マスケティアーズ-パリの四銃士13話(シーズン2, 3話)のあらすじネタバレ感想(The Musketeers)
マスケティアーズ キャスト
ダルタニアン・・・ ルーク・パスカリーノ(1990年生まれ)声優:宮野真守アトス・・・トム・バーク(1981年生まれ)声優:福田賢二
アラミス・・・サンティアゴ・カブレラ(1978年生まれ)声優:中村悠一
ポルトス・・・ハワード・チャールズ(1983年生まれ)声優:三宅健太
トレヴィル(東地宏樹)、リシュリュー枢機卿(大塚芳忠)、フォア将軍(てらそままさき?似てる)、アンヌ王妃(清水理沙)、ルイ十三世(河本邦弘)、コンスタンス(花村さやか)、ミレディ(林真里花)
2014年-2016年全シーズン3 脚本 エイドリアン・ホッジス
シーズン2-03
マスケティアーズ-パリの四銃士13話 シーズン2, 3話 正義の反逆者のあらすじネタバレ感想
今回のゲストはスペインのムーア人のタリク元将軍と彼のたった一人の肉親の娘サマラ。ムーア人はスペインから差別され迫害の対象となっていました。
私はタリク将軍の声を聞いてもりかして「相棒」の寺脇康文さんの声じゃないかとすぐに気が付きました!ドラマを後で見返してみるとやっぱり!タリク将軍の声優は寺脇康文と書いてありました。ドラマを見てると無意識に亀山刑事が脳裏に浮かんで来たのですよ!寺脇さんは、普段の演技と違ってタリク将軍の武人の雰囲気に合わせようと努力した痕跡がありましたが、やはりアトスたちプロの声優さんのそれにはちょっと及ばない印象を受けました(笑)
「元の役の人の演技を損なわないように・・・。男らしいし、肝の据わった男で・・・。」
寺脇さんも考えて演じられていらようですね!
ロシュフォールはサビーヌという女性に「ドレスと王冠」を着せて女王様とかしづきました。
「王妃。」
「あいしてるわ。ロシュフォール。ずっとあなたに会いたいと思っていた。帰国をどれほど心待ちにしていたか。」
「はい。」
「国王とは形だけの夫婦。私の思う人はあなただけ。私をあなたのものにして。」
「ああ。王妃様。誰より愛してます。」
(何かの予行演習なのか、変態なのか・・・)
今回のマスケティアーズ、パリの四銃士のあらすじは、パリのスペイン大使に監禁されている娘サマラを助けようとタリク元将軍がルイ十三世に謁見しようとトレヴィル隊長に剣を突き付け四銃士にバレてしまいました。四銃士はタリク元将軍をルイ十三世に謁見させました。
タリク元将軍はルイ十三世の前で石像を少量の爆薬で粉々に爆発させました。タリク元将軍は火薬の製造法を書いた暗号をルイ十三世に渡してこの暗号を解きたければ娘サマラを助けてほしいと取引を持ち掛けました。ルイ十三世は銃士隊にサマラの救出を命じました。
バルタザールはタリク元将軍の娘サマラを監禁していました。ペラレス大使はバルタザールに娘はまだ殺してはならぬ、一番の目的はサイファーだといいました。
アンヌ王妃の息子、王太子は病気になり苦しそうにしていました。
ペラレスはルイ十三世にアラマン・タリク元将軍をスペインに引き渡してほしいといいました。ルイ十三世が娘が誘拐されたというと、ペラレスは調べてみようと、とぼけました。
ミレディ・ド・ウィンターは見張りの兵士に金貨を渡してルイ十三世に会おうとしていました。
ルイ十三世はスイスの医者を呼んでさまざまな金属を王太子に飲ませる科学的治療をするように命じました。コンスタンスは乳飲み子がそのようなことをすれば死んでしまうと発言し、卑しい身分の言葉にルイ十三世は不快な表情を浮かべました。
アラミスは苦しむ王太子を抱いているアンヌ王妃をドアの隙間から見つめました。アンヌ王妃は一瞬アラミスを見たような気がしましたが、アラミスを好いている王太子の教育係の侍女が「今はちょっと無理よ」とドアを閉めました。
ミレディはルイ十三世に挨拶しました。
スイスの科学者はヒルに王太子の血を吸わせて瀉血するといいました。コンスタンスは血を抜くと王太子が死んでしまうとたいへん心配しました。
四銃士とタリク元将軍は町の市場でバルタザールと娘サマラとタリク元将軍の人質交換に臨みました。アラミスが建物の窓からバルタザールを狙撃しようとすると、赤ん坊と、赤ん坊を抱いた母が通りがかり動揺してしまい人質交換は失敗になり、ポルトスと娘サマラがバルタザールに連れ去られ5人のフランス国民の死者が出ました。
