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七日の王妃6話のあらすじと感想 7일의 왕비


七日の王妃6話

七日の王妃 あらすじと感想

目次


あらすじ

突然の口づけ

大君のアジト。イ・ヨク(晋城大君)はチェギョンに口づけをしました。チェギョンは逃げかえり「あんな奴が王子様のはずない」と木の棒を振り回しました。左議政のシン・スグンは庭に出て来て刀の稽古を拒んでいたチェギョンが木刀を振り回している様子を見て心配しました。チェギョンは父に刀の稽古を頼みました。チェギョンは高ぶりときめく心をどうすることもできませんでした。

チンソン大君もまたざわつく心を抱えていました。

日中の朝廷。
水害を受けた三南(サンナム)への支援を中止するよう大臣が訴えました。
燕山君は「余の政策に反対することしかできぬのか!」と怒りました。

大君の店。
チェギョンが元気よく現れ声もまなざしもそっくりな大君様かどうか確かめたいとチンソン大君に言いました。
「男に答えを求める時、女人(にょにん)はどうするべきか考えろ。それで俺がなびくとでも?」
大君は去りました。
周囲には美しく着飾った妓生がたむろしていました。

王宮。
イム・サホンとチャン・ノクスはチンソン大君の人相書きを見て先王の肖像画と見比べていました。イム・サホンは大君が現れたならまた殺せばいいと思いました。


妓房(キバン)。
両班の男に扮したチェギョンは妓生の女に男を落とすテクニックを尋ねていました。恩あたちは化粧の仕方や髪の手入れなど、いろいろ話してくれました。そこにお忍び姿の燕山君が現れました。

燕山君は見事な絵を水墨画で描きました。月季花かと言うチェギョンに、燕山君は月季花(バラの花)を描き足しました。

大君のアジト。
チンソン大君は「王が米を配っていない地域に食糧を配ろう」と仲間を話し合いました。友人の一人ペク・ソッキはタニシの貝殻を置いておけば「タニシ様が来た」と噂になり大君が王位に就くときに効果が期待できるだろうと言いました。

チンソン大君は酒場でチェギョンが燕山君に「聖君になれば母の墓の前で堂々とできるだろう」と言っていたことを思い出し、何のために聖君になるのか一瞬考えました。

ユン・ミョンヘは大君のことばかり見つめていました。

そこに、妓生のように着飾ったシン・チェギョンが現れました。チェギョンは妖艶な乙女の姿で「これならいいかしら?」と大君に視線を送りました。若者たちは思わず固唾をのんでしまいました。チェギョンはチマを色っぽくめくり、ふくらはぎを手でなぞりました。ペク・ソッキはチェギョンと離れるためには嫌われることだと大君に助言しました。

イ・ヨク(晋城大君)は「今日だけは、お前のものだ」と若君の服に着替えてチェギョンと街を歩きました。大君は自分を捜している私兵を見つけると、チェギョンとともに身を隠しました。

大君の友人、チョ・グァンノとペク・ソッキはユン・ミョンヘとともにイム・サホンから奪った品物を売却する手配を行っていました。ミョンヘは10日後に自分の商団(サンダン)が使臣団とともに明国に行くのでそこで売りさばくと言いました。

庭園。
チェギョンはここでソノと三人で友情を誓い合ったと大君に言いました。
チンソン大君は昔のことを思い出しました。
「(すぐ泣くから誓ってやったのだ。)」
大君は思いました。

川。
チェギョンは川に大君を連れて行き、大君様におんぶしてもらったと言いました。
大君はチェギョンに「婚姻しよう」と言ったことを思い出しました。大君はチェギョンから顔をそむけました。チェギョンは突然、チンソン大君を押し倒すと約束の指輪を身に付けているから胸元を調べようとしました。チンソン大君は「私はチンソン」じゃないと胸をはだけさせて言いました。

チェギョンは大君を追いかけようとして川に落ちかけました。
チンソン大君は慌てて戻り、チェギョンを抱き起しました。


王の部屋。
大臣らが王の部屋に行くと、燕山君が描いた見事な花の水墨画が床に置かれていました。
「余はこの画を売った金で民を救済する賑済庁(チンジェチョン)を設立する。ゆえにそちたちは高い値で買い取って欲しい。」
燕山君は言いました。
「殿下。どうして殿下のご尊画に値をつけられましょうか(恐れ多いことでございます)。」
大臣のが言いました。
「王命だ。好きに値をつけよ。さあ、見られよ。」
燕山君は言いました。
「有難き幸せにございます。」
大臣たちはひれ伏しました。

晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)はチェギョンを野原に連れて行きました。

♪あなた様に恋しています。この胸が赤く染まったら、夕焼けに濡れたと思ってください。大丈夫ですから気にせずに行ってください。振り返ることもなく心配することもなく、思い出はなにひとつ懐かしまないでください。一時期は共に過ごしたけれど、それも私だけが覚えています。愛する人よ、私のこの愛を、毎日夜空に照らします。恋しくて忘れられない時は、月明かりが降り注ぐ折りに私を思い出してください・・・(歌が流れる、※ドラマから引用いたしました)♪

晋城大君(チンソンテグン)はチェギョンを「晋城大君之墓」に連れて行きました。そして「チェギョンという女と情を交わし唇を奪った」と墓に向かって言いました。チェギョンは無礼なことを言う大君の頬を叩こうとしました。大君は厳しい口調で「よく効け。私はナクチョンだ。女もいる。チンソン大君を思うなら奴を口実に俺に言い寄ることはやめるんだな。死んだ者が哀れだ」と言って去りました。
「(お前が慕っていた晋城大君はもういない。死んだのだ。)」
大君は去りました。

