華政ファジョン-22話 あらすじネタバレ感想
華政(ファジョン)の主なキャスト
光海君(クァンへグン)・・・チャ・スンウォン
貞明公主(チョンミョンコンジュ)・・・イ・ヨニ
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)・・・キム・ジェウォン
監督・・・キム・サンホ監督「アラン使道伝」
脚本・・・キム・イヨン「トンイ」「イ・サン」「馬医」「ホジュン(チョン・グァンリョル主演)」
2015年作
華政ファジョン-22話のあらすじ
火器都監(ファギトガム)の無人の倉庫。カン・イヌはホン・ジュウォンにファイについての真実を話せばお前は耐えられないと言いました。
「お前は前にも言ってただろ?"たとえ公主様が生きていても私は主上の味方"だと。ホン・ジュウォン。それがいまのお前だ。」
「それがファイと何の関係がある。」
「ファイが主上の敵なら?公主媽媽と同じく主上の敵だとしたら?主上かあの者か一人しか生きられないとしたら、お前はどちらを守る?」
「それはどういう意味だ。ファイがどうして王の敵なんだ!」
ホン・ジュウォンは声を大きくして言いました。
「ほらな。やはり答えられない。ゆえにお前は関わるな。今のお前にその(ファイ(チョンミョン公主)について尋ねる)資格はない。」
ファイは仁穆大妃(インモクテビ)キム氏の屋敷を出て連行される仁穆大妃(インモクテビ)キム氏を見つけました。
「お母さま!お母さま!」
ファイは泣き叫ぶ仁穆大妃(インモクテビ)キム氏が兵士に連行される様子を見てつい母と言ってしまいました。そこにカン・イヌが現れファイ(チョンミョン公主)の両腕を握り制止ました。
「今公主媽媽が行けばあなたも大妃媽媽も危険です!」
「離して!あなたに何がわかるというの!」
「なんというおつもりで?あなたが公主と名乗るつもりですか?公主媽媽が陰謀を暴かれるというのです?誰が信じるというのですか。媽媽を主上が信じると思いますか。大妃媽媽に危険が及びます。」
「ならば、どうしたらいいの?私はどうすればいいの・・・。」
ファイ(チョンミョン公主)は涙をぽろぽろと零して泣きました。
「私が何とかします。媽媽を、私がお助けします。よろしいですね?もう遠慮はしません。今は昔と違います。今度は私が媽媽を守ってみせます。」
カン・イヌは公主の腕を掴みながら言いました。
火器都監(ファギトガム)の校理(キョリ)の部屋。
ホン・ジュウォンはファイ(チョンミョン公主)が光海君(クァンへグン)の敵と聞き動揺していました。
光海(クァンヘ)君の執務室。
光海君(クァンへグン)は大北(テブク)派の重臣とホ・ギュンとで話し合っていました。
「庶子が王になり肉親を殺した・・・。大妃がこの書状で本当に逆徒を扇動したのか?」
光海君(クァンへグン)イ・ホンは書状を机に叩き付けました。
「大妃は否認しました。しかし逆徒が大妃から文書を受け取ったと言ってます。」
文昌府院君ユ・ヒブンは王に言いました。
「殿下。速やかに処罰を決めるべきかと。大妃とて謀反の罪を免れません。厳罰に処すべきです。」
蛟山(キョサン)ホ・ギュンは王に言いました。
「しかし国の歴史に子が母を罰したことなどありません。」
チョン・イノンは言いました。
「だからといって逆徒を許すわけにはいきません。」
ユ・ヒブンは大妃を捕らえた功労が欲しくて言いました。
「大妃を慕う重臣たちが反発するだろう。」
チョン・イノンは言いました。
「いいえ大監。西人(ソイン)の重臣たちはみな返答に窮しておりました。またとない機会です。」
蛟山(キョサン)は言いました。
西人(ソイン)の会議室。
「青天のへきれきとはこのことか!大妃様が謀反だと?」
重臣の一人が興奮して言いました。
「前と同じようにはめられたに違いない。そうであろう?」
イ・グィは言いました。
「そうかもしれぬ。そしてこたびも真実は明かせぬだろう。」
キム・リュは言いました。
「だからといってなぜ大監は反論なさらなかったのですか!」