ルイ十三世は王太子を治療できなければ打ち首にすると科学者に言いました。科学者はヒルで血を抜くというと、それを聞いたアンヌ王妃はショックで部屋に逃げ帰りました。王妃の部屋にロシュフォールは現れました。
「よろしければ、お傍にいます・・・・・・・。」
ロシュフォールは意味深な言葉をアンヌ王妃に言いました。
タリク元将軍はサイファーという暗号解読機を持っていませんでした。サイファーを持っているのは娘のサマラでした。アトスはタリク元将軍にサマラを助けたければ再び人質交換の場に行くべきだといいました。
ポルトスは大腿部にボウガンの矢を受け重傷を負っていました。サマラは激しい痛みに苦しむポルトスのことが心配になりました。サマラはポルトスに、フランスで生まれたからといってもあなたはよそものよと言いました。ポルトスが母はアフリカ出身だというと、サマラはそこがあなたの故郷よとポルトスに言いました。サマラはいつかモロッコに戻るのとポルトスに言いました。
「彼の光で、私は自分の居場所へと導かれた。私の夜はおのずと朝日のようにきらめき私はこの自分が彼であるのを見た。彼はこの自分であり私の輝きだ。」
サマラはブランデーがないのでポルトスに詩を読んで気を紛らわせてあげました。
(神、いわゆるGodは自分の中にいる、ということに気付いた幸福を綴った意味でしょうか?)
「あのひとは私を責めるはず。スペイン人だからぜんぶ私のせいになるの。息子の病気もね。」
アンヌ王妃はロシュフォールに言うと、不謹慎だと自分を責めました。
「あなたは思ったことを言ってください。私は秘密を守ります。」
とロシュフォール。
「座ってロシュフォール。ここには友達があまりいないから、感謝してる。優しい人ね。」
アンヌ王妃は言いました。
「愛してます。・・・・・・臣下として、われらが王妃のことを。」
ロシュフォー.ルはアンヌ王妃の手の甲に口づけをしました。
ポルトスはサマラに自分の脚を縛るように言いました。サマラはドレスの裾を破いてポルトスの脚に結びました。ポルトスはボウガンの矢を大腿部から引き抜きました。
「痛い・・・だが武器は手に入った。」
ポルトスはボウガンの矢を示しました。
ルイ十三世は市場で殺戮が起きたことにうんざりしてサイファーのことはどうでもいいと言いました。
「もうたくさんだ。はっきりいってお前は厄介者。」
ルイ十三世はタリク将軍をペラレス大使に渡しました。ペラレスはナバスにタリク将軍を護送まで拘束して監視するように言いました。
薄暗い夕方、ボナシュー夫人コンスタンスは王太子をこっそり宮殿から連れ出し治療のためにクリーニング屋の蒸気のある部屋で寝かせました。
ミレディはルイ十三世に会い盗まれたはずの指輪を渡しました。ルイ十三世は指輪を守ってくれたとミレディに感謝しました。
「お前は聖女だな。ミレディ。」
ルイ十三世がミレディに言うと、ミレディは孤独な魂がお互いを慰めあっているだけとルイ十三世と熱い接吻を交わしてねんごろな関係になりました。
ボナシューはコンスタンスに誰の子だと嫉妬しました。コンスタンスはダルタニアンの子じゃないとボナシューに言いました。
夜になりタリク将軍はパリで娘が監禁されている屋敷に連行されました。ナバスは見張りのバルタザールにアラマン将軍は国で公開処刑されるので殺さないようにサイファーのありかを聞き出すよう命じました。
「ムーア人は手が焼けるなぁ。動物みたいに根性を叩き直してやる。」
サイファーはバルタザールに拷問を加えました。
アンヌ王妃は王太子がいないと騒ぎ出し、ロシュフォールは教育係を逮捕してコンスタンスを捜しに行きました。
「あの子を見つけて!はやく!お願い。どうしよう。早く陛下に報告しないと。」
アンヌ王妃は叫びました。
朝になりました。
豪華な食卓の机の下で、ミレディはドレスを着たままルイ十三世の股間の上に座っていました。
「こんな女は初めてだ。これをとっておけ。私の称賛のしるしだ。」
ミレディはルイ十三世に口づけをしました。
そこにアンヌ王妃が現れ二人を目撃しました。
「みな下がっておれ。」
ルイ十三世が言うとロシュフォールと侍従たちは無言で部屋を出ました。
アンヌ王妃は王太子がいないと言うと、ルイ十三世に背中を向けて部屋を出ていきました。
四銃士はポルトスとタリク将軍とサマラが捕らわれている建物の近くに集まりました。
バルタザールはサマラを傷つけようとすると、タリク将軍は本の中にサイファーがあると白状しました。サマラはドレスの中から本を取り出すとサイファーを見せました。
四銃士は建物の中に突入しました。
(かっこいい!)
