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へチ王座への道5話のあらすじと感想 해치 景宗が即位すると延礽君は王族の仕事に就いて密豊君は次の王座を狙って...

へチ王座への道5話

ヘチ 王座への道 5話のあらすじと感想

目次


あらすじ

延齢君の死に続き、国王の粛宗が崩御しました。延礽君(ヨニングン)は民と一緒に父の訃報を嘆きました。

同じ日の司憲府(サホンブ)の門前。
「ハン監察の死に何も不審なところはない。なのにお前たちは何をしている。主上(チュサン)が崩御された今、朝廷は苦境に立っている!」
ウィ・ビョンジュは上司の死は殺しだったと訴えるヨジとアボンとチャンダルに向かって厳しく言いました。
「さぞや危うい状況でしょうね。老論の支持ではない世子が王になったのですから!」
ヨジは怒声を上げました。
「生意気な口を叩くな!お前、死にたいのか!」
ウィ・ビョンジュはヨジに掴みかかりました。
「私はしっかり目を開いて生きていきます。ハン監察を殺した奴を捕まえるまで追いかけます!」
ヨジは反発しました。
 「こやつめ!」
ウィ・ビョンジュはヨジを押し倒しました。
「ヨジや~!大丈夫か!司憲府だと?お前らみたいなクズが法の番人だと?待ってろ!私は必ず司憲府に入る!その時に死ぬのは・・・!お前たちだからな!」
パク・ムンスは駆け付けてヨジを支えるとウィ・ビョンジュに向かって言いました。
ウィ・ビョンジュは兵士にヨジたちを追い払うように命じました。
ヨジとアボンとチャンダルは解雇されました。

王宮。
世子が国王となり、少論が国王の後ろ盾となったため、ミン・ジノンは老論の行く末を一人で案じていました。
部屋に延礽君(ヨニングン)が飛び込んで来ました。
ミン・ジノンは延齢君(ヨルリョングン)が密豊君(ミルプングン)に殺されたことを知っていました。
「延齢君が殺されたのか病死なのかは状況に応じて決めます。それが政治です。・・・我ら老論が決めます。我々は数百年にわたり血を流しながら国を守って来ました。君大監(クンテガム)に害は及ばないでしょう。王族ですから。しかし君大監のお仲間はどうなるでしょう。君大監が動かなければハン監察は死なずに済みました。違いますか?どうせなら王を目指されては?王になれば多少の力を得らるでしょう。お母上の身分は低くても君大監は王族ですから。」
ミン・ジノンは憤る延礽君を脅しました。

夜(雨)。
ヨジは「ハン監察の死因を究明せよ」という抗議の看板を掲げて司憲府(サホンブ)の前に立っていました。

パク・ムンスはハン・ジョンソクの形見を抱き締めて泣きました。

タルムンは「仲間のために他(ハン監察)を犠牲にするのか?」という延礽君(ヨニングン)の言葉を思い出していました。

ヨジは男の子から何かを受け取りました。

路上。
延礽君(ヨニングン)は雨に濡れながらハン・ジョンソクの潔い言葉や、延齢君(ヨルリョングン)の優しい言葉の数々を思い出していました。そして「いっそ王になる夢でも見られたらどうですか?王になれば少しは力というものが持てたのではありませんか?」というミン・ジノンの挑発を思い出しました。延礽君(ヨニングン)は「力」が欲しくなりました。

1年後の典獄署(チョノクソ 獄舎)。
囚人たちは見張りの兵士を倒して逃亡しました。


夜明け前。
新国王の景宗(キョンジョン)は女官に龍袍(ヨンポ 国王の服)に着替えさせてもらっていました。しかし太ったせいで龍袍が小さすぎました。女官はその様子に失笑していました。 宣懿(ソニ)王妃は理由を女官に尋ねると、女官は最近またお体が変わられたと釈明しました。景宗はそれ以上女官を追及しないように言いました。

景宗は側近のチョ・ヒョンミンと従者を従えて歩いていました。チョ・ヒョンミンは大提学(テジェハク)が今日の論語の講師を務めると言いました。そこに李光佐(イ・グァンジャ 少論)が現れ「殿下、今日の抗議は取りやめなければなりません」と報告しました。

