秘密の扉 9話
目次
あらすじ 殺人の濡れ衣
世子イ・ソン(思悼世子)は漢城府のチョ・ジェホに捕らえられました。
王宮内のキム・テクの部屋。
「面白い戦いとは何のことだ!邸下(チョハ)に何をした!」
少論のパク・ムンスは老論(ノロン)の首領キム・テクの襟首を掴んで揺すりました。
左議政キム・テクは目を閉じました。
「種を明かしてはつまらんだろう。おいパク・ムンス。私はキム・テクだ。お前では私にかなわん。」
王が罪人を直接尋問する場が設けられました。
イ・グム(英祖)は世子イ・ソンを尋問しました。重臣たちはその様子を見守っていました。
「確認したいことがあったのです。それは・・・・・・黒幕の正体です。」
イ・ソンはパク・ムンスをちらりと見て言いました。
「シン・フンボクとホ・ジョンウン、チョン・スンセの殺害の黒幕です。」
世子は言うと英祖(ヨンジョ)は黒幕は誰かと尋ねました。イ・ソンは立ち上がり、キム・テクの前に行きました。
「大監がカン・ピルチェに三人を殺すよう命じました。そして用済みになったらカン・ピルチェを始末しました。」
「何を言うのだ。領相(ヨンサン、領議政)が殺人だと?」
イ・グム(英祖)はとぼけたようで世子に言いました。
「でないならば父上が犯人なのですか?」
イ・ソンが言うとイ・グム(英祖)は怯みました。
「この私になんということを!」
「父上が連続殺人の黒幕ですか?」
「なぜだ。え?何を根拠に言っておる!」
イ・グム(英祖)があたかも罪を否定する罪人のように言うと・・・
「これが根拠です。この文書に隠された秘密を隠し通すために殺したのでは?」
世子はシン・フンボクの猛毅(メンイ)の写しを英祖(ヨンジョ)に見せました。
しかしそれは世子が描いた空想でした。
「おほう。早く質問に答えぬか。カン・ピルチェから何を聞き出そうとしたのだ?あ?なぜ答えぬ。」
英祖(ヨンジョ)は石段に腰掛けると世子に言いました。
「話せません。」
「れっきとした証拠があるのだぞ。判尹(パニュン)。見せてやれ。」
イ・グム(英祖)が命じるとチョ・ジェホは世子の懐刀を見せました。その懐刀はキム・テクの命令を受けたフクピョが使ったものでした。
「誰の懐刀だ。早く答えろ。」
「私の、懐刀でございます。」
「もう一度聞く。なぜカン・ピルチェの家に行った?カン・ピルチェを殺すためか?」
「いいえ。私は殺していません。」
「いつまでシラを切る気だ。」
「父上。」
「今すぐ世子を投獄せよ。」
「では、どのように処罰しましょう。」
老論(ノロン)で世子の義父ホン・ボンバンは言いました。
「重罪の容疑とはいえ、邸下をさすがに投獄するわけにはいかん。」
キム・テクは言いました。
「いや。義禁府(ウィグムブ)の牢に入る。国法の前では誰もが平等だ。王や世子、そして領相(ヨンサン、領議政)大監も例外ではない。」
イ・ソンはキム・テクを見て言いました。
「邸下が殺人事件の容疑者になられたことは残念でなりません。」
キム・テクは言いました。
「では大監が潔白を証明してくれますか?大監を頼りにしてますよ。」
イ・ソンはキム・テクに言いました。
世子の執務室。
「邸下のですって?なぜ邸下の懐刀が現場に?」
チェ尚宮は右副承旨のチェ・ジェゴンに尋ねました。
「邸下を陥れる陰謀だろう。内部の人間が、邸下を裏切ったのでは?」
「東宮殿の女官にそのような者は・・・。」
「怪しい行動を取った者は?」
「そのような者は決して・・・・・・!まさか・・・!」
チェ尚宮は世子の部屋でこそこそしていた三人の怪しい女官のことを思い出しました。
女官の部屋。
チェ・ジェゴンとチェ尚宮(チミル尚宮)がトックムの部屋を訪ねるともぬけの殻でした。
