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へチ王座への道8話のあらすじと感想 해치 延礽君(ヨニングン)は波乱の中、世弟(セジェ)に冊封され景宗の信頼を得ました…

へチ王座への道8話

ヘチ 王座への道 8話のあらすじと感想

目次


あらすじ

夜の街。延礽君(ヨニングン)イ・グムは十数人の刺客(しかく)に襲われました。延礽君(ヨニングン)を窮地から救ったのは何とタルムンでした。タルムンは刀で応戦して刺客を追い払いました。同じ頃、男装したチョン・ヨジも鎌を持った壮年の男(ミン・ジノンの犬)に襲われ腕を負傷しました。ヨジは壁に激しく投げつけられて意識を失いました。

「タルムン。私を殺しに来たのか?ミン・ジノンの命令で。」
延礽君(ヨニングン)はタルムンに尋ねました。
「ミン・ジノンは俺を助けてくれる。俺はあの人を助ける。それがミン・ジノンと私が交わした契約です。君大監(クンテガム)は邪魔なのです。」
タルムンは延礽君の首に刀を突き付けました。タルムンは政治に関心は無いが貧しい仲間を守りたいと強く思っていました。
覚悟した延礽君は好きなように自分を斬れば良いと返答しました。
タルムンは刀を振り上げると、力を抜きました。
「今とは違う世の中?そのような夢を見るとは。だがやり遂げるのですよね。世の中の誰もが無理だと思うことを。」
タルムンは延礽君の味方になりました。

回想シーン。
延礽君(ヨニングン)がタルムンの前で王になって世の中を変えると言った場面。

タルムンは延礽君(ヨニングン)に手を差し伸べました。
延礽君はタルムンの手を取り立ち上がりました。
タルムンは「さあ、これから一緒に戦いましょう」と微笑しました。


イ・グァンジャ(李光佐 少論の領袖)の家。
少論(ソロン)のチョ・ヒョンミンはイ・グァンジャの家の門を激しく叩いていました。

キム・チャンジュン(老論の領議政)の家。
ユニョンは王宮を抜け出して来た女官からキム・チャンジュンとイ・イギョムが大妃殿(テビジョン)で後継者について話をしたという報告を受けました。ユニョンは延礽君(ヨニングン)に先を越されて焦りを見せました。

タルムンの隠れ家。
タルムンは延礽君(ヨニングン)を隠れ家に案内しました。そして都城(トソン)中の情報を集めていることを明かしました。
延礽君は自分について書かれた情報を見て驚きました。情報にはキム・チャンジュンとイ・イギョムが延礽君(ヨニングン)を後継者にするという粛宗の遺言を景宗に伝えたことが書かれていました。

王の部屋。
景宗はキム・チャンジュンとイ・イギョムから延礽君(ヨニングン)を王世弟(ワンセジェ)にすべきだという上疏(じょうそ、上奏)を受け驚いていました。イ・イギョムは延礽君の義理の父ソ・ジョンジェにも伝えたと言いました。

景宗は弟のクムが老論(ノロン)派と一緒に王座を狙っているのだと勘違いしました。

隠れ家の前。
パク・ムンスとアボンとチャンダルはタルムンの腹心クンテに道を案内されていました。パク・ムンスはクンテの冷ややかな態度が気に入りませんでした。タルムンが家の中から出て来て三人を部屋に案内しました。パク・ムンスは延礽君(ヨニングン)から直接キム・チャンジュンとイ・イギョムの話を聞いて驚きました。ミン・ジノンと彼の配下の老論派、そして少論派から見ればこれは謀反そのものだったのです。

イ・グァンジャはすぐに少論派の官僚を集めるよう部下に命じました。

ミン・ジノンも老論派の勢力を集めました。

パク・ムンスは延礽君(ヨニングン)に勢力がいないことを心配しました。
延礽君はむしろそれが有利になると思っていました。
「ああ。それから、ヨジは?ヨジにも気を付けるように言ってくれ。」
延礽君は茶母(タモ)のヨジがいないことに気が付きましたが馬に乗って次の場所に向かいました。

