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へチ王座への道11話のあらすじと感想 해치 延礽君(ヨニングン)が廃位の危機に!民たちが自ら意思で立ちあがる!

へチ王座への道11話

ヘチ 王座への道 11話のあらすじと感想

目次

あらすじ

ミン・ジノンが齊坐(チェジャ)の場に突然入って来て会議は中断されました。

ヨジとユン・ヒョクらが駆け付けた妓楼(ト・ジグァンが運営していた)に密豊君(ミルプングン)が待ち構えていました。

ミン・ジノンは齊坐(チェジャ)の場に罪人としてみすぼらしい娘(人身売買された娘)を突き出しました。

世弟(セジェ)李昑(イ・グム=延礽君)は娘を見て驚きました。

「この娘をご存じですか?見覚えがありますか?」
ウィ・ビョンジュは娘の顎を鷲掴みにすると延礽君(ヨニングン)に尋ねました。

ト・ジグァンが運営する妓楼。
「密豊君(ミルプングン)様、これは一体どういうことですか?」
ユン・ヒョクは密豊君(ミルプングン)に尋ねました。
密豊君(ミルプングン)はト・ジグァンとともに清国と人参の交易をしていると言いました。
パク・ムンスは王族であろうとト・ジグァンを捕まえねば世弟(セジェ)様の潔白を証明できないと憤りました。

司憲府(サホンブ)。
ウィ・ビョンジュは乱暴にも娘の衣を捲り肩を露出させました。娘の肩から「主殺(サルチュ。主人である両班を殺す)」という意味の入れ墨が明らかになりました。ウィ・ビョンジュはこの娘が両班殺し殺主会の一味だと主張しました。
「どうですか?この娘をご存じですか?こやつは主人を殺したのです!」
ウィ・ビョンジュは世弟(セジェ)に迫りました。
延礽君(ヨニングン)は上着を脱ぐと、娘に着せてあげました。
官僚たちはざわめきました。
「この子を責めるのはやめよ。そうだ。私が、この子を見た。よいか。これ以上責めるでない。」
延礽君(ヨニングン)は言いました。
「見たのですか?本当に世弟(セジェ)様が?」
大司憲(テサホン=長官)は厳しい口調で言いました。

別の日。
兵士が慌ただしく城門の外に出て行きました。
街の人々は殺主会が捕まったと噂しました。

王宮。
景宗(キョンジョン)は側近のイ・グァンジャから世弟(セジェ)の窮状について報告を受けました。イ・グァンジャは司憲府(サホンブ)は世弟が殺主会を擁護したと見ていると報告しました。景宗(キョンジョン)は義禁府を動かして世弟を救出するように命じると、李光佐(イ・グァンジャ)とチョ・ヒョンミンは反対しました。そこに大司諌(テサグァン)と大提学(テジェハク)が現れ世弟を取り調べるよう国王に訴えました。
「殿下は三司(サムサ)に反して暴君になられるのですか!」
二人の大臣は国王に文句を言いました。

パク・ムンスとアボンとチャンダルとヨジが齊坐(チェジャ)の部屋に戻って来ると中には誰もいませんでした。パク・ムンスたちは延礽君(ヨニングン)がどうなったか探ることにしました。

司憲府(サホンブ)の詰め所。
パク・ムンスが役所に戻ると監察長のチュ・ヨンハンは部下に殺主会のメンバーを捕らえるよう命じていました。
「(人身売買で売られた)あの子たちを捕らえに行くのか。殺主会の・・・。」
パク・ムンスは蒼白になりました。
「それも我々司憲府(サホンブ)の任務だ。先にト・ジグァンを捕まえたかったが失敗だ。もう取り戻せない。」
ユン・ヒョクはパク・ムンスに言いました。

軟禁部屋。
延礽君(ヨニングン)は軟禁されていました。そこにミン・ジノンが部屋に入って来ました。イ・グムは子どもたちだけで両班を殺したわけではないと言いました。ミン・ジノンは小作料を払えない親が子を売り、その子を買い刃を握らせている者がいることを知っていました。

「わかっているならどうしてですか。フォンが死んだ時のように政治だと言うのですか。」

「これは政治でなく道なのです。身分と権力が変わらない限り変わらない世の中の道理。人間とは本来互いを区別し差別するものではありませんか。それを変えられるとお思いですか。道に従えば子どもの生死を決められるのは我ら士大夫(サデブ)ということになります。」