朝廷。
景宗が部屋に入ると大臣たち既に並んで王を待っていました。景宗は王座に就くと汗を拭いました。景宗は、典獄署(チョノクソ)の数十人の囚人が脱走した件について、どもりながら提起しました。自分に自信が無い景宗は大臣たちの前でとても緊張していました。

王妃の部屋。
宣懿王后(ソニワンフ)は国王の前で失笑した女官のふくらはぎを棒で叩いて懲らしめていました。そこに仁元(イヌォン)大妃(テビ)が現れやめるように言いました。王妃は泣きながら「子がいないために侮られています」と訴えました。

朝廷。
老論で領議政のキム・チャンジュンは「囚人が門を破るなど前代未聞でございます。どうしてこれが国のあるべき姿でしょうか!」と激しい口調で王を責めました。
老論のイ・イギョムは「三南(サンナム)では日照りと干ばつが続いております。北方では地面が動きました。民は皆殿下に徳が無いからだと噂しております。」 と言いました。
少論の李光佐(イ・グァンジャ)は「口にするのも不敬ならしなければよいのです。民の考えではなく老論の考えでしょう。」と景宗を擁護しました。
景宗は力のない声で「留意しよう・・・。」と答えました。
キム・チャンジュンは「殿下。君臣どもの考えが気に入らぬのであれば意見をお聞かせください!どうして留意するとばかりおっしゃるのでしょうか?」と厳しい口調で質問しました。
景宗はまた「留意する」と答えました。
「右議政(ウイジョン)に他の者を任命し直してください殿下。経験の浅い趙泰耉(チョ・テグ 少論)に右議政を務めるのは無理でしょう。」
ミン・ジノンは冷たい口調で発言しました。
「それは決してなりません殿下。チョ・テグは既に漢陽(ハニャン)に向かっています。どうかご理解ください。」
李光佐(イ・グァンジャ)は言いました。
少論の臣下たちも同調しました。
老論は反対しました。
「わかった。吏判(イパン)の言う通りにしよう。」
景宗はミン・ジノンの主張を受け入れました。

朝会が終わり、老論派の重臣たちは景宗をバカにして笑っていました。ミン・ジノンは皆をたしなめ「慎まれよ」と言いました。

国王の景宗は少論たちと一緒に歩いていました。少論派の臣下のほとんどが下の位を示す青色の官服を着ていました。
景宗の側近チョ・ヒョンミンは「(少論の重職は)右議政だけでした。後は皆老論に独占されています。」と訴えました。
景宗はぼーっとしながら「早く天門を開いて闖王(ちんおう)を迎えよう」と言いました。


ハニャンの街。
タルムンは道端で泥酔して眠っている延礽君(ヨニングン)を担ぐと妓楼に運びました。タルムンは部下のクンテに水をかけるように命じましたが、クンテは怖くてできませんでした。タルムンは延礽君に水を浴びせました。
「もう日は昇ってますよ~。」
タルムンは延礽君をからかいました。

妓楼の部屋。
延礽君(ヨニングン)は王宮に出仕する紫色の服に着替えました。タルムンは「あれは足を洗った水です」と冗談を言いました。延礽君(ヨニングン)はタルムンと懇意になっていました。
「お前は謀反を起こした両班が祖先にいるはずだ。」
延礽君は礼儀正しいクンテに言いました。

妓楼の庭。
タルムンは典獄署の囚人が脱走して大半は捕まったが脱走犯の中には興味深い人物がいると延礽君(ヨニングン)に教えました。
延礽君は詳しい話が知りたくなりましたが、タルムンからタダでは聞けないと思いました。
延礽君は馬で王宮に出勤しました。

延礽君がいなくなると、クンテは「宗親部(チョンチンブ 王族の部署)の仕事をするようになってからまともになったと噂していたのに、最近また飲んだくれるようになりましたね」とタルムンに言いました。
タルムンは「あの日(弟の命日)が近いからだ」と答えました。

王宮の宗親部。
延礽君が出仕すると王族の幼い男の子たちが集まっていました。
お調子者の官僚は国王が養子をとるのではないかと噂しました。
「ウンソン君とチニョン公主の縁組について・・・。」
官僚は今日の仕事を延礽君に伝えました。
延礽君は引き受けると、官僚に頼み事をしました。