イ・グィはキム・リュに言いました。
「そういう大監こそなぜ黙っていたのですか。」
キム・リュはイ・グイに反論しました。
「大監は領袖でしょう!」
「領袖だからこそ反論しなかったのです!下手をすれば西人(ソイン)が皆殺しにれます。」
「だからといって大妃様を見捨てるのですか!」
王の執務室。
光海君(クァンへグン)と数人の大臣がテーブルを囲んでいました。
蛟山(キョサン)ホ・ギュンは西人(ソイン)をこれでけん制できると大妃の処罰を王に求めました。チョン・イノンは政敵を倒すために大妃を利用してはいけないと王に言いました。ホ・ギュンは大妃を処罰するように騒ぎました。
数年前・・・都城のどこかの家。
「どういうことだ。お前たちが謀反だと?」
ホ・ギュンは部屋に入るなり両班の若者たちに言いました。
「違います。銀商人の荷物を奪っただけです。」
西人(ソイン)のパク・スンの息子のパク・ウンソは言いました。
「それを王は永昌大君(ヨンチャンテグン)を擁立するための謀反だと言ってるのか?」
ホ・ギュンはパク・ウンソに言いました。
「兄貴はこの件には関わらないでください。兄貴は赤の他人ということで。兄貴は立場の弱い庶子とは違います。巻き込みたくありません。」
パク・ウンソはホ・ギュンに近寄り言いました。
「だからといって見殺しにせよというのか。」
ホ・ギュンはパク・ウンソに言いました。
「生きて仇を討ってください!」
西人(ソイン)のパク・ウンソたち若者は官軍に連行されました。
ホ・ギュンは草むらに隠れて悔しそうに草を握りしめました。
「癸丑(きちゅう)の年にも、貴様は王座を守った。永昌大君(ヨンチャンテグン)を倒すため、私の仲間を殺した。」
(ホ・ギュンの声)
あの時、ホ・ギュンはイ・イチョムに命乞いをしていました。
「あれはイ・イチョムの策略だったのだ光海(クァンヘ)。今回も貴様は同じ選択をするだろう。大妃を殺す機会を逃さぬはず。真実など貴様には無用なのだから。」
(ホ・ギュンの心の声)
「殿下。真相を調べましょう。大妃は先王殿下の・・・。」
チョン・イノンは光海君(クァンへグン)に訴えました。
「やめよ。罪人が自白したのだろう?兵判よ。明日、王族と重臣の収議(スイ、公開討論)を招集する。大妃が謀反に関わったとなれば皆が大妃の処罰を決めねばならん。私はそれに従う。これなら文句はあるまい。余の背徳者という汚名は避けられよう。」
光海君(クァンへグン)はイ・イチョムに命じ、チョン・イノンをにらみ、ホ・ギュンを観察しました。
王の部屋。
光海君(クァンへグン)は憤りながらキム尚宮とともに部屋に入りました。
「一人にしてくれ。はあ。そうだ。そなたが言っていたとおり再び対立するであろう大妃を倒す機会が来た。ゆえに人倫にもとる行為でも私はいとわぬ。王座を守るためならやむを得ぬ。」
「殿下。殿下には落ち度がございません。以前から大妃には怪しい挙動がありました。得体のしれぬ数珠を巡り外の者と通じました。なぜ大妃でなく殿下がご自分をお責めになるのですか。」
「私が?私はこの手で肉親を殺したのだぞ。臨海(イムメ)兄上、永昌(ヨンチャン)、そして罪なきチョンミョン公主。そして、私の父上も。」
「私とイ・イチョムが暗殺したのです。」
「私は黙殺した。ゆえに私が殺したも同然だ。そうしてでも王になりたかったのだ。私が!・・・だがこのようなことは望まぬ。私に子を奪われた母を、断罪することはできぬ。・・・・・・。」
光海君(クァンへグン)は苦しみを吐露しました。
カン・ジュソンの家。
蛟山(キョサン)ホ・ギュンは酒を飲み大笑いして餌に食いついた光海君(クァンへグン)を嘲笑しました。
「今度は大監が金を使われる番です。王族と重臣を動かすのです。大妃に毒薬(ササ)を賜らせるよう上奏させましょう。」
「ササだと?そなたはそこまでするのか?」
「大妃が死のうが知ったことではありません。あ~。これは、大監への贈り物です。」
「うーん。今のうちに大妃を殺せば私が次の王を立てやすくなるだろう。」