小屋。
傷だらけのヨジは男に捕らえられていました。


深夜の王宮。
密豊君(ミルプングン)は景宗に会おうと暴れました。
「内侍(ネシ)の武芸がどれほどのものかお見せしましょうか?」
内官は刀を抜いて密豊君を牽制しました。
そこに慌ててやって来たユニョンが駆け付けました。

大妃の部屋。
「このような騒がしい夜に吏判(イパン)が力のない私のもとを尋ねて来るとは。」
ミン・ジノンは仁元(イヌォン)大妃に会っていました。

部屋。
密豊君(ミルプングン)は焦りを見せました。

別の部屋。
老論派の重臣たちは大騒ぎしていました。

王の部屋。
イ・グァンジャら少論派の大臣は景宗に考え直すように激しく迫りました。

大妃の部屋。
ミン・ジノンは仁元(イヌォン)大妃が少論派の令嬢で老論派に鞍替えしたことを指摘すると、延礽君(ヨニングン)に味方しないように言いました。ミン・ジノンは卑しい側室の子に両班が跪くことはできない、両班に対する侮辱だと言いました。「ならば延礽君(ヨニングン)を私の養子としよう。そうすればよい。吏判(イパン)殿も身分が低いとは言えまい。」
仁元(イヌォン)大妃はミン・ジノンの無礼な態度を不快に思いました。
ミン・ジノンは既に手を打ってある(刺客に襲わせた)と言うと、大妃はいら焦燥を見せました。

大妃殿の前庭。
延礽君(ヨニングン)がミン・ジノンの前に現れました。
ミン・ジノンは延礽君が生きている様子を見て気まずい表情を浮かべました。
延礽君は自分を殺そうと十数人の刺客を放ったのはミン・ジノンだと思いました。

ミン・ジノン側の老論の部屋。
ミン・ジノンは戸曹参判(ホジョチャンパン)を呼ぶように命じました。

司憲府(サホンブ)。
ウィ・ビョンジュは親友だったハン・ジョンソクを衝動的に殺めてしまったことを突然思い出して動揺しました。
そこにパク・ムンスが現れました。
「生きるかどうか、あんたの運命が今宵決まる。」
パク・ムンスは言いました。

王の部屋の前。
延礽君(ヨニングン)は景宗に謁見を求めました。

司憲府(サホンブ)。
パク・ムンスはウィ・ビョンジュに状況を説明しました。

王宮。
ミン・ジノンは少論のイ・グァンジャに「弘文館(ホンムングァン)大提学(テジェハク)の座」を約束して協力を求めました。

王の部屋。
景宗は「はじめからこの座を狙っていたのか?」と弟の延礽君(ヨニングン)に言いました。
「そうです。私は殿下に謁見したあの時、決めたのです。」
延礽君は正直に認めました。
景宗は延礽君が世の中を変えたいと言った時のことを思い出しました。
延礽君は王になることも老論を抑えたい気持ちも本心だと打ち明けました。
景宗は弟を世弟(セジェ)に推す者たちが自分を殺すかもしれないと怒りました。
延礽君は老論のミン・ジノンと少論のイ・グァンジャが望むように自分を謀反の罪に問うて欲しいと言いました。

司憲府(サホンブ)。
執義(チベ)は吏曹判書(イジョパンソ)ミン・ジノンから延礽君(ヨニングン)を謀反の罪で弾劾しろという文書が届き、大司憲(テサホン=長官)イ・イギョムからはその逆で延礽君を守れという文書が届いて立場を決めかねていました。そこにウィ・ビョンジュが駆け付けました。


王の部屋。
延礽君(ヨニングン)は老論の多数派と少論が手を結ぶことは陰謀であり、臣下に振り回されたままでよいのかと兄に尋ねました。延礽君は党派にとらわれず民と国の安寧を求める自分の本心を明らかにしました。

司憲府(サホンブ)。
執義(チベ)は死ぬか生きるかの選択に迷いを見せました。ウィ・ビョンジュはパク・ムンスから「あんた自身を守る道(延礽君を守る方法)を探すのだ」と言われたことを思い出しました。執義(チベ)は「何とか言ってくれ」とウィ・ビョンジュに意見を求めました。ウィ・ビョンジュは「監察たちを利用しましょう。どちらの側にもついてはなりません。ゆえに理由を作るのです。」と助言しました。