「だから!だから、あの子たちを皆殺しにするのですか?無実の子もいる。」

「やはり貧しい者への憐みをお持ちのようですが、殿下はあの子たちを憐れんでいる暇はありません。」

隠れ里。
「殺主会だ!一匹たりとも逃がすな!」
チュ・ヨンハンが司憲府(サホンブ)の兵を率いて現れました。
子どもたちは悲鳴を上げて逃げました。子どもの世話をしていた老人は斬り殺されました。子どもたちは捕らえられるどころか司憲府(サホンブ)の兵士によって殴り殺されました。
「ここまでする必要ないだろ。裁きもせずに殺すことないだろ!やめろ!」
パク・ムンスは殴られた子どもを抱いて怒りました。
同僚の兵士は子どもを庇うパク・ムンスに殴る蹴るの暴行を働きました。
ウィ・ビョンジュは何もせずに見ていました。

ヨジはチャンダルとともにアジトに行ってタルムンと会いました。
タルムンは世弟(セジェ)が漢城府(ハンソンブ)に護送されると言いました。
ヨジは国王についての情報を求めました。

イヌォン大妃の部屋。
延礽君(ヨニングン)の妃、世弟嬪が必死で世弟(セジェ)の命乞いをしていました。

王の部屋。
反対に李光佐(イ・グァンジャ)とチョ・ヒョンミンらは土下座して世弟(セジェ)を手助けするくらいなら自分たちの首をはねてくださいと懇願していました。
景宗(キョンジョン)は弟を見殺しに出来ないと叫びました。
そこに景宗の妻、宣懿王后(ソニワンフ)が部屋に入って来て少論の臣下を捨てるくらいなら私も殺して欲しいと泣き出しました。

司憲府(サホンブ)。
「おそれながら、馬も輿もございません。世弟(セジェ)邸下を漢城府(ハンソンブ)へ護送せよ。」
世弟(セジェ)李昑(イ・グム)が表に出ると、ウィ・ビョンジュが外で待っていました。
延礽君(ヨニングン)は歩いて次の軟禁場所へ向かいました。

街の人々は世弟(セジェ)が殺主会の頭だったと噂していました。
「水汲みの女から産まれたのが悪いんだ。」
人々は噂しました。
「セジェ邸下!」
ヨジが駆け付けました。
「ならぬ!」
タルムンはヨジを世弟(セジェ)のかわりに守ってあげました。
負傷したパク・ムンスとアボンも延礽君(ヨニングン)のもとに集まって来ました。
イ・グムは傷だらけの友パク・ムンスを見て涙を流しました。

子どもたちは司憲府(サホンブ)に捕らえられました。

密豊君(ミルプングン)はト・ジグァンと一緒に子どもたちが連行される様子を高みから見物していました。

夜。
都への城門を守っている門番はチョン・ジンテクという号牌(ホペ)を見せた両班の男の通行を許可しました。門番はみすぼらしい旅装束の趙泰耉(チョ・テグ)と書かれた次の札を見ると「恐れ入りました!」と恐縮しました。チョ・テグは子猫を抱いていました。

ミン・ジノンの屋敷。
「この猫は贈り物だ。途中で拾った。」
少論の長、チョ・テグはミン・ジノンに猫を贈りました。
二人は老論と少論について話を交わしました。
「少論の長が戻ったか。德叟大監(トクステガム)。」
「そなたも老論の長に返り咲いたか。」
「我らはひとつの党だった。」
「昔の話だ。今は老論と少論に過ぎぬ。」
「朝鮮は王の国ではない。政治をするのは士大夫(サデブ)だ。」
「士大夫(サデブ)は長らく腐りきっている。」
「少論のように王を支えるのが正しいか?悪い王は国を潰す。」
「老論が潰すかもしれぬ。」
「確かに老論は腐った。長年の怠惰で無能となった。だが私は老論だ。立て直して見せる。」
「東宮(イ・グム)を廃して立て直すのか?」
「分裂した老論にとってもいい機会となる。」
「東宮殿を廃位するならわれらは老論を大逆罪に問う。」
「いいや。主上は士大夫(サデブ)の老論の反対を制することはできない。そなたも見たであろう?怒れる士大夫(サデブ)を。世弟(セジェ)のことはあきらめた方がい。そうでなければ主上も危うくなる。」
ミン・ジノンは少論の領袖チョ・テグを牽制しました。