「光海(クァンヘ)が失脚したら王室の年長者である大妃が、次の王を立てるでしょう。ゆえに光海(クァンヘ)に大妃を殺させ次はそれが偽装だと暴いて光海(クァンヘ)を倒すのです。まさに一石二鳥です。そうなれば、大監の世を作れます。」
「そなたは面白い男だ。気に入ったぞ。」
「はっはっはっは。では私を王に立てますか?李氏でなくても王になれます。」
カン・ジュソンの家の庭。
下僕たちが金品を忙しそうに運んでいました。
カン・ジュソンの妻ユン氏は「まともな馬とは限りません」とホ・ギュンへの不信を夫に言いました。カン・ジュソンは時には暴れ馬に乗る必要がある。大妃と光海(クァンヘ)を共に陥れる、まともな人間には考えの及ばぬことだと妻に言いました。
「急ぐのだ。密かに渡せ。」
「はい。大監。(下僕たち)」
王宮。
「やはりそなたも殿下も知らなかったようだな。なあキム尚宮。匂わぬか?これは偽装だ。私が思うに偽装だが殿下はご存じない。王様以外に誰が大妃を狙う?それが不可解でならん。殿下でないならだれが大妃を陥れたのだ。」
イ・イチョムはキム尚宮に言いました。
「もしかして何かご存じなのですか?大監。」
夜の都城。
カン・ジュソンの家から何台もの財物を積んだ荷車が王族の家に向かって出発しました。
妓房(キバン)。
カン・イヌは部下から父の家の動向の報告を受けました。カン・イヌはファイ(チョンミョン公主)を匿うように妓女(キニョ、妓生の女)に頼みました。
「はい大監。私たちは卑しい身分の間での結束は固いのです。」
妓女(キニョ、妓生の女)は答えました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は妓房の楽器が置かれている部屋で落ち着きがないようでした。カン・イヌは明日、収議(スイ、公開討論)が行われ大妃の処罰が決められるとファイに言いました。
「もう無実は証明できん。」
「私が、愚かだった。主上を倒すというあの者(ホ・ギュン)のことばを信じたために・・・私のお母さまが・・・。」
「いいえ。蛟山(キョサン)の狙いは主上(チュサン)です。大妃媽媽(テビマーマー)ではありません。蛟山(キョサン)と共謀した者を知ってます。その者の狙いも主上です。」
「なぜそれを知ってるの?どうして?」
「まずは奴らの目的を調べることが先決です。大妃媽媽を利用して何をするつもりなのか、私が内情を探ってみます。」
「校理(キョリ)ナウリには、助けてもらえませんよね。だから、校理(キョリ)ナウリのことを・・・。」
ファイ(チョンミョン公主)は弱音を吐きました。
「お忘れですか!校理(キョリ)は主上の味方です。あいつが本当のことを知っても、媽媽の味方にはなりません。なぜなら、主上と敵対するからです。」
ホン・ジュウォンが言うと、ファイ(チョンミョン公主)は涙ぐみ溜息をつきました。
ホン・ジュウォンは知り合いの武官に調べものを頼みました。
「ファイ(チョンミョン公主)か。失踪者と死亡者の記録だな?なぜこの者を探すのだ?」
友人の武官はホン・ジュウォンに言いました。
「私にも分からぬ。なぜ私が・・・。ああ。こうしている場合ではないのに。なぜ私は・・・。」
王の部屋。
光海君(クァンへグン)はキム尚宮から今回の事件が陰謀である報告を受けました。
「蛟山(キョサン)。おそらく蛟山(キョサン)であろう。イ・イチョムが監視するとすれば自分を辱めたた蛟山(キョサン)では・・・。大妃に会わねば。」
「大妃に会われてどうするのです。」
「真実を、真実を知りたいのだ。」
どこかの牢獄の一室。
光海君(クァンへグン)は仁穆大妃(インモクテビ)キム氏に会い礼をしました。
ホン・ジュウォンはファイの記録を見つけましたが軍役についていると武官は言いました。ホン・ジュウォンはほかに記録がないか尋ねました。
取調室。
「私の泣きっ面でも見に来たのですか主上。」
仁穆大妃(インモクテビ)キム氏は王に言いました。
「いいえ違います。真実を知るために来ました。なぜ慶運宮(キョンウングン)をお出になり重臣に会われたのですか?」
