華政ファジョン-5話 あらすじとネタバレ感想
華政(ファジョン)の主なキャスト
光海君(クァンへグン)・・・チャ・スンウォン
貞明公主(チョンミョンコンジュ)・・・イ・ヨニ
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)・・・キム・ジェウォン
監督・・・キム・サンホ監督「アラン使道伝」
脚本・・・キム・イヨン「トンイ」「イ・サン」「馬医」「ホジュン(チョン・グァンリョル主演)」
2015年作
華政ファジョン-5話 あらすじ
カン・イヌはホン・ジュウォンに酒場で貞明公主(チョンミョンコンジュ)と結婚すれば官職に就けなくなるので(楽をしたいから)譲ってくれと冗談交じりに言いました。
捕盗大将(ポドテジャン)ホン・ヨンは部下に5年前の即身仏の件の文書を取り寄せさせました。ホン・ヨンが書を開くとナム・サゴの予言分が机の上に落ちました。ホン・ヨンは領議政イ・ドッキョンが予言について語っていたことを思い出しました。
カン・チャンは自分を訪ねてきたイ・ドッキョンに民のために財を投げ打つとは両班の鏡だと言われました。カン・チャンは家門より朝廷のことが大事だと仁穆王后(インモクワンフ)キム氏に従うと答え公主の婚姻が心配だと言いました。カン・チャンは代々交易の商いをしてきたので光海君(クァンへグン)の後ろ盾のひとつである西人(ソイン)派の動向が危険な方向に向かっていると懸念を示しました。
光海君(クァンへグン)は上疏文を目に通していました。上疏文には「パク・ウンソらは王の交代を謀り府院君と手を組み王を廃し永昌大君(ヨンチャンテグン)を廃するために陰謀を企てた」と書かれていました。大北(テブク)派のイ・イチョムは王にどうするか尋ねました。
夜になりイ・ドッキョンはカン・チャンから聞いた話をもとに城壁に馬で向かうと商人が武人に大砲を引き渡していました。イ・ドッキョンは見つかると正体を名乗り殿下のもとに案内せよと剣を抜いて言いました。
イ・ドッキョンが案内された先には武人の服を着た光海君(クァンへグン)が部下たちと砲筒の研究をしていました。光海君(クァンへグン)はイ・ドッキョンを庭に呼ぶと部下に火薬に火をつけさせました。火薬の試験が失敗すると職人たちは地面にひれふし謝りました。
一方で貞明公主(チョンミョンコンジュ)は怪しげな頭から衣をかぶった二人の女性が階段を上がるのを見つけ後をつけました。仁穆王后(インモクワンフ)キム氏は尚宮に巫女のスリョンゲという老婆を連れてこさせたのでした。
光海君(クァンへグン)はイ・ドッキョンに火薬と武器を作らせているが失敗続きだと明かしました。
「そろそろそなたに打ち明けようと思っていた。火器都監(ファギトガム)と名付けるつもりだ。この国朝鮮がどれだけ弱いかは知っているだろう。たいした武器もないくせに火薬も作れないときている。明国から弾の施しを受けその場を凌ぐ始末だ。それを口実に明国は朝鮮を弾除けに使ってきた。我が国の台頭を恐れて弾の製法を伝えずこの国を支配下に置いている。だが私は、この朝鮮を、変えて見せる領相(ヨンサン、領議政)。」
巫女スリョンゲは占いの結果を仁穆王后(インモクワンフ)キム氏に語りました。
「これは妙でございます。お二人の若様の運勢は公主媽媽と和をなしています。ひとりは火になり、もうひとりは水になります。ひとりは媽媽を燃え上がらせもうひとりは媽媽をお慰めします。妙なのは公主媽媽です。公主媽媽にあってはならない御身の不運を感じます。女人であられる媽媽が手に入れることのできぬこの国の・・・。」
キム・ゲシは蝋燭に火を灯すと庭を見つめる貞明(チョンミョン)王后を妖しく見つめました。
イ・ドッキョンは光海君(クァンへグン)に一人で舵を取らずに朝臣に任せるべきですと訴えました。
光海君(クァンへグン)は敵から逃れる遷都ではなく朝鮮の独立と外敵を抑えつけられる武力を求めイ・ドッキョンは「(まっとうな政治のために)余がいずれ西人(ソイン)と対立する口実ができたら誰の味方につくのだ」と領議政に問いました。イ・ドッキョンはどういう意味か王に問いました。
大北(テブク)派のイ・イチョムは王宮内の部屋で控えている仲間の重臣に「明日がその日だ」と何かの時が来たことを教えました。
