秘密の扉16話
目次
あらすじ 失脚の感想
この「秘密の扉」の英祖(ヨンジョ)は凄く最低な男でかの極悪首陽大君でさえも息子のことは可愛がってたのに、このドラマの英祖(ヨンジョ)は息子を虐待どころかそれ以上のことをしている鬼親で人格もぶっ壊れています。主人公の思悼世子に未来はないので・・・かなり主人公が苦しむドラマで希望的な結末、グッドエンドは望めそうにありません。まーだ同時放送している「快刀ホンギルドン」のほうがおもしろいよ~。でもまだイ・ジョンソンは「奇皇后」のヨンチョル丞相を演じていたチョン・グクファンだからヨンチョル様が何かしでかしてくれそうと期待しています。
ではさっそく秘密の扉16話を見ていきましょう!
慕華館。
清国の指針への贈り物に虫が湧いていました。驚くイ・ソン(思悼世子)とホン・ボンハン。ナ・チョルチュは清の術を使い朝鮮ニンジンを腐らせたのでした。激怒する清国の使臣は帰国すると世子に言いました。慌てて引き留めるイ・ソン(思悼世子)は使臣に土下座します。
「チョーハー(邸下)!」
ホン・ボンハンが悲鳴のような大声で叫びます!
「なりませんチョーハー!」
内官や女官たちも地面に伏して世子より低くなりました。
「国の重大事を解決するためだ。動揺するな。私が至らぬせいでこのような事態を招いた。どうか寛大な心で許してほしい。和平を保ちたいのは清国とて同じはず。大国は周辺国に寛容であるべきだ。そうすることが清国のためにもなる。圧迫すれば反発も生まれる。弱小国とて押さえつけられたら弱小国とて強い反感を抱き暴発しかねない。その結果清国の安全も脅かされてしまう。」
イ・ソン(思悼世子)は部下らに命じます。
「我々と争いも辞さないと聞こえますな。まるで自ら反乱軍を指揮しそうな勢いですぞ。」
使臣はイ・ソン(思悼世子)を見下しました。
「違います。両国のために平和的な解決がしたいのです。」
世子は地面に膝をついて言いました。
「おたちください。邸下の真摯な謝罪に機会を差し上げます。ただし条件があります。3日以内に皇帝陛下への献上品をご用意ください。人参程度では皇帝陛下のお気持ちは動きませんぞ。」
使臣は世子に言いました。
世子は皇帝が満足するような物を用意すれば朝鮮の提案を受け入れてもらえるかと尋ねました。使臣は了承し引き上げる際に数珠を落として行きました。ホン・ボンハんは疲れて地面にしゃがみ込みました。ソ・ジダムは女官と一緒に腰を曲げていました。
ピョン・ジョンインはナ・チョルチュに世子が土下座したと報告しました。
王の謁見場。
英祖(ヨンジョ)は威厳を守るべきだと言うと世子は民を守るべきだと言いました。
「土下座の王世子と民の心に刻まれ威厳が落ちる。そうなったらどうやって民を統制するのだ。」
「戦の脅威を遠ざければ民の信望を得られます。」
「この問題は何としてでもそなたが解決せよ。でないと父でなく民が立ち上がりお前を世子の座から引きずり降ろすぞ。」
喜雨亭(ヒウジョン)。
イ・ソン(思悼世子)はソ・ジダムと会いました。
「なぜそなたがここに?」
「チェ尚宮様の指示で邸下が絵を描く紙を用意しに参りました。」
「やつれたな。仕事がたいへんか?」
「邸下こそお悩みがあるようですね。」
「いいや。私は大丈夫だ。」
「使臣にひざまずいてお叱りを受けたのですか。女官の中にもやりすぎだと陰口を叩く者がいます。」
「土下座などなんでもない。言わせておけ。なぜそんな目を?」
「どちらが本当のお姿かわからないのです。かつて目の前の殺戮を見過ごし老論の忠臣と享楽にふける邸下が本当のお姿ですか?民のためなら使臣にすすんで土下座をもする姿が本当の邸下のお姿ですか?混乱しています。」
「何が知りたい。私から望む答えを導き出せる日が、いつか来るといいな。」
イ・ソン(思悼世子)は言うとソ・ジダムは礼をして去りました。
老論の会議室。
ホン・ゲヒはなぜ高麗人参が腐っていたのだとホン・ボンハンを責めました。ホン・ボンハンは自分のせいではないと言いました。
イ・ソン(思悼世子)が部屋に入ってきて責任のなすりつけはやめよと言いました。ホン・ゲヒは治外法権を認めて戦争を回避し交渉すべきだと言いました。
イ・ソン(思悼世子)はどんな方法でも国本(クッポン、世子)として政治に復帰したいと言いました。