義禁府(ウィグムブ)の牢屋。
世子は自分の官帽や世子の衣を嬪宮に渡しました。
「必ず出られます。私にお任せください。・・・・・・中宮殿と大妃殿へ使いを出して。」
世子は牢屋の中でキム・テクが書いた猛毅(メンイ)の写しを読み返しました。キム・テクが首謀者となり景宗を毒殺したのでした。世子はキム・テク以外の風流名の花押が誰の物かわかりませんでした。
景宗の霊廟。
英祖(ヨンジョ)は兄の遺影を前に酒を飲んでいました。
「思えば存命中に兄上と一度も呼べませんでした。ずっとお偉い世子様で、さらに仰ぎ見ることも許されぬ殿下になられたからです。今もそんな目で私を見るのですか?三十年です。殿下の在位は四年でしたが私は三十年も龍袍(ヨンポ、王の衣)を着ている。山海珍味を楽しむ暇もなく、一日にニ辰以上は眠らない。私は食べる間も寝る間も惜しんでこの国と民のために力を尽くしてきたのだ!そうするために、私は龍袍(ヨンポ、王の衣)の服を着て王座を守っておる。私利私欲ゆえの邪心などただの一度も抱いたことがない。それなのに、なぜそんな目で私を見下ろすのだ。私のどこが悪い!そのあざけるような目は何だ!おい。一体何が不満なのだ。ははは。」
昭媛(ソウォン)ムン氏の部屋。
英祖(ヨンジョ)は昭媛(ソウォン)の部屋を訪ねていました。
「悩みでもあるのですか?」
「東宮殿が人を殺めたと聞きました。本当ならどうなるのです?」
「世子の座から、東宮殿を下ろさねばならん。」
「では世子の座は開けておくのですか?」
「一日も・・・開けておけん。」
英祖(ヨンジョ)は頭を押さえました。
義禁府(ウィグムブ)の牢獄。
「パク・ムンス大監を告発なさいませ!」
チェ・ジェゴンは世子に言いました。
「犯人と断定できぬ。」
「なぜですか。剣契(コムゲ)を雇ったとの情報があり、執務室から本が出てきました。そのうえ邸下に罪を告白したのですよ?」
「シン・フンボクを御井(オジョン)へ投げ入れた。」
「え?」
「そう自白しただけだ。先生がシン・フンボクを殺したとすれば老論(ノロン)がそれを伏せるだろうか?」
「確かにあり得ません。」
「先生は我々と同じことを望んだのだ。シン・フンボクの事件が黙殺されるのを防ごうとした。」
「影を片付け煙管を奪え。ならばこの言葉は殺人の指示ではないと?」
「ナ・チョルチュの足取りをたどればわかるだろう。」
「調べます。」
「右副承旨。先生が自白したことは当分の間伏せてくれ。」
老論(ノロン)の会議室。
「邸下には切り札があるのになぜか無抵抗でした。」
副提学(プジェハク)ミン・ベクサンは言いました。
「切り札だと?」
右議政キム・サンノは言いました。
「一番の切り札は、何と言っても貸本業の娘です。」
ミン・ベクサンは言いました。
「世子(クッポン、国本)は不穏な計略を巡らせているのだろう。不意打ちを喰らいますぞ。」
右議政キム・サンノは言いました。
「まったく煩わしい娘だな。」
キム・テクは言いました。
チェ・ジェゴンの家。
ソ・ギュンは世子が投獄されたと娘のチダムに言いました。チダムはすぐに頭目に会いに行くと言いましたがソ・ギュンは自分が行くと言いました。
「右副承旨の家に行き娘を捕らえよ。」
尚膳のキム・ソンイクは黒ずくめの三人の男に命じました。
剣契西方(コムゲソバン)の頭目となったフクピョはキム・テクから貸本業の娘を殺すよう指示を受けました。
嬪宮ホン氏は世子を守れなかった内官チャン・ホンギに自害するよう命じました。チャン・ホンギはお助けくださいと言うと、嬪宮ホン氏はチャン・ホンギにシン・フンボクの死後の世子に何があったのか一つ残らず白状するように強要しました。