雨が降りました。
チェギョンはいつまでも晋城大君の墓の前に座っていました。

夜のタニシのアジト。
チンソン大君が帰ってきました。
「私がいない間に兄上と親しくなったんだ!」
チンソン大君は苦しんでいました。
「今日は共に過ごし、その前は口づけもした。愛のある復讐と?」
ユン・ミョンヘは大君に言いました。
「もう終わったのだ。」
荒ぶるチンソン大君はユン・ミョンヘにキスをしました。
大君の衣を返しに来たチェギョンはその様子を見てショックを受けました。
チンソン大君は表に自分の衣が掛けられていることに気が付いて慌ててチェギョンを捜しました。
チェギョンは傷ついた様子で道を歩いていました。

燕山君は通りでチェギョンに会いました。チェギョンはその場で崩れ落ちました。
「チェギョン!」
「殿下・・・・殿下・・・。私はなんてことをしたのでしょう。私は自分がわからないのです。どうして・・・一体どうして・・・。」
「立つのだ。濡れてる。チェギョン!チェギョン!」
燕山君は気を失ったチェギョンを抱いていました。

チンソン大君はチェギョンが王に抱かれる様子を見ていてもたってもいられなくなりました。
そこに(イム・サホン)の間者が現れチンソン大君とソノを追いました。

妓房(キバン)。
大君に似たナクチョンという男に出遭ったというチェギョンは「大君さまに顔向けできません」と泣きました。

イム・サホンは間者に次こそ大君を殺すよう命じました。

アジト。
「あの女性を忘れられないなら私が直接手を下す」
帰って来た大君にユン・ミョンヘは言いました。

王の部屋。
燕山君は顔もわからぬ大君の遺体と対面した過去を思い出していました。そして大君が内官の姿で「死よりもつらい苦痛を味わってもらいます兄上」と刀を抜く夢を見て飛び起きました。

チンソン大君は内官の姿で母のチャスン大妃に会いました。「もう逃げ隠れしない道を選びたい。会いたかったです」と大君は母に言いました。

チャスン大妃は大君が着ていた内官の服を抱き締めて泣きました。

王の部屋。
燕山君は弟が編み笠を被っている絵を描いてイム・サホンとチャン・ノクスに「ナクチョン」という男がチェギョンに会ったと話しました。燕山君は「承命牌(スンミョンペ)」という王命を賜ったことを示す札をイム・サホンに渡し親衛隊と官軍を使う権限を与えて生け捕りにするよう命じました。

王宮の廊下。
チャン・ノクス(張緑水はどうして王が大君の生存を知ったのか、大妃も生存を知っていたら殺せなくなるとイム・サホンに言いました。
イム・サホンは左議政の娘シン・チェギョンを利用すれば大君も罠にかかるだろうと言いました。


日中の晋城大君の墓。
チェギョンは一人で墓に行き拝礼しました。
「大君様。失望されたでしょう。許しを請いに来たのでお怒りをお鎮めください。ごめんなさい。ごめんなさい。あんな人をあなたと思うなんて。でもとても恋しくて・・・私医はどうかしていたのです。」
チェギョンはお供え物の握り飯を泣きながら食べました。

夜のアジト。
「我々は英雄ではなく民の希望である。我らの天は朝鮮の民を見捨てていないと」
大君の友人の一人、チョ・グァンノは手下の前で演説しました。
「民にタニシがついている。そう思わせればいい。」
ペク・ソッキは言いました。
「私も行く。一緒に行こう。」
チンソン大君は手下を率いて米を配りに行きました。

イム・サホンの手下はチェギョンを尾行していました。
尾行に気づいたチェギョンは全速力で逃げました。

覆面をしたペク・ソッキとチョ・グァンノは米を配り塀を乗り越えました。
「お前は!」
チョ・グァンノは逃げて来たチェギョンを見て驚きました。
「男のくせにビビるなよ!」
ペク・ソッキはチョ・グァンノを押しました。
「きゃ~!」
チェギョンは悲鳴を上げて逃げました。
「しーっ。我々の邪魔をするな。」
チンソン大君はチェギョンの口を手で覆いました。

回想シーン。
燕山君の前でチェギョンを邪魔者なので二度と関わりたくないと言う大君。
チェギョンをかばい、罪を着た大君。

「なぜ逃げるのですか?罪がないのに。」
チェギョンは言いました。
「罪がなくとも・・・。」
大君は言いかけました。
「死ぬことがある。」
チェギョンは続きを言いました。
チンソン大君は一瞬驚き、チェギョンのもとを去ろうとしました。
「間違いない。間違いない。どうして違うと言ったの。間違いない。
チェギョンはチンソン大君に背後から抱き着きました。ユン・ミョンヘは二人を見て立ち尽くしていました。

感想

七日の王妃6話の感想です。なんだか燕山君(ヨンサングン)がいい人っぽくなっていますね。普通のお兄さん、みたいな感じに。そして臣下がめっちゃ悪い人になって民の救済を拒んでいます。しかしそんな普通っぽい燕山君が悪女チャン・ノクスとデキちゃいますか。史実が固定観念となりドラマの邪魔をしているので、ちょっと説得力が足りません。

うむむ。

家族は今回はつまらないと評しています。やはりリアリティーを感じないせいなのでしょう。

私はそこまで悪くない、よくある恋愛ドラマと思っていますが・・・。

続きが楽しみです。

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