「武器をしまいたまえ。この男はスペインの保護下におかれている。」
ペラレスは四銃士に言いました。
タリク将軍は、自分の意思でサイファーをスペインに帰り教え、裁きを受けると約束すると、ペラレスはサマラとポルトスの身柄を四銃士に引き渡しました。
「行きなさい。自由になるんだ。父さんはいつもお前を見守っている。お前は我々の尊厳と平和が守られる世界を作るんだ。お前に任せたぞ。さあ行って。行け!」
タリク将軍は自分に抱き着くサマラに言いました。
ロシュフォールはコンスタンスの居場所を突き止め王太子を取り戻しコンスタンスを王の御前に突き出しました。
「私はお命を救おうとしただけです。」
コンスタンスの気持や考えは権力と欲望の前にはゴミ同然でした。
「王妃に伝えろ。ロシュフォールが王太子をお救いしたと。」
ロシュフォールは騎士泰然と振る舞いました。
タリク元将軍は暖炉の前で銃を磨いているバルタザールと話し合っていました。
「フランスはサイファーをあきらめると思うか?ふっ・・・根拠なき憎悪は恐ろしい。まともな感情を抑え込み良識と理性を消し去る。ムーア人は皆ああだとか白人はみなこうだとか言いだしたとき、人は分別を放棄して弱さをさらけ出す。ほら。サイファーを貸せ。使い方を教える。」
タリク元将軍が言うとバルタザールは本を将軍に渡しました。タリク元将軍は本を暖炉の中に投げ込むと、バルタザールはタリク元将軍の胸を撃ちました。
「あいにくだ。本はこの通り無事だ。」
バルタザールはすぐに暖炉の中から本を取り出しました。
「最後まで、察しが悪いな。ぬぅっ・・・。」
タリク元将軍は本の背表紙の中から抜き出した爆弾を暖炉の中に投げ込みました。建物は粉々になりタリク元将軍とサイファーは死にました。
「父さん!父さん!」
建物の外に出ていたサマラは父を捜そうとしてポルトスに制止されました。
ルイ十三世はコンスタンスを絞首刑にするよう命じました。
「お許しください!それだけはご勘弁を!」
コンスタンスは叫びました。
「科学者として申し上げますと、ご回復は蒸気のおかげ。ボナシュー夫人がお命を救ったのです。」
科学者はルイ十三世に言うと、ボナシュー夫人コンスタンスは放免されました。
ルイ十三世はサイファーが無くなり銃士隊に失望しました。トレヴィス隊長は製法はスペインに渡っていないと釈明しました。
「付き合えロシュフォール。歩きながら国務の相談を。」
ルイ十三世は親衛隊長のロシュフォールと二人きりで部屋を出ました。
パリの街。サマラは故郷のモロッコに発つと言いました。ポルトスはここ(銃士隊)が自分の居場所だと言いました。サマラはポルトスに詩集を渡し、感謝しました。
「偉大な人だった。英雄だ。」
ポルトスはサマラをなぐさめました。
「父に頼り切っていたから心細くなるわ。」
サマラはポルトスに言いました。
「俺は、おやじを知らない。俺をおふくろを捨てたんだろ。たぶん。今君はつらいだろうけどうらやましい。悲しみが癒えたら思い出だけが心に残る。宝物だ。」
「さよなら、兄さん。」
* * * end * * *
今回も意味深なセリフがいくつか出てきましたね。マスケティアーズのオープニング、毎回見るたびにわくわくさせられます。四銃士の演出がたいへんかっこいいのです。ミレディはなんとルイ十三世とHをしてしまったようですね。ルイ十三世がたいへんお喜びになっていました。あんなことやこんなことをして楽しい夜を明かされたのでしょう。今回は四銃士よりもタリク元将軍が目立っていました。
アラマン・タリク将軍の俳優は?
マスケティアーズのタリク将軍を演じている俳優の名前を調べてみました。タリク役の俳優さんのお名前はColin Salmonさんというそうです。コリン・サーモンはロンドン出身のイギリスの俳優です。出演作は007/トゥモロー・ネバー・ダイ, ワールドイズノットイナフ, バイオハザードなど。近年の出演は2010-2013のARROW/アロー(テレビシリーズ)と2012のバイオハザードV リトリビューション。