「全面操業になれば漁民は死に直面する。皇帝の気に入る献上品を考えてみたい。八方手を尽くした後で私が世子の座を放棄し全面操業を認めると言っても遅くはない。」
宮殿内の廊下。
キム・テクは世子に謝りました。
イ・ソン(思悼世子)は人参が最高級のものだったので落ち込まないように言いました。
世子の部屋。
世子は人参の件は領相(ヨンサン、領議政)キム・テクのせいだと左翊衛(チャイギ)ミン・ウソプに言いキム・テクの監視とイ・ダルソンへの連絡を命じました。ソ・ジダムは立ち聞きしていました。ミン・ウソプは白い伝書鳩を飛ばしました。
宮殿の外。
ナ・チョルチュの配下(貸本屋の主人)がミン・ウソプからの手紙を受け取りナ・チョルチュに知らせました。
ナ・チョルチュはミン・ウソプが仲間になってくれるかもしれないと期待しました。
秘密の貸本屋(鳴砂団(ミョンサダン)の一員)。
イ・ソン(思悼世子)は黒い編み笠をかぶり使臣が落とした数珠は何かと問いました。
「これは黙珠(ムクチュ、ロザリオ)ではないか。西学信者の証です。天守実儀に書いてありませんでした?以前お求めになった本に西学(ソハク、キリスト教)の祈祷文が書かれています。」
書店の男はイ・ソン(思悼世子)に天主教の存在を教えました。
キム・テクの家。
「世子の首が飛ぶのも時間の問題だ。次期国王を選ばねば。」
キム・テクは左議政キム・サンノとミン・ベクサンにそろそろ古希を迎える英祖(ヨンジョ)の養子を選ぼうと言いました。
夜の東宮殿の庭。
チェ尚宮は邸下がいないことについてミン・ウソプに部屋で話そうと言いました。それを何者かが聞いて誰かに報告に行きました。
王の謁見の間。
英祖(ヨンジョ)は尚膳キム・ジョンイクに心のうちを明かしました。英祖(ヨンジョ)はチェ・ジェゴンが自分を裏切っていることを知っていました。
「心は常に東宮殿にある。世子がその座を失いかけているのを黙っては見ておれんさ。ソンはたとえ死んでも提案を曲げん。世子の座のためではない。ソンはそういうやつだ。チェ・ジェゴンにも清の要求に屈したら世子の座を失うと脅しておいた。だから世子を助け清の使臣に提案を飲ませる方法を探るだろう。力不足のあいつらが成功を収めるなら朝鮮にとって不幸中の幸いだ。だが国益厳守を押し通すのは無理だ。何かを失うことは避けられない。焦点はいかに損失を小さくするかだ。一歩も譲らぬと言い張る者には徹底的にやらせる。使臣が限界でくたびれた時が余の出番だ。そこで一歩譲れば使臣は何歩も譲ったと思うだろう。使臣に袖の下を与えれば解決するだろう。全面操業は譲歩するとしても治外法権は譲らぬ方向で話がまとまる。」
「国本(クッポン、世子)はどうなるのですか?見捨てるおつもりですか?」
真夜中の町。
キム・テクは家の門を叩きました。
「王族イ・ギョの屋敷か・・・。」
ミン・ウソプはつぶやきました。
イ・ギョの家。
「ご挨拶しなさい。王命により自害された綾昌大君(ヌンチャンテグン、宣祖の孫)の末裔でこれからお前が仕えるお方だ。」
キム・テクは息子のキム・ムに言いました。
「イ・ギョだ。」
イ・ギョはキム・ムに言いました。キム・ムはイ・ギョに拝礼しました。
「機が熟しました。近々二十二代の君主におなりになるでしょう。」
キム・テクはイ・ギョに言いました。
橋。
ミン・ウソプは世子イ・ソン(思悼世子)と合流しキム・テクがイ・ギョの家にいたと報告しました。
「私が世子の座を失うと確信したな。王宮へ帰ろう。」
秘密の隠し部屋。
チェ・ジェゴンはどこにいたのだと世子の心配をしていました。
世子は自分が西学への共感を示せば使臣の心を掴め皇帝陛下が気に入る献上品を教えてくれるかもしれないと言いました。
「以前そなたは交渉は両者の利益を追求したいと言ったな。ならば皇帝も私も手に入れたいものがある。この共感こそ解決へと導くカギになるのでは?そうだ、今こそ王手をかける番だ。キム・テクがイ・ギョに会った。私を失脚させてから新たな世子を擁立するつもりだろう。その野心を利用すれば逆転できるかもしれん。」
王宮の一角。
世子は兵士のために酒宴を開きました。
世子は武官同士を相撲で戦わせて酒を与え軍と交流していました。
「勝者には褒美として百両と牝牛を与える。」
