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七日の王妃17話のあらすじと感想 7일의 왕비


七日の王妃17話

七日の王妃 あらすじと感想

目次


あらすじ

捕らえられた王子

チェギョンは金吾門から出て来た父、益昌府院君(シン・スグンのこと)に声を掛けました。父はチェギョンを見てどうして都城(トソン)に戻って来たのかと娘を心配しました。チェギョンは処刑されたソノたちタニシは情報を米と交換して集めて大臣らの不正を暴いて正義のために活動していたのであり謀反を計画していたとしても実行していないと抗議しました。シン・スグンは燕山君の信頼を得て家門を守るためには自分がやるしかなかったと言いました。チェギョンは父がそこまでして暴君を守るのは悪いことだと言いました。
「私のせいですか?私と大君をおびき出すためだったのですか?」
チェギョンは言うと、義禁府(ウイグムブ)に駆けだしました。

義禁府。
チェギョンが駆け付けると、まさにイム・サホンが晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)を捕縛して連行しているところでした。イム・サホンはチェギョンにチンソン大君が国王を殺そうとしたのだと言いました。

チンソン大君は投獄されました。

王の部屋。
チェギョンが王に会いに行くと、燕山君は傷の手当をしてもらっていました。
燕山君はチェギョンに「お前が約束を破ったのだから償ってもらう」と言いました。シン・スグンも部屋に入って来て国王の傷を見て驚きました。燕山君はシン・スグンがチンソン大君を捕まえなかったからこうなったと言いました。シン・スグンは唖然としながら王の体を気遣いました。燕山君はシン・スグンが大君を庇ったことを知っていました。燕山君はシン・スグンの蟄居(ちっきょ)を命じました。シン・スグンは涙を流しながら部屋から出て行きました。

大妃の部屋。
チャスン大妃はすぐに義禁府に行くと言って暴れました。尚宮(サングン)は出入りが禁じられていると言いました。

朝廷では大臣たちが晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)の無実を訴えていました。イム・サホンはそれを見て国王は聞き入れるはずもないと舌打ちしました。


夜の義禁府。
燕山君はチンソン大君に会いに行きました。
「どうだった?私の芝居は。なぜここまでするかわかるか?お前を殺すために名分が必要だった。この世から葬り誰もお前の名を口にできぬよう確実に殺したかったのだ。」
燕山君が言うと、チンソン大君は大声を出して叫びました。
「私を殺したところで、私が消えるはずありません。断じて!兄上を許しません!」
チンソン大君は怒鳴りました。
「許さぬだと?そんな機会を与えるものか。夜が明けたらお前を凌遅刑に処してやる。」
燕山君は言いました。
「必ずや、殺してください。でなければ、私が兄上を殺します。」
「何も無い王子のくせに、余に刃向かうとは。何度死ねばわかるのだ?」

王宮の王の書斎。
燕山君が居座り続けるチェギョンに会いに行きました。燕山君はチェギョンに「生きることも死ぬことも許さぬ。それが余がそなたに与える罰だ」と言いました。チェギョンは「いっそ殺してください」と言いました。燕山君は明日昭義門(ソウィムン)でチンソン大君を処刑すると言いました。チェギョンは慎家のために大君を殺さないで欲しいと言いました。チェギョンは両手を突いて、燕山君に一生お仕えすると頼みましたが「余はもうそなたを信じられぬ」と断りました。もし処刑を免れたとしても、盗賊として一生歩けぬようにしてやると燕山君は言いました。

パク・ウォンジョンの家。
パク・ウォンジョンはユン・ミョンヘとペク・ソッキとチョ・グァンノと話し合って何とかして大君を救い出さねばならないと考えていました。

翌朝の宮殿の前。
燕山君の前にチンソン大君が連れて来られました。チンソン大君は妻だけは見逃して欲しいと懇願しました。イム・サホンは王族なので極刑にせず足の筋を切る罰にするという王命を読みました。チンソン大君の刑が執行されました。チェギョンは離宮に幽閉されました。チンソン大君の身分は永久に子孫も平民として、王室との接触を禁じられました。

(ええっ!?)