キム・チャンジュンの家。
領議政キム・チャンジュンは延礽君(ヨニングン)に味方したことを後悔していました。イ・イギョムとソ・ジョンジェはチャンジュンの話を聞いていました。イ・イギョムは都中から両班が集まっていると言いました。ソ・ジョンジェはもう我々はおしまいだと言いました。キム・チャンジュンは少論は世弟(セジェ)の側につくはずだと言いました。

朝の王宮。
李光佐(イ・グァンジャ)が出勤しました。チョ・ヒョンミンは「昨夜は王様が一睡もしておられない」と報告しました。そこに朝服を着た趙泰耉(チョ・テグ)が現れました。イ・グァンジャたちの表情が明るくなりました。
「皆しばらく見ないうちに顔がしわくちゃになったな。」
チョ・テグは言いました。


朝の少論の部屋。
チョ・テグは世弟(セジェ)を差し出し騒動をおさめても少論と老論の争いはまた起きると言いました。
「混乱に乗じて延命することが政治の本質だ。我らが死んではじめてこの争いを止められる。だが今死ぬわけんいはいかぬ。我らだけでなく殿下も。ゆえに今回は負けることにしよう。もしかしたらいつか我々が勝つ日が来るかもしれぬ。」
チョ・テグはイ・グァンジャらに言いました。

朝廷の前。
ミン・ジノンら老論はチョ・テグ率いる少論と対峙しました。皆は方針が一致して笑い出し握手をしてました。少論はミン・ジノンの手を結びました。

キム・チャンジュンたちはミン・ジノン一派が少論と手を組んだ様子を見て焦りました。

牢屋。
パク・ムンスはアボンに起こされました。

漢城府(ハンソンブ)。
ヨジは漢城府(ハンソンブ)の中に忍び込み世弟(セジェ)を捜しました。

朝廷。
大臣たちは国王を待っていましたが景宗(キョンジョン)は現れませんでした。

王の部屋。
李光佐(イ・グァンジャ)は尚膳(サンソン)に王の居場所を尋ねていましたが、尚膳も知りませんでした。

漢城府(ハンソンブ)。
景宗(キョンジョン)は弟の延礽君(ヨニングン)に会いに来ました。イ・グムは重臣の言う通り自分を廃位して欲しいと言いました。景宗(キョンジョン)は王に逆らい勝手に意見を言った弟を怒りました。

朝廷。
大臣たちがざわついているとお忍び姿のまま景宗(キョンジョン)が現れました。

宴会の場所。
延礽君(ヨニングン)が現れました。

回想シーン。
「こたびは私が食い止める。お前は健在を示せ!」
景宗(キョンジョン)は弟に言いました。
「どうしてですか?」
イ・グムは兄に尋ねました。
「私は王の責務を果たす。お前に調査を命令したのは私だからだ。」
景宗(キョンジョン)は言いました。

朝廷。
ミン・ジノンは殺主会の存在を知りながらかばった世弟(セジェ)を支持できないと主張しました。

宴の場。
ヨジは延礽君(ヨニングン)を見つけました。
延礽君(ヨニングン)はどう振舞うべきか考えていました。

朝廷。
「殿下も殺主会をかばわれるのですか!なら両班を敵と見なしすのと同じです!」
ミン・ジノンは厳しい口調で王に迫りました。
「世弟(セジェ)は殺主会を支持したのではない。」
景宗(キョンジョン)は明言しました。
「違うならどうしてですか!殿下もご存じだったのではありませんか!ご指示されたのは殿下ですか!」
ミン・ジノンは怒りました。
チョ・テグはミン・ジノンに言葉を慎むように言いました。
ミン・ジノンは「この国の王が我ら士大夫(サデブ)を見捨てたのか聞いています!」と大きな声で言いました。