「自決か自白か、どちらがよい!」
「すべてはソ・ジダムという娘が王宮に侵入した日に始まりました。今お考えになっている娘です。」
剣契東方(コムゲトンバン)の砦。
ソ・ギュンが部屋でナ・チョルチュを待っているとチェ・ジェゴンが乗り込んできました。
チェ・ジェゴンはナ・チョルチュに会いたいと言いました。
「実は・・・昨晩から行方不明です。」
ソ・ギュンは言いました。
「きっと危険な目に遭ったに違いない。誰かに襲われたのかも。」
子分は言いました。
「誰に襲われたのだ?」
チェ・ジェゴンは子分に言いました。
「それが分かれば苦労しませんよ。とっくにぶっ殺してる。」
「口を慎め・・・。」
ソ・ギュンは高官の前で庶民の言葉を話す子分に顔をしかめました。
「帰ってチダムに会う。ナ・チョルチュの足取りを知ってるやもしれん。」
チェ・ジェゴンの家。
チェ・ジェゴンとソ・ギュンがチダムの部屋を訪ねるとチダムの世話をしていた下女が泣いていました。
「黒い服の男にさらわれました。」
ソ・ギュンはチダムなしでは生きていけないとチェ・ジェゴンに娘を取り戻すように頼みました。
義禁府(ウィグムブ)の牢獄。
パク・ムンスが世子のもとに駆けつけました。なぜだと言わんばかりのパク・ムンスにイ・ソンはそんな顔はするなと微笑みました。
「牢にいるべきなのはこの私です。なのになぜ邸下が。私は決して許されぬ大きな罪を犯しました。」
「真実を暴くためでしょう?やり遂げてください。犠牲になった者たちのために。そのためなら私が牢で過ごすことくらいなんでもない。」
「必ずや事件を解決してみせます。世子邸下を牢からお救いしたら自分の罪を償いますので私を信じて待っていてください。」
漢城府。
パク・ムンスは判尹(パニュン)のチョ・ジェホにカン・ピルチェ殺害事件の記録を見たいと言いました。チョ・ジェホは既に義禁府(ウィグムブ)に渡した、不利な記録を除いてと言いました。
「そなたは邸下が犯人ではないと言い切った。考えられるのは二つに一つだ。世子様(クッポン、国本)への忠心からか、それとも・・・。」
「犯人を知っているかだ。」
左議政イ・ジョンソンが部屋に入ってきました。
「大監はもしかして犯人は・・・この布の服の者だと思ってますか?」
チョ・ジェホはナ・チョルチュの服の切れ端を見せました。
剣契西方(コムゲソバン)の砦。
ナ・チョルチュは蔵に閉じ込められていました。
「昨晩お前が手加減した理由は?」
キム・テクの庶子キム・ムは刃物を研ぎながら縛られているナ・チョルチュに尋ねました。
「友だからだ。今も、他に友はいないのか?」
ナ・チョルチュが言うとキム・ムはナ・チョルチュの腹を蹴り部屋を出ました。ナ・チョルチュは手を伸ばして何かを取ろうとしました。
漢城府。
「私は知らん。」
パク・ムンスは答えました。
「ならばこれならどうだ。五年前に死んだチョン・スギョムの回顧録だ。カン・ピルチェはこれを読んで我々に連絡をした。」
チョ・ジェホはパク・ムンスに言いました。
「私達は取引に応じました。」
シン・チウンは言いました。
「だが猛毅(メンイ)の取引は不首尾に終わった。」
イ・ジョンソンは言いました。
「誰かがカン・ピルチェを殺して猛毅(メンイ)を奪ったからだ。」
チョ・ジェホは言いました。
「それは他でもない。そなたであろう。」
イ・ジョンソンは言いました。
「なんですと?」
「だからこそ世子邸下は無罪だとそなたはきっぱり断言できたのだ!大監と、下手人の罪は目をつぶることにしましょう。我々に猛毅(メンイ)を渡してくれ。」
判尹(パニュン)は声を大にして言いました。
「あの者は真犯人ではないのだぞ?」