日中の公主の部屋。チェ尚宮は若が来たと楽しそうに報告しました。貞明公主(チョンミョンコンジュ)は昨夜の話を聞いて不運な身なのだと気を落としていました。
仁穆王后(インモクワンフ)キム氏はホン・ジュウォンとカン・イヌを招いて府院君(大妃の父)を待ちました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は太陽を見ると「熱い・・・永昌(ヨンチャン)、ウィよ!」と心配しました。
永昌大君(ヨンチャンテグン)は目隠しして女官を追いかけ遊んでいました。
大妃の父キム・ジナムが大妃のもとに参内しました。すると王の義兄ユ・ヒボンが現れ
キム・ジナムを謀反の罪で捕らえました。
永昌(ヨンチャン)大君のところにはイ・イチョムが兵士を連れて現れ大君を連行しました。
仁穆王后(インモクワンフ)キム氏は泣き叫び王に訴えるというと監察(カムチャル)尚宮が現れ大殿に参内することはできないと言い大妃の尚宮と女官を連行しました。監察尚宮(カムチャルサングン)は包みを開くと「懿仁王后(ウィインワンフ、宣祖の王妃)の墓で見つかった呪いの道具だ(キム・ゲシが命じて埋めさせた物)。先王の逝去はこの呪いのせいだ」と大妃に言いました。仁穆王后(インモクワンフ)キム氏は腰を抜かして涙を流しました。
大殿には王と重臣たちが集まっていました。イ・イチョムは袖の下から「銀商人を襲った首謀者パク・ウンソだ」告発書を取り出しました。イ・イチョムはパク・ウンソをはじめ数人の官僚の名前を挙げて府院君キム・ジェナムとともに光海君(クァンへグン)から永昌大君(ヨンチャンテグン)へ王権交代の謀反を言いました。
イ・イチョムはパク・スンの息子パク・ウンソの前で罪をねつ造しました。
「あのお言葉はこのことだったのですか殿下。」
領議政イ・ドッキョンは心で光海君(クァンへグン)に語りかけました。
「しかし白状したのはパク・ウンソだけです。」
イ・ウォニクは発言しました。
「他の者は否定しています。謀反とは断定できません。」
イ・ハンボクも発言しました。
「濡れ衣でございます。大妃媽媽にも罪はございません。」
西人(ソイン)と思われる官僚が発言しました。
「私、領議政イ・ドッキョンは申し上げます。恐れながら、殿下は、間違っています。他を欺くことなくまっとうな政治を行うためだとおっしゃいましたね。間違いです。その一度の選択が、そのもくろみが、暴君へと導くからです。奸臣に惑わされてはなりません。善政を敷くという志をお忘れですか殿下!!!まっとうな道に行かれる決断の時が今まさに!!!奸臣の讒言(ざんげん)に耳など貸さず、耐えねばなりません。そうでなければ殿下の大いなる志はいつか薄れ、消えてなくなるでしょう。」
イ・ドッキョンは語気を強めて王に訴えました。重臣たちは王を戒める訴えに動揺しました。
「卿は余を信じられぬのだな。卿と共に歩みたかった。告発が信じられぬならよいだろう。余が自ら尋問する。これでよいか?私がそなたらに証を見せてやろう。」
光海君(クァンへグン)は言いました。
夜の王宮。
兵士とともに待機していた捕盗大将(ポドテジャン)のホン・ヨンにカン・チャンが声をかけました。カン・チャンは王が尋問し、息子たちは王宮に留め置かれているが我々まで手を出すまいと話しました。
王宮の一室にホン・ジュウォンとカン・イヌは軟禁されていました。カン・イヌはホン・ジュウォンとホン・ヨンは真っ直ぐな性格だから自分のほうが公主の婿にふさわしいと言いました。カン・イヌは父カン・チャンは優しそうだが芯の通った人物だと、だから自分もそうだと暗に言いました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は大殿に向かおうとするとチェ尚宮は体を張って止めましたチェ尚宮を振り払って走りました。すると光海君(クァンへグン)が現れました。
「殿下。違いますよね。永昌(ヨンチャン)と母上のことは、事実ではありませんよね。おにいさまは二人のことを信じますよね?永昌(ヨンチャン)を、助けてくださいおにいさま。あの子は無実です。まだ幼子なのです。」