しばらくして・・・

監察長のチュ・ヨンハンは監察のユン・ヒョクを呼びました。ユン・ヒョクは延礽君(ヨニングン)が謀反の罪をでっち上げられそうになっているので執義(チベ)とウィ・ビョンジュが怪しい動きをしているという話を聞きました。

正義感に駆られたユン・ヒョクは執義(チプウィ=副長官)に「謀反のでっち上げなどあってはならぬことです。真相を明らかにしてください」と抗議しました。ウィ・ビョンジュは執義)の背後で見守っていました。

小屋。
ヨジは意識を失っていました。


翌朝。
仁元(イヌォン)大妃は景宗に会うと、延礽君(ヨニングン)は正当かつ唯一の後継者であるという自分の意見を伝え、判断を委ねました。

日が昇りました。
延礽君(ヨニングン)は王宮内で佇んでいると、一睡もできずにやつれたような密豊君(ミルプングン)がやって来ました。
「帰って眠るのだ。いずれ今日中に結論が出る。お前が死ぬか、私が死ぬか。」
延礽君は言いました。
「殺し損ねた。十数人がかりでお前を仕留め損ねるとは。だめだ。お前だけは絶対にダメだーーー!」
密豊君(ミルプングン)はそう叫んだ後に笑いました。
延礽君(ヨニングン)はミン・ジノンが自分を狙ったのではなくヨジを狙ったことに気が付きました。

民家(別荘)。
パク・ムンスが待っているとアボンとチャンダルが慌ててやって来てヨジの身が危ないことを知らされました。

王宮。
「私の服を着た、あの子を狙ったのか?もしそうならあなたを許さない。」
延礽君(ヨニングン)はミン・ジノンに言いました。

妓楼。
パク・ムンスはタルムンに会ってヨジの行方について尋ねました。
タルムンはミン・ジノンの作業小屋の場所を教えました。

延礽君(ヨニングン)はヨジのもとに馬で向かいました。

小屋。
男は縄を切って逃げようとしたヨジに襲い掛かり鎌を振りかざしました。
「ヨジや!」
パク・ムンスは勢いよく扉を開けると男に襲い掛かりました。男はパク・ムンスを押し倒して殺そうとしました。その時タルムンが手刀を投げて男の動きを封じました。男がタルムンに気をひかれている隙にヨジは男の脚を叩き折りました。男は倒れて動けなくなりました。ヨジは再び意識を失いました。

パク・ムンスはヨジを背負って走り、街に戻りました。

タルムンはクンテに医者を手配させました。
遅れて山小屋に延礽君(ヨニングン)が到着しましたがそこにヨジの姿はありませんでした。

民家。
ヨジは医員(イウォン)の手当を受けて眠っていました。
パク・ムンスとアボンとチャンダルは心配そうにヨジを見守っていました。
遅れて延礽君(ヨニングン)が駆け付けました。

部屋。
ヨジは目覚めて起き上がりました。
部屋に延礽君(ヨニングン)が入って来ました。
「どうして。どうしてこのような目に。」
延礽君(ヨニングン)は心配そうにヨジの傍に跪きました。
アボンたちは気を利かせて部屋の外に出ました。
「すまない。私のせいだ。お前がこうなったのは私のせいだ。」
延礽君(ヨニングン)はヨジに謝りました。
「けがをしたのが君大監(クンテガム)でなくてよかったです。」
ヨジは微笑みました。

タルムンはクンテから王宮の情報を受け取りました。


延礽君(ヨニングン)の家。
内禁衛(ネグミ)将と兵が延礽君(ヨニングン)の家を取り囲みましたが、そこに延礽君(ヨニングン)がいないとわかるとヨジのいる民家に行きました。

