したのではとお母さんに言いました。お母さんはその件について話しがあるとヨンに言いました。
ゴンとミヨンが帰宅すると、ヨンは泣きながら家から飛び出しました。
愛人はゴンに話があると言いました。
愛人は遺伝病の記事をでっち上げたことをゴンに謝りました。
「先に謝ってくれたのは初めてですね。」
「あなたにとっては邪魔者で、お母さま(祖母)には迷惑だろうけど、ある意味私のほうが可哀そう。」
「どういうことですか?」
「私の過去の不幸よ。捨てようとしたけど、私も未練があったの。今まで悪ふざけをした謝罪だと思って。」
愛人は「イ・フィ」と書かれた手帳をゴンに差し出しました。
公園。
ミヨンが公園に行くと、ヨンがベンチで泣いていました。ヨンは「僕は李氏じゃないんだ。兄ができてうれしかったのにお姉さんも本当のお姉さんみたいに思ってたのに、僕は李氏の血を引いてないんだ。お母さんもずっと隠していて辛かったはずだ。」と言いました。ミヨンは優しく、どうであろうともヨンは私の弟だと慰めました。
夜のゴンの部屋。
「妻キム・ミョンスク、息子イ・ゴン。努力したのにまた記憶を失ってしまった・・・。」
ゴンは父イ・フィの日記を読んでいました。イ・フィは妻に自分が記憶を失ったことを明かせずに苦しんでいました。イ・フィは自分の世話をしてくれた女性(ヨンの母)とヨンにマンションを買い与え、経済的に支援していました。そしてイ・フィはヨンに父の愛を教えてやりたいと日記に書いていました。
ミヨンは日記を読んでいるゴンに声を掛けました。
ゴンはミヨンを抱き締め感謝しました。ミヨンもゴンに感謝しました。
「俺は、一瞬でもあなたと離れたくない。一緒にいよう。」
「一分一秒でも惜しいわ。」
二人は抱き合いました。
翌日のリビング。
ゴンはミヨンと一緒に暮らすとおばあさんに言いました。
おばあさんはミヨンのお母さんの許しを得てからだと言いました。
「最近の若者は浪漫がない。私たちの頃は恋に落ちたら家を飛び出して、二人だけで暮らしたものよ。最近の子どもは甘やかされているのか気概がないんだから。」
おばあさんはゴンとミヨンに聞こえるようにつぶやきました。
マンションの一階のエレベーターの前。
酔っぱらったキム・テホは隣人のセラに声を掛けました。テホは失恋じゃないと言いました。
キム・テホの部屋。
セラはテホをベッドに寝かしつけました。テホは眠ってしまいました。ベッド脇にはテホとミヨンの写真が飾られていました。そしてもう一つ、妹と写っている写真を見てセラは動揺しました。
日中のアトリエ。
ミヨンは絵を描いていました。ゴンはミヨンオリジナルの生地がプリントされた椅子で本を読んでいました。ミヨンとゴンはチラチラと目を合わせました。ゴンは本を読むといいつつミヨンを眺めていました。ミヨンは本が逆さまだとゴンに言いました。二人はミヨンのお母さんをどうやって説得するか話し会いました。ゴンはサッパの包み飯(日本語でもサッパ!)の女将は何としても俺が説得すると言いました。ミヨンもまたお母さんを説得すると頷きました。ゴンがミヨンの絵を見ようとすると、ミヨンはゴンを鉛筆でスケッチしていました。ゴンとミヨンが顔を近づけるとタク室長が現れました。
タク室長は「じゃーん」と言って新しい住宅のパンフレットを並べました。ゴンは「こんなのはガム代みたいだ」と笑いました。ミヨンは二人きりで過ごせる場所があると言いました。
ミヨンはゴンをジヨンの家に連れて行きました。
カップル・マネージャーのジヨンは二人を歓迎しました。ジヨンはブログに二人の記事を乗せることを条件に部屋を貸しました。
ゴンはミヨンと部屋を掃除しました。
ミヨンは楽しそうに買って来た食器を並べました。夜になり、ミヨンはゴンから貰ったカジノのチップに祈りを込めました。
「ゴンさんがそばにいるなんて夢みたい。」
ミヨンは涙を零しました。
「俺も、信じられなくてミヨンさんがそばにいるか何度も確かめている。どこにも行かないでほしい。俺のそばにいろ。強力接着剤みたいに。」
ゴンはミヨンの涙を拭いました。
「ゴヌシの言う通り、本物の強力接着剤になる。」
ミヨンは言いました。
「一生、俺のそばにいてくれよ。強力接着剤みたいに。」
ゴンは頭を突き合わせて、ミヨンに口づけをしました。
感想
運命のように君を愛してる18話の感想です。ミヨンは勇気を出して、愛人が仕掛けたスキャンダルからゴンを救いました。そしてゴンもまたミヨンと病気という苦難を共にする覚悟を決めました。
一方、ヨンは物忘れをする自分は遺伝病かなと心配すると、お母さんはただの健忘症だとヨンに言いました。ヨンは自分が父の子じゃないと知って、たいへんショックを受けました。素直なヨン。彼の母も、実はゴンのお父さんの世話をしたことをきっかけに、情けをかけてもらっていたのでした。ヨンの母はおカネが欲しくて愛人だと偽っていたのです。
ゴンとミヨンの障壁は、残るは「病気」だけになりました。考えられるストーリーは、ゴンが悪くなるか、無事になるか、あるいはゴンもまた別人の子か・・・などが考えられます。