宴の席。
「(どうせ退く身なら・・・。)今日は老いた君臣をもてなすための場だ。だが今日の私は別の話がしたい。殺主会。私が関わっていると嫌疑されていることを。殺主会に操られているのは人身売買で清国に売られそうになった子どもたちだ。貧しくて、飢えていてもこの国で暮らしたがっている。両班の収奪や税の徴収に親が耐えきれず・・・。あるとき疑問に思った。土地の持ち主は両班なのに民は小作料を払い働いているのにこの国は民に過酷な税金を課していることを。おかいしではないか。土地を持つ者ではなく土地で働く民に税を課すなど。ここで働く者がおらねばそちらは何を食べ何を着てどうやって生きられるのか。誰のおかげで生きていられるのか。私はここで明言する。不条理な収奪をなくす。世弟(セジェ)が王になったら土地の税金は、土地の持ち主に課すと!」
延礽君(ヨニングン)は話し始めました。手伝いに来ていた街の人々も動揺し涙しました。老臣たちは騒ぎ出しました。ヨジは延礽君(ヨニングン)の演説に感動していました。

朝廷。
会議が終わりました。チョ・テグは景宗(キョンジョン)にどうして東宮(トングン)殿を庇うのかと尋ねました。
「かつて師匠だったあなたは東宮だった私に教えてくれた。君主は恥を知らぬことを恥だと思え。政治とは貧しい者を救う者。富める者を支えることではないと。私は恥を知っています。ゆえに民を救おうとしている世弟(セジェ)を見捨てられません。」
景宗(キョンジョン)はチョ・テグに言いました。
「大変です!」
李光佐(イ・グァンジャ)が慌てて駆け付けました。

ミン・ジノンは景宗(キョンジョン)が屈しないことに腹を立てていました。そこに世弟(セジェ)の延礽君(ヨニングン)が戻って来ました。

王の部屋。
「それで宴でのことは私にお前を突き放させるためであったか!」
景宗(キョンジョン)は延礽君(ヨニングン)に怒りました。
「殿下には大きな責務があります。どうして私め一人をお気にかけるのでしょうか。心からの本当の言葉を声に出して言えたのは私が世弟(セジェ)だからです。私はそれだけで十分です。殿下。」
延礽君(ヨニングン)は兄に感謝しました。

牢屋。
「どうせ世弟(セジェ)はおしまいだ。子分だけを捕まえても意味が無い。釈放しろとさ。出てみろ。」
チュ・ヨンハンはパク・ムンスとアボンを釈放しました。

パク・ムンスとアボンが王宮の門前まで行くと両班たちが世弟(セジェ)を廃位するように求めていました。ヨジがパク・ムンスに合流しました。ヨジは延礽君(ヨニングン)を止めるべきだったが話が胸に響いて足が動かなかったと説明しました。

街。
街の人は延礽君(ヨニングン)は力がないので大人しくしていればよかったのにと噂しました。一緒に働いていたマソンノミは世弟(セジェ)の話は間違っていないし自分の脚は両班の主人にやられて動かせなくなったと言いました。

コクタンは川辺で父に小作料のかわりに使用人として売られたと言って世弟(セジェ)の演説を支持しました。

王宮。
延礽君(ヨニングン)が戻るとハ尚宮は嗚咽しました。
「泣くな。王宮を出て遊べるようになったのにどうして泣く。」
延礽君(ヨニングン)はチョホンを慰めました。
チャドンは黙って立っていました。

夜になりました。
李光佐(イ・グァンジャ)たちが仕事を終えて城門を出ると、貼り紙を見て驚きました。
「これを見ろ。世弟(セジェ)邸下(チョハ)を支持する民の張り紙だ。世弟(セジェ)邸下のために書かれたものだ。号牌(ホペ)も貼ってある。民が命をかけたのだ。」

別の日。
城門にマソンノミの張り紙があったことはすぐに都城中の噂になりました。

景宗(キョンジョン)は数百の民が命を賭けて世弟(セジェ)を支持する貼り紙をしたことを知りました。

城門前。
民たちは号牌(ホペ)を差し出しました。
アボンとチャンダルも号牌を差し出しました。
パク・ムンスはその様子を見て「お前が仕組んだのではないよな」とタルムンに言いました。タルムンは「誰にも操られていない民の心からの意思です」と言いました。パク・ムンスとタルムンも号牌を差し出しました。

司憲府(サホンブ)。
ウィ・ビョンジュは部下たちに「漢城府(ハンソンブ)や捕盗庁(ポドチョン)は民を止めずに何をしている!」と怒りました。ユ掌令(チャンリョン)たちは管轄ではないと答えました。