民家。
内禁衛将(ネグミジャン)たちはチャンダルに案内されて延礽君(ヨニングン)に会いに行きました。いつの間にかタルムンとクンテも駆け付けました。

内禁衛将(ネグミジャン)は延礽君(ヨニングン)の前で自らの刀を差し出しました。
「私、内禁衛将(ネグミジャン)。主上殿下のご命令により世弟(セジェ)殿下にご挨拶いたします。また殿下のご命令に従い国本である世弟(セジェ)邸下(チョハ)をお守りいたします。世弟(セジェ)邸下(チョハ)!」
内禁衛将(ネグミジャン)とその部下は延礽君(ヨニングン)の前で跪きました。
「世弟(セジェ)だと?」
延礽君(ヨニングン)は驚きました。
「兄者。いえ、邸下(チョハ)。世弟(セジェ)邸下!」
パク・ムンスは思わず歓喜の声を上げました。
タルムンは納得したように頷きました。
延礽君(ヨニングン)もまた涙を流して喜びました。

王宮。
「延礽君(ヨニングン)はなりません!殿下は国を亡ぼすおつもりですか!」
ミン・ジノンは景宗に怒鳴りましたが、景宗はミン・ジノンを無視して部屋から出て行きました。

密豊君(ミルプングン)の家。
密豊君は延礽君(ヨニングン)の暗殺にしくじった部下を斬り殺しました。

別荘(ヨジたちがいた民家)。
延礽君(ヨニングン)は世弟(セジェ)の服に正装しました。執事のチャドンは延礽君を輿まで案内しました。ヨジとパク・ムンスたちは人々と一緒に手が届かなくなった延礽君を見守りました。
「顔を上げよ。お前たちは私の友だ。」
延礽君(ヨニングン)はヨジとパク・ムンスたちに話しかけました。延礽君(ヨニングン)は一人一人の手を取り立ちあがらせました。アボンとチャンダルも誇らしそうに延礽君(ヨニングン)を見つめました。

内禁衛将(ネグミジャン)は延礽君(ヨニングン)を私邸まで護衛しました。

民たちは「世弟(セジェ)邸下(チョハ)。おめでとうございます!」と延礽君(ヨニングン)の大出世を喜びました。

延礽君(ヨニングン)の邸宅。
ソ氏夫人は翡翠ののりげなど王宮に持って行って大妃に挨拶しても恥ずかしくない高価な物を集めていました。延礽君(ヨニングン)の部屋ではチョホンが以前縫ってあげた手縫いの衣を持って行こうとしていました。執事のチャドンは世弟(セジェ)の服はすべて新調するので必要ないと言いました。チャンダルの説明によると、王世弟(ワンセジェ)の側室は昭訓(ソフン)になるのでチョホンも入宮できると言いました。チョホンは延礽君(ヨニングン)はウブなのでまだ寵愛を受けていないことをほのめかしました。

屋敷の庭。
延礽君(ヨニングン)はタルムンに民のための王になることを約束しました。タルムンは「巷(ちまた=そこら辺の地域)の王は俺です。お互い似たようなものでしょう。」と言って笑いました。タルムンはヨジも一緒に入宮するかどうか治療のための薬草を渡そうとして探ってみました。延礽君(ヨニングン)は「違う」と受け取りを断りました。

街。
タルムンは通りでユニョンを見かけました。

別邸。
ヨジは包帯も外して庭で作業をしていました。すぐに延礽君(ヨニングン)が戻って来て「何をしているのだ!」とヨジを気遣いました。ヨジは「もう治りました。」と腕を見せると延礽君(ヨニングン)はヨジの左腕の切り傷に軟膏(韓国語で薬膏)を塗ってあげようとしてドキリとしてやめました。
「なぜ途中でやめるんですか?笠の時もそうでしたけど?」
ヨジは言いました。
延礽君(ヨニングン)はヨジの唇を見てドキリとしたことを思い出して、ごまかすためにパク・ムンスとアボンとチャンダルの名を呼びました。

街。
パク・ムンスはアボンとチャンダルとともに(事件により訂正された)科挙の合格者の発表を見に行きました。
「ありましたよナウリ!」
チャンダルとアボンは言いました。
主席はキム・デソン(金大成)と書かれていました。
「違いますよ。ここですよナウリ。」
チャンダルはパク・ムンスを呼びました。
パク・ムンスが掲示板の前に来ると、名簿の一番最後(末席)にパク・ムンスの名前がありました。
アボンとチャンダルは口を手で押さえて涙ぐむと、パク・ムンスを胴上げしました。