漢陽(ハニャン)のとある両班の屋敷。
使用人の男は餅つきに疲れていました。
そこにヨジが現れ「私がやります」と片手だけで杵を突き始めました。
あまりの怪力に見ている人たちは驚きました。

川岸の楼閣。
部屋で二人の男が受験勉強をしていました。壁には「科挙に合格することが美人の女を得る道。落第は死あるのみ。」と書かれていました。
パク・ムンスは受験生の中年の男に静かに本をめくるように頼みました。
男は鼻息が荒いことを指摘されると外に出て間食をはじめました。
パク・ムンスは「今日は大事な日(ハン監察の命日)なのだ」と言ってどこかに出かけて行きました。
男は部屋に戻るとパク・ムンスが勉強した痕跡を見て「あの人は今回はうかるかもしれないな」と思いました。

両班の屋敷。
おばさんたちはヨジが焼いたチヂミがお粥になってしまったと言いました。ヨジは謝りましたが、男が試食してみると「とても旨い」と言いました。
「水刺間の尚宮顔負けの腕前だな。」
雇い主のおじさんはヨジに報酬を渡すと褒めました。
ヨジは思っていたより多くの報酬を手にして帰りました。

帰り道。
ヨジはハン・ジョンソクの息子のチュンジェと合流して帰りました。

夜のあばら屋(ハン・ジョンソクの家)。
パク・ムンスはアボンとチャンダルと一緒に暮らしていました。
「チャンダルさん。アボン。ムンスナウリ?」
ヨジがチュンジェと一緒に帰ってきました。
パク・ムンスたちは「久しぶりだな」と言って温かくヨジたちを迎えました。

延礽君(ヨニングン)の家。
ウィ・ビョンジュが延礽君の家にやって来ました。
延礽君は笑顔でウィ・ビョンジュを迎えました。

ハン・ジョンソクの家。
チャンダルは「司憲府(サホンブ)を出た俺たちの中で一番稼げているのはヨジだけだ」と言いました。アボンは「ヨジの料理はまずくて食えなかったのに」と驚いていました。
「もしかして賭博してるのか?」
パク・ムンスはヨジの稼ぎに疑問を持っていました。

チュンジェは庭の外で父を思い出してすすり泣いていました。

延礽君(ヨニングン)の家。
「典獄署の脱走者名簿を見ればわかる。典獄署の脱走は老論の仕業だ。少論の右議政を追い落とすための。罪人が脱獄とは。国でこのようなことが起きたのは殿下の徳が無いからだと主張して少論を圧迫したはず。今のそちが浮かない顔をしているのは困ったことが起きたからだろう。」
延礽君はウィ・ビョンジュに言いました。

回想シーン。
ウィ・ビョンジュは囚人の一人に「私が外に出してやろう。典獄署の門を開けておく。そちが逃げる時に他の者たちを連れて逃げろ。」 と言う場面。

延礽君(ヨニングン)は、ウィ・ビョンジュが脱獄を手引きして、その中の一人を捕らえる(抹殺する)ことができなかったので困っていると言い当てました。

「どうする?もし奴が捕まって白状したらお前の立場が危うくなる。私が捕らえてやろう。そちの昇進祝いに。私がこれくらいしてやればそちも心を開くだろう。」
延礽君はウィ・ビョンジュに言いました。ウィ・ビョンジュは「ハン監察と親しかったのになぜですか?」と聞き返しました。
延礽君は分別がついたので小さな党派から老論に乗り換えたと答えました。延礽君はウィ・ビョンジュと酒を交わしました。

ハン・ジョンソクの家。
チュンジェは父と母の位牌に拝礼しました。
ヨジとパク・ムンスとアボンとチャンダルの四人は悔しい気持ちでいっぱいでした。
パク・ムンスは「唇が切れるほど耐えるんだ!」とアボンに言いました。

パク・ムンスは庭に出ると怒りの声を上げました。ヨジは延礽君は生き延びるためにウィ・ビョンジュに近寄ったりして精一杯なので、もう私たちとは関係無いと言いました。
「延礽君のことはもう忘れましょう。あの人が生きる目的は私たちと違うんです。」