チンソン大君はパク・ウォンジョンが引き取りました。目覚めたチンソン大君は友人たちが見守る中、叫び声を上げました。

離宮。
チェギョンの前に内官と女官たちが現れ「殿下からの贈り物です」と高価なノリゲなどが膳に乗せられて来ました。チェギョンは受け取りを断りました。

大君の家。
チンソン大君はチェギョンの夢を見ていました。チェギョンは大君の傷の世話をしながら「心が痛むのです。早く来てくれないかと。私をひとりにしておくのですか?」と言いました。そして「私たちがこうやって一緒にいられるのは夢だからです。だから早くよくなってください」と言いました。チンソン大君は気が付くとひとりで部屋の中にいました。

夜の部屋。
チンソン大君はパク・ウォンジョンが、執行人を買収して筋は切らなかったので傷は必ず回復すると言っていたことを思い出しました。

大妃の部屋。
燕山君は酔っぱらって大妃に会いに行きました。そしてヨクの夢を見るので消す方法を教えてくれなければ自分が死にそうだと言いました。チャスン大妃はすべて自分のせいで、5年前までは燕山君を息子と思っていたが、何度も裏切ったので、もう暴君として歴史に名を残すほかないと怒鳴りました。燕山君は手を上げそうになると、死にたくなければ黙れと言いました。

王の部屋。
燕山君はいつだって大妃は自分のことを息子と思っていなかったと言いました。そして実母を救うため母を死に追いやった大臣や側室、関係者を捕まえるようイム・サホンに命じました。

燕山君は成宗の側室らを殺し、民を虐殺しました。

大君の家。
チンソン大君はチェギョンの乳母の世話を受けて回復していました。ペク・ソッキとチョ・グァンノは朝廷の情報を大君に伝え、チェギョンと大妃は監視されていると言いました。

王の部屋。
チャン・ノクス(張緑水は王の食事の介添えをしながら、全羅道の観察使(クァンチャルサ)となったイ・グィヨンの献上品「鹿のしっぽ」と従事官(チョンサガン)に昇進したチェ・チャンからの烏骨鶏であると説明しました。燕山君は内官にヨクの回復具合を見てくるように命じました。

屋敷。
内官がチンソン大君を見に行くと、大君は杖を突きながらやっと歩き、そして転倒しました。チンソン大君は部屋に入ると、内官が杖を確かめている様子を観察しました。乳母は、内官に米のようなものを投げて追い出しました。

離宮。
燕山君はチェギョンに会いに来ました。チェギョンは国王に心を閉ざしていました。燕山君は「明日も来る」とだけ言い返りました。次の日も、燕山君が会いに来ました。チェギョンは王様を形式的に迎えるだけで、無視していました。

ある日。
チンソン大君はパンジョン(反正)の計画を立てました。チョ・グァンノは、王の護衛は宣宗官庁(ソンジョングァンチョン)と内禁衛(ネグミ)、扈衛庁(ホウィチョン)の合計二千人いて夜の見張りは五百人、王の護衛は百人だと地図を見ながら説明しました。ユン・ミョンヘは五衛都總府(オウィドチョンブ)は大君の味方になり幹部は父の味方だと言いました。チンソン大君は官軍を王宮からおびき出すことに決めました。

離宮。
燕山君はチェギョンに会いに来ました。なぜ毎日来るのかチェギョンは尋ねました。燕山君はチェギョンが自分の近くにいるのが不思議で毎日会いに来なければ気が済まないと言いました。チェギョンは婚姻を許したのは間違いだったと言いました。燕山君は弟が結婚して自分を憎むようにしたほうが政治的に都合がよかったと言いました。チェギョンは言い返そうとしましたが、燕山君にもう会いに来ないように言いました。なぜかと問う燕山君に、チェギョンは王様と大君、どちらに何かあっても自分は死ぬことになるので期待しないで欲しいと言いました。

王の部屋。
「余にくれるというのは死んだ心だけだと?」
燕山君はつぶやきました。

離宮。
チェギョンは覚悟を決めていました。

パク・ウォンジョンの家。
パク・ウォンジョンは地方のタニシの情報を掴み、政治仲間と話し会っていました。その情報によると、地方に追いやられた役人は地元の首領と手を結んで蜂起して、都城(トソン)に向かっていました。


パク・ウォンジョンは「我々も手を打つべきだ。反乱軍に先を越されては朝廷にいる我々は排除されかねぬ」と危機感をあらわにしました。

日中の朝廷。
イム・サホンは出勤してきた大臣らに今日は王様はお休みなので自分が会議を仕切ると言いました。大臣の一人は地方で反乱が起きていると言い、大臣たちは会議をせずに帰りました。