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は目に涙をためて光海君(クァンへグン)に言いました。
「幼子でも罪を犯したゆえ、いいや。永昌(ヨンチャン)に罪を償ってもらう。」
光海君(クァンへグン)は言うとどこかへ行きました。
王宮の桜の木の下。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)はホン・ジュウォンとカン・イヌに会いました。
「ホン・ジュウォンよね。私の弟を、助けてください。お願いです。永昌(ヨンチャン)を守れるんです、婚礼が整えば・・・。」
公主は力なく崩れ落ちました。
「公主媽媽!」
二人は駆け寄りました。
「夫婦になってください。弟を守るため、あ~っ。お願いだから。」
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は泣きじゃくりました。
朝になりました。
軟禁されている永昌大君(ヨンチャンテグン)は尚宮に(流刑で)宮殿を出たら殺されると泣きじゃくりました。
仁穆王后(インモクワンフ)キム氏も自分の部屋で尚宮に泣きじゃくっていました。チョン尚宮は大君を守るためにも正気でいるように言いました。大君つきの女官たちは泣きべそをかいてチョン尚宮にすがりました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は自分も永昌(ヨンチャン)とともに出ていくと荷造りをしていました。チェ尚宮は行くなら自分を殺してくれと止めるとチョン尚宮が部屋に入ってきて光海君(クァンへグン)が大君との同行を認めたと言いました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は永昌(ヨンチャン)の部屋の前まで駆けつけ「そばにいる。だから何も心配しないで」と怖いと泣いている永昌(ヨンチャン)を抱きしめました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)や永昌大君(ヨンチャンテグン)の手を引いて王宮の出口に行きました。
「さあ。これをもってなさい。私が紐を編んだのよ。あなたはこの国の大君なのよ。だからもう泣かないで。立派にしなきゃ。私がついているわ。」
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は永昌大君(ヨンチャンテグン)に青い組みひもがついた王族の飾りを渡しました。
王宮の門には二つの輿が用意されていました。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)と永昌大君(ヨンチャンテグン)は無理やり引き離されました。
華政(ファジョン)5話の感想
くぅ~っ。なんと憎たらしい光海君(クァンへグン)イ・ホン!陰険、険悪、あらゆる悪い人間を形容する言葉が当てはまるほどのクズですw韓国ドラマはとことん悪者にしないと「復讐」ができないから「悪者」に徹底するんですねぇ。それとこの音楽、「アイリス」とよく雰囲気が似てますね。「華政(ファジョン)」、第5話にきて「ロマンスの予感」です。虐げられる若い男女の恋!「恋のさざなみ」ですね!カン・イヌはさしあたり、父のカン・チャンみたいに癒し系なのでしょうね( ^^) カン・チャンは俳優さんの顔がすべて語っています。あの俳優さんチョ・ソンファさんはどうしていつも優しそうなのでしょう。それと領議政役のイ・ソンミンですか、あのひとは「テワンセジョン」でチェ・マルリ役で世宗に引き立てられた後に反旗を翻し世宗を廃そうとしていましたね。王に向かってガミガミ言い立てる役は似合っておりますわ。確かキム尚宮も極悪極まりない女性として演出されており、光海君(クァンへグン)とキム・ゲシとイ・イチョムは陰謀をあらかじめ話し合っていたとでもいうのでしょうか?そのようなシーンは一切ありませんでした。「華政(ファジョン)」、ようやく面白くなってきました。
ファジョン(華政)のあらすじと感想まとめ
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