「フォンや。もう一年たったのか。私がかように生きるようになってから。」
延礽君(ヨニングン)は延齢君(ヨルリョングン)の屋敷の前に行きました。

ハン・ジョンソクの家。
延礽君はハン・ジョンソクの家を見つめていました。


科挙の試験日。
パク・ムンスはアボンと一緒に門の前に並びました。
「前に座れば答案を先に見てくれるはずだ。これまでは後ろのほうだったから回答を見てもくれなかったのだ。」
パク・ムンスはアボンに言いました。
二人が並んでいると、体格のいい男が二人の前に割り込みました。
パク・ムンスが怒ると男(ユン・ヒョク)は振り向きました。
「空いていたので並んだのですが、いけませんか?」
ユン・ヒョクは二人に言いました。
パク・ムンスとアボンはユン・ヒョクの「強面(こわもて)」の顔と低い声に驚いて思わず場所を譲ってしまいました。

門が開くとパク・ムンスは「あ~!」と先に並んでいた受験生を押しのけて門に入りました。しかし、パク・ムンスは男たちに押し倒されて門のところで転んでしまいました。
「イボシヨー!こっちだ!」
同じ楼閣で勉強していた男がパク・ムンスを担いで良い座席に運びました。
「ここだ。あなたは運がいい。私が場所取りの者を使って二つ席をとっていたのだ。」
男は使用人の男たちと一緒にパク・ムンスをいい席に案内しました。
「ありがとう。だがこれは国法に反する。法が勝つ世の中を作りたいので。幸運を祈る。」
パク・ムンスは笑顔で断りました。

ユン・ヒョクは受験生の振りをしている部下二名に命令を下しました。
「不正が横行している。密かに探るのだ。」


妓楼。
延礽君は典獄署からの脱走犯を見つけてくれたタルムンに報酬を払いましたが「そちはミン・ジノンの犬だからな」と警戒していました。
「もうすぐ騒がしくなりそうです。」
タルムンは政局に変化が起きる可能性を示唆しました。

城門の前。
ある儒者が張禧嬪の復位を唱えていました。男は兵士に囲まれていました。

延礽君はその様子を見て少論がチャン禧嬪のことを持ち出して政権を取り返そうとしていると思いました。

朝廷。
老論派のキム・チャンジュンらは訴えを起こした男を死罪にするように王に訴えました。
しかし景宗は「留意する」とは言いませんでした。

朝廷の一室(老論派の会議室)。
ミン・ジノンたちは話し合っていました。
「他の王を決める時が来たようです。老論は王を決めねばなりません。違いますか?」
ミン・ジノンは仲間に言いました。

延礽君(ヨニングン)の家。
延礽君は家に帰るとチョホンに情勢について話しました。 老論と少論はそれぞれ別の世継ぎを推戴しようとしていました。

中宮殿。
アンチョン君の幼い次男ヒョルリョン君とクァンミン君の三男イリョン君らが宣懿王后(ソニワンフ)に挨拶しました。

王宮の一角。
「早く天門を開いて闖王(ちんおう)を迎えよう。李自成の時代に民間で流行した歌です。だが結局、李自成は志を遂げることができず、歌は意味を持ちませんでした。李自成は世を変える力も人も不足していたのです。」
李光佐(イ・グァンジャ)は景宗に言いました。
「私は、似たような身の上だ。志を遂げるには力が必要だが、私と少論には力が無い。自身に力が無ければ敵の力を利用するか同士の力が必要だ。」
景宗は言いました。

王宮の一角。
延礽君は宗親部の官僚から清国の使臣が延礽君を呼んでいると言いました。

慕華館。
延礽君が門の前まで行くと、密豊君が振り返りました。
「やあ兄上。久しぶりですね。会いたかった。一年間兄上を思わぬ日はありませんでした。」
密豊君は親し気に延礽君に話しかけました。
「やめろ。汚い手をどけろ。」
延礽君は言いました。
「俺は必ず王になるからな。」
密豊君は耳元でささやきました。
「その前に俺の手にかかることになる。一体何をするつもりだ。」
延礽君は刀を抜いて密豊君の首に突きつけました。
「言っただろ。王になると。王になる準備が整ったということだ。」
密豊君は言いました。


中宮殿。
宣懿王后(ソニワンフ)はユニョンから「蚕を食べた人は必ず世継ぎを産んだそうです」と怪しげな虫を食べさせられました。宣懿王后(ソニワンフ)は幼虫を食べると悪心をもよおしました。