王宮の勤政殿(クンジョンジョン)の庭。
景宗と妃と大妃や王族をはじめ文武百官が儀礼用の衣装を着て整列しました。
同じく儀礼用の服に正装した延礽君(ヨニングン)が中央の道を歩いてきました。
密豊君(ミルプングン)は震えながら耐えていました。
「力を持てというお前のおかげでここまで来られた。お前の忠言、今後も期待している。」
延礽君(ヨニングン)はミン・ジノンに言いました。
「恐れ入ります。世子(セジャ)邸下(チョハ)。」
ミン・ジノンは礼儀正しく答えました。

景宗は延礽君(ヨニングン)を王世弟(ワンセジェ)に任命しました。

「ありがたき幸せでございます。」
延礽君(ヨニングン)は答えました。
「お前と私の見る先が同じであろう。」
景宗は延礽君(ヨニングン)に優しく言いました。
延礽君(ヨニングン)は景宗への忠誠を誓いました。
都承旨(トスンジ)が音頭を取ると、文武百官は何度も世弟(セジェ)に拝礼しました。

司憲府(サホンブ)の前。
「ヘチ。善悪を見極め正義を守る架空の生き物。いや。もう伝説ではない。」
パク・ムンスは武官の姿で司憲府(サホンブ)の門をくぐりました。

ヨジもまた茶母(タモ)の武人姿となり身を引き締めて光化門を前にしていました。

監察長のチュ・ヨンハンや監察のユン・ヒョクは武官姿のパク・ムンスの姿を見て驚きました。

「ご挨拶します。司憲府(サホンブ)の新入り監察。パ・ク・ム・ン・ス!(お前たちを、倒す!)」
パク・ムンスは執義(チベ)や持平のウィ・ビョンジュたちに挨拶しました。

延礽君(ヨニングン)も世の中を変えるために意欲を見せました。

感想

韓国ドラマ「ヘチ」8話の感想です。仁元(イヌォン)大妃は延礽君(ヨニングン)こそが景宗(キョンジョン)の後継者にふさわしいと養子にする考えを景宗に伝えました。景宗は粛宗の遺言と大妃の許し、そして延礽君(ヨニングン)の意思表明に疑いが無いことを信じて延礽君(ヨニングン)イ・グムを世弟(セジェ)に任命したのでした。

延礽君(ヨニングン)に刺客を放ったのは密豊君(ミルプングン)で、ヨジを襲って人質に取ったのがヨジでした。延礽君(ヨニングン)は世弟(セジェ)になることが確定したのでミン・ジノンからヨジの幽閉場所を聞き出せたのです。ミン・ジノンはヨジを人質にすることで延礽君(ヨニングン)を妨害しようとしていたのです。その辺りのことはカットされていたのかどうかはわかりませんが、8話ではまったく描写が無かったです。ヨジが延礽君(ヨニングン)の想い人であるという情報はおそらくタルムンによってもたらされたのだと思います。

タルムンはもしかしたら、ミン・ジノンの命令により延礽君(ヨニングン)の暗殺に出向いたのか、救出に向かったのかはカットされていたのかどうか、その場面でも明確な答えが描かれていませんでした。今回のタルムンは「微笑するタルムン」で、素敵な笑顔が見られてよかったですね!

科挙不正事件が正され、パク・ムンスはビリで合格しました。頭の悪いパク・ムンスがなぜ希望通り司憲府(サホンブ)に配属されたのかはまったくもって理由がわかりません。延礽君(ヨニングン)の口利きがあったのかもしれませんね。

8話ではパク・ムンスがヨジのために一生懸命戦って、守るという姿を見せていました。なんだかまぎらわしい誤解を描くようなシーンでしたね。まるでパク・ムンスがヨジを想っているかのような演出でした。

そして恋愛といえば、チョホンは延礽君(ヨニングン)の寵愛を受けていないことがここで明らかになりました。チョホンは延礽君(ヨニングン)の情けを頂戴しただけなのに、ソ氏夫人や執事のチャドンら皆は誤解しています。

なんと思わせぶりな演出なのでしょうね。

続きが気になります。

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