「世子邸下!忠!忠!忠(チュン)!」
武官たちは喜びました。
ミン・ベクサンの家。
ミン・ウソプは世子が交渉する気はなく「清を手中にすれば地位は安泰」と言っていたと父に報告しました。
「清を手中に?世子は清と戦争する気か?」
ミン・ウソプはミン・ベクサンに世子が三年間世子が兵法の書を書いていたと数冊の本を渡しました。
領議政キム・テクの家。
ミン・ベクサンとミン・ウソプははこのことをキム・テクに報告しました。
「世子は武芸の腕を磨き清を討つ構想を三年間温めていたのです。世子は武官から熱烈な支持を受けています。」
ミン・ベクサンは言いました。
「この国を武人の国にしたいのか?」
キム・テクは不思議に思いました。
キム・テクはこのことを清国の使臣に教えました。
「国本(クッポン、世子)の顧命を取り消してください。」
キム・テクは友好の印と銀塊を使臣に渡し頼みました。
「こんなにくださるとは・・・。」
「よろしくお願いします。」
秘密の部屋。
世子はアルファベットで西学の書を写していました。
慕華館。
使臣は世子を呼び出し顧命を取り消すと言いました。ホン・ボンハンは怒りました。
「国本(クッポン、世子)は清国を手中に収めれば世子の座は安泰、そう言ったことはありませんか?お答え下さい邸下。清国を手中になさるお考えで?」
使臣は世子に言いました。
「そのとおりです。」
「なんですと!」
使臣は立ち上がりました。
キム・テクの家。
「今日中に国本(クッポン、世子)の地位を失うだろう。」
キム・テクは息子のキム・ムンに言いながら庭を歩いていました。
「ならば次は何をする気ですか?」
ミン・ウソプが武官を率いて現れました。
慕華館。
「だが私が手に入れたいのは清の領土ではありません。」
世子は立ち上がりました。
「どういうことですか?」
使臣が言うと世子はアルファベットの紙切れを賄賂を受け取っていないほうの使臣に渡しました。
「これは・・・。」
使臣は見覚えのある文字に驚きました。
「西学の祈祷門だとか。私の真心を伝えるべく用意しました。」
「なぜあなたは私が西学信者だとわかるのですか?」
使臣が問うと世子は使臣が落とした数珠を返しました。
「返すのが遅れたことは謝ります。そなたのことが知りたくてしばらく借りていたのです。」
「西学をご存じで?」
「少しだけです。」
「西学の祈祷文までご存じとは。相当造詣が深いとお見受けします。」
「読み方も何が書いてあるかもわかりません。でも学びたいと思っています。私が手に入れたいのは清の領土ではなく西洋からの新しい文化です。西学はもちろん天文や地理、医術や科学技術に至るまで新しい西洋の文化を知りたいのです。朝鮮とは異なる清の文化も吸収したい。こちらも朝鮮の文化を教えます。互いの文化を積極的に受け入れ合えば両国の結びつきは強まります。」
「ならば国本(クッポン、世子)が手中にするとは清国を攻めることではないと?」
「文化の交流で友好を深めば両国の和平を深められるということだ。」
世子が言うとキム・テクから賄賂をもらった使臣が世子の書いた兵法書を机に叩きつけてこれは何だと言いました。するとイ・ソン(思悼世子)はこの兵法書は皇帝陛下のお気に召すと思って用意した物だと言いました。
「誰から受け取ったのだ?」
世子はキム・テクから賄賂を貰った使臣に言いました。
「なぜこれを皇帝陛下がお気に召すと思うのです?」
賄賂を貰った使臣が咳ばらいをしながら言いました。
「むろん、兵法書を執筆したのは朝鮮の国防のためだ。国防こそふさわしい献上品だと考えた。この国朝鮮の国防力が強まれば日本は朝鮮を経由して大陸を征服しようと思わなくなるだろう。朝鮮が清国の盾になるのです。この本には朝鮮の優れた武器である神機箭(シンギジョン、確かチャン・ヨンシルが"テワンセジョン"のドラマ中に発明した武器)と火車(ファチャ、車にシンギジョンを搭載した武器)の情報もあります。この数年間、清の軍事について調べて分かったのだが今も弓と槍の騎馬隊が主力のようです。朝鮮の兵器を取り入れれば清の軍事力は一層強固になるはずです。」
イ・ソン(思悼世子)は兵法書を重ねて使臣に差し出しました。
「何の見返りも求めず技術を供与してくださると?」
賄賂を受け取ったほうの使臣が言いました。