パク・ムンスはナ・チョルチュを庇いました。
「真犯人捜しに興味はありません。」
大司諌(テサグァン)のシン・チウンは言いました。
「邸下はどうするのだ。」
パク・ムンスは困惑しました。
「いまだに罪人の子です。父親に正統性がなければ息子の地位も・・・正統ではない。王にはなれません。」
シン・チウンは言いました。
少論(ソロン)の会議室。
右参賛(ウチャムチャン)パク・ムンスは左議政イ・ジョンソンと二人きりで話し合いました。
イ・ジョンソンはパク・ムンスに猛毅(メンイ)を持っているのか尋ねました。猛毅(メンイ)をもとにパク・ムンスは新しい王を擁立するのかと言いました。
「あのように勇立てばかつでの惨劇が再び繰り返されますぞ!大監は少論(ソロン)が朝廷を牛耳るために連判状を捜すのですか?もし政治を正すことが目的なら、まず先に獄中の邸下を気遣うべきでは?」
パク・ムンスはシン・チウンの過激な言動への懸念を表しました。
パク・ムンスが宮殿を歩いていると英祖(ヨンジョ)がいました。
「お腹の子は、産室庁で休ませてやろう。」
英祖(ヨンジョ)は側室の若い昭媛(ソウォン)ムン氏に言うとパク・ムンスを睨みました。
嬪宮の部屋。
「産室庁(サンシルチョン)ですって!?昭媛(ソウォン)は殿下の側室なのよ?」
嬪宮ホン氏は格下の女に王妃と嬪宮しか使えない産室庁が与えられたことに驚きました。
王の謁見場。
パク・ムンスは英祖(ヨンジョ)に身分の低い側室に産室庁を使わせたことに苦言を呈しました。
「早く問題を解決しなければそなたが目指す未来は無残に崩れ去るぞ。」
「それほどまでに権力が大事ですか。人として間違っています。我が子を政治の切り札にするなんて。」
「こうなったのも、すべてそなたのせいだ。私を追い詰めるから悪い父親にならざるをえない。さあ。猛毅(メンイ)を返してくれるか?猛毅(メンイ)も世子もあるべき場所に戻そう。」
「真犯人を捕まえるまで世子邸下は牢から出られません。」
「すべて剣契(コムゲ)の者に罪を着せれば解決だ。つまらん喧嘩で命を落とすような者が世子の身代わりになればよいであろう。大業を成すには小さな犠牲はつきものだ。」
「どうやら殿下と私は意見が会わぬようです。」
「猛毅(メンイ)を渡さぬと?」
「そうです。
「ならば、そなたは弟子を失うことになる。そして余は、我が子を失う。」
英祖(ヨンジョ)は笑いました。
王宮の廊下。
「まさかあの文書を今上に渡してはおらんな?今上に渡せば世子(クッポン、国本)は終わりになるだけでは済まぬ。」
キム・テクはパク・ムンスを脅しました。
「どういう意味ですか?」
「大監が持っている猛毅(メンイ)を誰から聞いたと思いますか?ナ・チョルチュを殺したくなければよく考えたほうがいい。」
パク・ムンスの執務室。
チェ・ジェゴンはパク・ムンスにソ・ジダムが連れ去られたと報告しました。パク・ムンスはすぐに立ち上がりキム・テクの家に行きました。
キム・テクの家。
「もう取引する気になったのか?」
キム・テクは乗り込んできたパク・ムンスに言いました。
「ナ・チョルチュとソ・ジダムを今すぐ開放しろ!」
「一日やろう。明日までに返さなければ、国中の民があの文書を目にすることになる。二人を返さなければお前も老論(ノロン)の他の者も刑場で八つ裂きとなるだろう。」
パク・ムンスは語気を強めて言いました。キム・テクは涼しそうに言いましたが目は怒っていました。
夜の義禁府(ウィグムブ)の牢獄。
チェ・ジェゴンは手は尽くしているがと世子に言いました。世子は成果が出ないことに焦りを覚えました。
「右副承旨。ここから出たい。打開の道を探らねば。ここに書かれている者を調べよ。」