光海君(クァンへグン)は仁穆大妃(インモクテビ)キム氏に言いました。
「なぜ私に聞くのだ。主上。貴様が謀ったのであろう!」
「私は大妃媽媽を助けるためにここに来たのです。媽媽と私のどちらも助けるために。」
「どちらも助けるだと?かつても同じことを聞いた。貴様が王座に就くときに聞いた言葉よ!私は貴様に騙されわが子を失った。それでも私に向かって真実を言えというの!ネイノン光海(クァンヘ)!人情のかけらもない。どうしてそこまでして王座を守りたいの!ネイノン!」
かつて王は永昌(ヨンチャン)とチョンミョンを守ると大妃に誓っていました。
仁穆大妃(インモクテビ)キム氏は光海君(クァンへグン)の襟首を掴んで暴れました。すぐにキム尚宮と兵士が入ってきて大妃を引きはがそうとすると光海(クァンヘ)君が制止しました。
「明日大妃様の処罰が決まります。それまで媽媽のお返事を待っています。私が王座にいれば、誓いを守れぬこともありますが、それでもお待ちしています。再び裏切るかもしれません。でも今だけは待ちます。」
光海君(クァンへグン)は仁穆大妃(インモクテビ)キム氏に頭を下げました。
「いや。いっそ私を殺して!貴様の顔を見るよりましよ!貴様は私をおびき出すために公主の証を使った!私に手を差し伸べるつもりなのは背徳者と呼ばれるのが怖いからか!」
仁穆大妃(インモクテビ)キム氏は叫びました。
「いま、なんとおっしゃいましたか?死んだ公主の証とは。教えてください。どういうことですか!」
光海君(クァンへグン)は兵曹に行きイ・イチョムに蛟山(キョサン)は誰と会っていたのか尋ねました。
「蛟山(キョサン)は誰と会っていたのだ!カン・ジュソンか?」
「いいえ。会っていたのは硫黄職人です。火器都監(ファギトガム)の職人ファイ(チョンミョン公主)です。」
イ・イチョムは答えました。
夜中の都城のどこかの小屋。
蛟山(キョサン)は手下の男たちに金を渡しご苦労だったなと労い都城を出るように言いました。
ファイ(チョンミョン公主)は蛟山(キョサン)を見つけました。蛟山(キョサン)は男たちにファイ(チョンミョン公主)の言うことは信じていないということ、光海(クァンヘ)を殺し死んだ友への復讐を果たすと話していることを聞きました。
ホン・ヨンとキム・ハンボクとカン・イヌはキム・テクの家に集まっていました。王族の結論は大妃の賜死に集まっていると話し合いました。
兵曹判書イ・イチョムは兵を動員してファイ(チョンミョン公主)の捜索を命じました。
光海君(クァンへグン)はファイ(チョンミョン公主)について怪しいので知っていることはないかホン・ジュウォンに尋ねました。
「先にファイ(チョンミョン公主)を見つけなければ。」
ホン・ジュウォンはファイ(チョンミョン公主)を捜しに行きました。
火器都監(ファギトガム)。
イ・イチョムは職人たちを脅迫してファイ(チョンミョン公主)の居所を尋ねました。
カン・ジュソンの家。
カン・イヌは父に「主上を狙うのになぜ大妃まで処刑させるのですか」と問い詰めました。すると兵曹判書が兵を率いて現れました。
「硫黄職人のファイ(チョンミョン公主)はどこにいる。すぐに引き渡せ。」
イ・イチョムはカン・イヌに言いました。
妓房。
「イヌならここにかくまうはずだ。」
ホン・ジュウォンは妓女(キニョ、妓生の女)にファイ(チョンミョン公主)の居所を尋ねました。そこにファイ(チョンミョン公主)が現れホン・ジュウォンは危険が迫っているとファイ(チョンミョン公主)を連れ出しました。すぐに兵曹の兵が妓房に押しかけました。
次の日になり、ファイ(チョンミョン公主)とホン・ジュウォンは一緒に逃げました。
「ここなら見つからない。」
ファイ(チョンミョン公主)はホン・ジュウォンを小屋の中に入れました。
「ここは何の小屋だ?」
「私が蛟山(キョサン)に捕まって監禁された場所だ。」
「あなたがどうして?イヌから妙な話を聞いた。それに殿下からも。ファイ。あなたは殿下の敵だと・・・。」