イム・サホンは部下から反乱の報告を受けましたが燕山君には報告しませんでした。

夜のパク・ウォンジョンの家。
パク・ウォンジョンは、ユン・ミョンヘに策を求めました。ユン・ミョンヘは妙案があると言いました。

大君の部屋。
チンソン大君は反乱軍を利用して官軍をおびきだす計画を立てパク・ウォンジョンに協力を求めました。チンソン大君は、燕山君が反乱軍に恐怖を覚え、官軍を鎮圧に投じる方向に仕向けるよう頼みました。


日中の王宮。
内官はシン・スグンの手紙を燕山君に届けました。

離宮。
チェギョンは夫のことだけを想っていました。
燕山君はチェギョンに会うと、シン・スグンからの手紙を見せ、読むように命じました。
「覚えておいででしょうか。王子様だったころにくださったご誕生祝いの招待状です。」
チェギョンは手紙を読みました。
「殿下。私めは多くの月暈(月の光輪)を見てまいりましたが、慶会楼(キョンフェル)で見た月暈には及びませんでした。月暈のもとで殿下と交わしたお酒が恋しいです。」
「殿下。悪夢を見られたときには月見草を・・・。」
チェギョンは読みかけましたが、燕山君はやめさせ左議政の文才のなさをなじりました。
「今のお前のその表情は何だ。余を歓迎しないのか?余を無視するのか?」
燕山君は言いました。部屋には燕山君が贈った数々の装飾品が積まれていました。
「私は罪人です。罪人がどうして高価なものを身に付けられましょうか。」
チェギョンは言い返しました。
「これからは余が直接持ってくる。」
燕山君は帰りました。
チェギョンの額には汗がにじんでいました。チェギョンは父の手紙を見て「お父さま・・・私はどうしたらよいのですか」と泣きました。

シン・スグンの家。
パク・ウォンジョンが会いに来て先王の密旨(みっし)について触れ、選択を迫りました。
「私は選択しました。暴君イ・ユンを廃して晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)イ・ユンを王にします。大監(テガム)も選択してください。大監(テガム)にとってはつらい選択です。妹を選択するのか、娘を選択するのか。答えにくいのであれば言い方を変えます。国王の臣下として死ぬか、あるいは、娘の父として生きるのか。娘を選択するのであれば今日は動いてはなりませぬ。動けば我々の計画を王に知らせたとみなしてただではおきません。たった一人の娘だから、生かすべきでは?」
パク・ウォンジョンは、はっきり言いました。

屋敷。
ペク・ソッキとチョ・グァンノは、大君に反乱軍は果川(クァチョン)に1日留まっていて、もうすぐミョンヘが合流すると伝えました。
晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は友人たちとともに行動に出ました。

街道。
晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は友人らとともに国王への献上品を運ぶ行列を襲って兵士を捉えて衣服と献上品を盗みました。

城門。
晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は献上品を運ぶ武官に成りすまして城門をくぐりました。門を見張っている仲間の武官は大君らを通しました。

晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は宮殿に乗り込み、まずは母に会いました。
「母上。」
「ヨク・・・。」
「待っていましたか?私は戻りました。」
大君は母の手をとりました。

夜の離宮。
「誰なの?」
チェギョンは扉が勝手に開いたので怯えました。
「チェギョン。私だ。待たせたな。私の手を忘れたか?」
晋城大君(チンソンテグン、のちの中宗)は覆面を取りました。
チェギョンは涙を流して大君を抱き締めました。

感想

七日の王妃17話の感想です。あっさりと、チンソン大君が王宮に乗り込んじゃいました。カットされたのかな?よくわかりませんね。王様はどうなっちゃったのでしょう。

燕山君がチェギョンにいっぱい贈り物をして・・・いったいどうなっちゃったのか、チェギョンに対してだけは普通の男として求愛しています。まったくもって理解不能。チャン・ノスクは性欲を満たす友人で?チェギョンは求婚する人。男の人の考えることはわかりませんね(笑)誰でもそういう欲望があるのかな?女性は二役はこなせませんから、二人以上必要なんでしょうね。

チンソン大君、意外と無事でした。

そして今回からユン・ミョンヘの服がオリジナル衣装から、両班の夫人の服に変わってます。まさか、やっぱりチンソン大君の正妻にでもなるのかな?

それで、挙兵シーンが無くて(お金かかるせいかしら)、いきなり宮中に乗り込む場面からスタートしました。

チャンバラシーンも一切無し(笑)

ちょっと酷いんじゃないかしら。

すごく、手抜きです。

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