イ・ソンは猛毅(メンイ)の一部を右副承旨チェ・ジェゴンに渡しました。
「これは何ですか?」
「フンボクが記した文書の写しだ。何も聞かずに誰の号か調べてくれ。」
「垓埏(ヘヨン)?領相(ヨンサン、領議政)キム・テクの号です。丹巌(タナム)はミン・ジノン。ミン・ベクサンの祖父の号です。それから景一(キョンイル)。左相(チャサン、左議政)キム・サンノの号です。」
「一連の事件の黒幕だ。どんな手を使ってでも調べろ。ジダムは奴らの手中だ。」
チェ・ジェゴンはジダムがさらわれたと内官のチャン・ホンギに東宮殿の裏庭に兵士を集めるよう命じました。しかしチャン・ホンギは何かを言いたいようでした。
キム・テクの家。
キム・テクはジダムは誰にさらわれたのだろうとキム・サンノとミン・ベクサンに言いました。
王宮の一室。
ジダムは嬪宮の前で縛られていました。
「罪のない者をさらうのは国法の反しています媽媽。」
ジダムは嬪宮ホン氏に言いました。
「お前の証言がいる。殺人の現場を見たのか?」
「左捕庁(チャポチョン)の従事官ミン・ウソプに文書を渡しましたが黙殺されました。」
「すべての事実を証言できるか?」
「もちろんです。」
「ではお前の身の安全は私、嬪宮が保証する。」
「嬪宮媽媽がチダムをさらっただと?」
チェ・ジェゴンはチャン・ホンギに言いました。チャン・ホンギはこれだけしか知らないと言うとチェ・ジェゴンは怒ってチャン・ホンギに手をあげそうになりました。チェ尚宮は邸下のためにはむしろよかったと言いました。
「再尋問をお願いします。邸下は殺人などしておりません。濡れ衣でございます。無実です。どうか正しいご処置をお願いします。再尋問をお願いします。真実を明かしとうございます。」
嬪宮ホン氏は幼く泣きじゃくる息子を横に置いて席藁待罪をしました。
イ・グム(英祖)は耳をふさぎました。
義禁府(ウィグムブ)の牢獄。
世子はチェ・ジェゴンから話を聞いてやめさせるように言いました。
「ミン・ウソプも捕らえて鞠問します。」
義禁府(ウィグムブ)ではミン・ウソプを捕らえる命令が下りました。このことを左捕盗庁の従事官がカン・ゲヒに報告し、老論(ノロン)派は王宮の会議室に集まりました。キム・サンノはもう破滅だと慌てました。
英祖が部屋から出てきました。
「何のつもりだ。子供が泣いているのに。」
「子供ではなく元孫(ウォンソン)です。元孫(ウォンソン)はこの国朝鮮を守るために無実を訴えているのです。」
嬪宮は英祖に言いました。
「まだ幼子であろう。」
「邸下は五歳から筵に座って政治を学ばれました。それよりも幼いですがまだ学べます。私も元孫(ウォンソン)もここで死ぬ覚悟です!」
嬪宮ホン氏は英祖を見つめました。
嬪宮ホン氏は英祖を見つめました。
感想
実はちょっとあらすじを書くのが面倒になってきました!特にキム・サンノが右議政だったのに、いつの間にか左議政に昇格しててあれ!?と思って混乱してしまいました。キム・サンノを呼ぶときに、左相(チャサン、左議政)と言っており、数話前から右相(ウサン、右議政)とは呼んでないのです。これはいったい!?(でも11話では右議政と言ってたので右議政なのでしょう。)英祖も悪い男として描かれ、そろそろ見飽きたといいますかwすごい悪役というよりつまらない男にしか見えなくなってきました。慣れとはそういうものなんですね。最初から犯人がわかっているとちょっと飽きてきたような。でも世子嬪が世子の味方についてイ・サンらしき幼子と一緒に席藁待罪をしてドラマに変化が表れてきましたね。
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