「主上の命令で私を捜しに来たのか?主上はどこまで知っているのか?」
「事実、なのか?イヌと殿下の言う通り、あなたは殿下のお命を狙ったと?なぜそなたが?私は・・・そうだ。駄目だと分かっていながらあなたに会いに来た。イヌが言った私が耐えられない真実とは何なのだ?なぜあなたは殿下と対立しているのか?真っ先に私が聞きたかった。なぜ・・・私はあなたの力になれぬのか。なぜ、私にはあなたの力になる資格がないのか。ゆえに、私がファイ(チョンミョン公主)、あなたを、守りたいのだ。」
「ナウリ・・・。」
離宮。
「殿下。もうお戻りください。もうする庭請(チョンチョン、王族や重臣が王宮の庭で王命を待つ)のお時間です。」
尚膳は光海君(クァンへグン)に言いました。
「先にファイ(チョンミョン公主)に会わねばならぬ。」
光海君(クァンへグン)は尚膳に言いました。
小屋。
「いいえ。ナウリは、ナウリは私を助けられない。あいにく今も昔も助けられないのだ。わかるだろう?」
ファイ(チョンミョン公主)はホン・ジュウォンに言いました。
「どういうことだ?昔とは、確かそなたは以前にも・・・。」
「頼む。服を用意してくれ。女人の服を・・・。」
王族の家。
光海君(クァンへグン)の従兄、寧堤君(ヨンジェグン)イ・ソンニョンは(カン・ジュソンからワイロを受け取ったのか?)屋敷を出るなり大妃の罪は許されぬといい輿に乗って王宮に向かいました。
王宮。
王族と重臣たちが続々と庭に集まっていました。庭には複数の机といすが用意されていました。
尚膳は光海君(クァンへグン)を催促していました。すると役人が現れ火器都監(ファギトガム)の硫黄職人が王に会いたいと報告しました。光海君(クァンへグン)が庭に出ると両班の女性の服を着たファイ(チョンミョン公主)が立っていました。ファイ(チョンミョン公主)は光海君(クァンへグン)に頭を下げました。
「なんと・・・。男ではなく・・・女人だったのか?」
光海君(クァンへグン)は口を半開きにして驚きました。ホン・ジュウォンは遠くからファイ(チョンミョン公主)を見守っていました。
ファイ(チョンミョン公主)は小屋の中でホン・ジュウォンにこう言いました。
「私の名前はファイ(チョンミョン公主)ではありません。ナウリにはずっとそう呼ばれたかった。」
「何を言っているのだ。ファイ(チョンミョン公主)。そどうして。」
王宮の一室。
「嘘だったのか。漁師の息子というのも・・・死んだ公主の証、それを、持っていたのも・・・お前か?」
光海君(クァンへグン)はファイ(チョンミョン公主)に言いました。
「はい。私です。」
ファイ(チョンミョン公主)は堂々と答えました。
ホン・ジュウォンは丘の上で涙を流していました。
「私はホン・ジュウォンと申します。私の名前を忘れないでください。媽媽。覚えておいでですか?昔、渡し場で、別れ際にそうおっしゃったのを。」
ファイ(チョンミョン公主)はホン・ジュウォンに正体を明かしたのでした。
「まさか、あなたが・・・。」
王宮の一室。
「そうです。私です。殿下。かつては、殿下の妹でした。かつては、殿下をお兄様と呼んでいました。殿下に、弟を殺され王宮を追われた貞明(チョンミョン)です。」
貞明(チョンミョン)は言うと、光海君(クァンへグン)は愕然としました。
華政ファジョン-22話の感想
なんと!!!もうファイ(チョンミョン公主)はホン・ジュウォンと光海君(クァンへグン)に明かしてしまいました。ファイ(チョンミョン公主)はなんとなくおしとやかに振る舞っているようなwはてさて、貞明公主(チョンミョンコンジュ)はもう男のふりをしなくてもいいのでしょうか。目の前に恋した女の子が再び現れたホン・ジュウォン君は涙まで流しちゃって。どれだけ好きなのよ!お話しはすでにクライマックス!まだ前半すら終わってないのにこれからどーなるの!??
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