屋敷。
ユニョンは食べた蚕を吐き出していると、密豊君が帰ってきました。ユニョンは宣懿王后(ソニワンフ)は自分の手に落ちたと報告しました。
密豊君(ミルプングン)はユニョンを必ず妃にすると言いました。

延礽君は密豊君が何かを企んでいると思いました。

夜の司憲府(サホンブ)。
延礽君はウィ・ビョンジュに会うと、王族の不正に関する捜査の依頼を口実に、ミン・ジノンへの言付けを頼みました。

ウィ・ビョンジュは延礽君の頼みを聞き入れました。

ヨジは司憲府(サホンブ)の書庫に潜入して手がかりを捜しました。
そこに延礽君が現れ揉み合いになりました。
「ヨジ。なぜここにいる。まさかまだハン監察の・・・。」
延礽君はヨジが持ち出した文書にハン・ジョンソクの名が書かれていることに気が付きました。
「君大監には関係の無い事です。」
ヨジは言いました。
物音に気付いた兵士が部屋に入って来ました。
延礽君はヨジを匿いその場をやり過ごしました。

ヨジは延礽君が自分をかばったことに釈然としませんでした。

ハン・ジョンソクの家。
パク・ムンスはアボンとチャンダルが、科挙でムンスを助けようとしていた男を捕まえたという話を聞きました。そこにヨジが戻って来ました。

朝の王宮の一室。
ウィ・ビョンジュはミン・ジノンに密豊君が戻って来たこと、そして決して拒めない切り札を密豊君が持っているという話を延礽君から聞いたことを報告しました。
ミン・ジノンは典獄署の不手際についてうまく処理するように命じました。

ミン・ジノンが庭に出ると、ユニョンが宣懿王后(ソニワンフ)と親しくなり行動を共にしているところを目撃しました。キム・チャンジュンはユニョンに仲介を頼まれたと言いました。
「何ですと!領相大監(ヨンサンテガム)!何てことをしてくれたのです!あやつがどんな女か!」
ミン・ジノンは密豊君が本気で王位を狙っていると思いました。

朝廷。
清国からの使臣団は景宗に挨拶をしました。
密豊君が現れると、景宗や大臣たちは驚きました。
密豊君は丁寧に景宗に挨拶をしました。

ミン・ジノンは密豊君が景宗の養子になろうとしていることに気が付いて焦りの表情を浮かべました。

王宮の一室。
「そちは密豊君に王座を約束して反故にした。王子が必要ではありませんか?駒になってくれる王子が。」
延礽君は動揺しているミン・ジノンに話しかけました。


感想

韓国ドラマ「ヘチ」5話の感想です。あっという間に粛宗と延齢君、ハン・ジョンソクが亡くなってしまい、新国王に景宗が即位しました。しかも序盤から老論派の天下ということになっていて、少論で要職に就いているのは右議政と李光佐(イ・グァンジャ)程度という設定です。そこにチャン禧嬪復位の上疏(じょうそ、上奏)が行われました。おそらくは1722年あたりの出来事だと思います。

今回の延礽君(ヨニングン)は主人公でありながら宗親部で王族の仕事をこなす一方で弟の命日が近づくと酒に酔って気持ちを紛らわすという暮らしぶりでした。

ヨジとアボンとチャンダルは無職となり、アルバイトで日銭を稼ぐ日々。パク・ムンスはお坊ちゃまなので受験勉強に一生懸命でしたね。

 そんな日々の中、密豊君が帰って来たことでドラマは動き始めます。密豊君があれこれ政治をかき回します。ミン・ジノンは密豊君に恨まれているので、密豊君の野望を阻止しなければなりません。延礽君とミン・ジノン、そして誥命を貰ったイ・イギョムの方向性は一致するわけですね。

それにしてもユニョンという領議政の女はどうしてキム・チャンジュンに囲われているのか・・・設定上は必要かもしれませんが、思考回路としてはさっぱり意味不明。

それで、今回気が付いたのはウィ・ビョンジュの声優さんが「てらそままさき」さんですね。いいお声です。韓国語バージョンしか見てなかったので今まで気が付きませんでした。

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