城門前。
たくさんの号牌(ホペ)の山が出来ていました。中には役人の号牌(ホペ)までありました。
ミン・ジノンたちはその様子を見に来ていました。

牢屋。
少女コンニムはヨジを呼び止めました。

城門前。
ヨジはコンニムの名前を石に書いて延礽君(ヨニングン)に見せました。

回想シーン。
コンニムは初めて自分の名前を文字で見ると涙を流しました。コンニムは世弟(セジェ)への感謝の言伝をヨジに頼みました。

城門前。
イ・グムはヨジからコンニムの名が書かれた石を預かりました。イ・グムは目をうるませました。

夜。
チョ・テグはミン・ジノンに会い民心が状況を変えたと言いました。ミン・ジノンは民心はすぐに心変わりすると見下していました。チョ・テグはほんの僅かでも勝てればよいと言いました。ミン・ジノンは書状をチョ・テグに渡しました。

城門前。
李光佐(イ・グァンジャ)も人目を忍んで号牌(ホペ)を置きに来ました。そこに友人の官僚も現れ「共犯ですな」と笑いました。友人は世弟(セジェ)侍講院(シガンウォン)に出て世子(セジャ)に会ってみたいと言いました。

延礽君(ヨニングン)は民の張り紙をすべて読み気持ちに思いを馳せました。

日中の寺。
密豊君(ミルプングン)は自室で暇そうにしていました。ユニョンはのんびりしている密豊君(ミルプングン)に呆れました。密豊君(ミルプングン)は何かを思いついたようでした。

妓楼。
タルムンのもとにト・ジグァンが現れました。

寺。
ユニョンはタルムンという名を聞いてたいへん動揺しました。

夜の城門。
延礽君(ヨニングン)は兄の許可を受けたうえでチャドンと一緒に外出しました。

民家。
延礽君(ヨニングン)は養生しているパク・ムンスに会いました。パク・ムンスは監察になっても無力だったと落ち込んでいました。
「気持ちだけでは何もできない。これでわかりました。」
パク・ムンスは言いました。
「私に言っているかのようだ。互いに頑張ろうということだろう。」
延礽君(ヨニングン)は微笑しました。

延礽君(ヨニングン)はヨジと話しました。ヨジは世弟(セジェ)の命が危うくなることを心配していました。延礽君(ヨニングン)は自分が顔も頭も優れているから命を狙われるゆえ心配しないでいいと言いました。

パク・ムンスは立ち直って外に出ました。

ヨジは延礽君(ヨニングン)に宮女になりたいと言いました。

延礽君(ヨニングン)は宮女の仕事は下働きだけでなく王の世話もすると言いましたがヨジはそれでも王宮に入りたいと言いました。
「言ってもわからないようだな。宮女になるということは・・・。こういう事も起こり得る。また、このような事も。それから、このようなことも、できるようになるのだ。」
延礽君(ヨニングン)はヨジの手を握り、顔を近づけました。

感想

韓国ドラマ「ヘチ」11話の感想です。前回の直後から「新型コロナウイルス」が日本を襲撃してドラマどころではなく「ヘチ」も最終回になるまで見ている余裕がありませんでした。私の経済にも大ダメージが起きてもうそれは大変なことに!他人の不幸は密の味!?

今回のヘチ11話は最終回が終わった後に視聴しました。

延礽君(ヨニングン)は殺主会の実行犯が人身売買で売られた子どもたちであることを突き止めました。しかし世弟(セジェ)が両班殺しの現場にいてウィ・ビョンジュたちに疑いをかけられてしまいました。

ミン・ジノンはこれを機に延礽君を世弟(セジェ)から廃位させようとしました。

兄の景宗(キョンジョン)は弟を守るために、宴に行って何事もなかったかのような振舞いをするよう機会を与えました。しかし延礽君(ヨニングン)は宴の場で土地を持っていな民が働かされて作物を両班に吸い上げられた挙句に税を払わなければいけない制度があるので民は子どもを悪徳業者に売ってしまうのだと演説しました。

民に同情する延礽君(ヨニングン)の噂はすぐに都にも広がり、民が延礽君(ヨニングン)を守るために立ちあがったのでした。

今話からチョ・テグという少論の領袖が出て来ましたね。ミン・ジノンと対等に議論ができる唯一の人材といったところでしょうか。

そしてラストのシーンはヨジが宮女(クンニョ)になりたいと言い出す場面。朝鮮では宮女は王の女で王と結婚していることと同じとされています。延礽君(ヨニングン)はヨジに王様からあんなことやこんなことをされるのだぞ~と言いつつ、ヨジに近寄って!

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