「無論だ。皇帝陛下に伝えてください。私は軍を率いて加勢することはできないが、この技術をもとに心は常に皇帝陛下の戦場にあると。」
王の謁見の間。
使臣は英祖(ヨンジョ)に謁見しました。重臣も皆出席しました。
「交渉は、朝鮮の提案した案でまとめます。立派な後継者がいて実に頼もしいことですな殿下。王世子が即位した暁には新たな朝鮮が開かれると期待しています。」
賄賂を受け取ったほうの使臣はほほえみ王に言いました。
英祖(ヨンジョ)は耳をほじりました。
「新たな朝鮮とは何だ?」
英祖(ヨンジョ)は使臣に尋ねました。
「我々は朝鮮を何度も訪れ清でも朝鮮の使臣を十数回もてなしました。しかし邸下のように新しい知識を偏見なく受け入れる朝鮮人は邸下が初めてです。」
西学の使臣は王に言いました。
「そこまで褒めてもらうと恐縮しきりではあるのだが。」
英祖(ヨンジョ)は言いました。
「ところで殿下。ご立派な王世子の顧命の取り消しをある者から勧められたのです。私は実に残念でなりません。領議政キム・テクに贈られた国本(クッポン、世子)の顧命取り消しの見返りの賄賂です。お返しします。朝鮮の国庫に戻すのがよろしいかと思います。それでは。失礼します。」
賄賂を受け取った使臣は耳をほじっている英祖(ヨンジョ)に言いました。
「内禁衛将(ネグミジャン)!ただちに逆徒、キム・テクを捕らえよ!」
英祖(ヨンジョ)は命じました。
キム・テクの家。
「はめられたか。何から何まで罠だったか。ふっはっはっはっはっは。」
キム・テクは部屋で大の字になり笑いました。
王宮の庭。
「お父様に言いなさい。長い間よく耐えてくださいました。ご立派です。お祝いしますと。申し上げなさい。」
嬪宮ホン氏はイ・サンに言いました。
「はい母上。おめでとうございます父上。」
「礼を言う。母上にも。長い間苦労をかけたと私からの感謝を伝えなさい。さあ。」
イ・ソン(思悼世子)はイ・サンを抱きました。
王宮。
キム・テクは連行されました。
「おい尚膳。席をはずしてくれ。」
英祖(ヨンジョ)はキム・ジョンイクに命じました。
「なぜだ。無謀な真似をするからこんなザマに。国本(クッポン、世子)を引きずり降ろして王族から次期国王を?なぜだ。今回の名分は何だ?」
イ・グム(英祖)はキム・テクに尋ねました。
「殿下ならお分かりでしょう。国本(クッポン、世子)は三年前のことを忘れず兵法書まで執筆して機会を伺っていました。その相手が清国か我らかわかるはずがありません。だから国本(クッポン、世子)が刀を抜く前に、王子を斬ろうとしたまでだ。」
「国本(クッポン、世子)を斬れるのは余だけだ。国本(クッポン、世子)を世子の座に就かせるのも、国本(クッポン、世子)を降ろすのも余だけが可能なのだ。」
「国本(クッポン、世子)が危険な者となり殿下の権力を脅かす日が来たら私めを惜しまれるでしょう。いくら政敵とはいえご自分の息子に自ら手を下すのはつらいですから。」
「そうはならんよ。まだ時間はある。余のやり方をあの子に教える時間をな。しっかり学ばせ父親を政敵に回さず屈服させる時間がない。そなたの処刑がその第一歩となる。」
「予想通りですな。私と同じやり方だ。」
キム・テクが言うと英祖(ヨンジョ)は満面の笑みを浮かべました。
王宮の尋問場。
英祖(ヨンジョ)は王の剣を世子に差し出しました。
「逆賊キム・テクをお前の手で斬り王室の威厳を示せ。斬れ。権力はこうして守る。」
チェ・ジェゴンは世子の気持ちを察していました。
イ・ソン(思悼世子)は刀を振り上げました。キム・テクは目を閉じました。
イ・ソンは刀を振り下ろすと縄が切れました。
「立ちなさい大監。私は大監を死罪にしない。官職をはく奪し当分の間都城から追放する。」
「私に同情しているのか。」
「大監がどう受け止めても構わぬ。」
「同情などいらぬ。政敵の情けなどいらん。今すぐ私を斬れ。」
「そうはしない。私には私のやり方がある。左翊衛(チャイギ)。すぐに大監をお見送りせよ。」
イ・ソン(思悼世子)はミン・ウソプに命じました。
「私を生かしておけば厄介ごとが増えるぞ。私からの復讐が怖くないのか!」
キム・テクは誇りを傷つけられて負け惜しみを言いました。
「お好きにどうぞ。私なりのやり方で大監を全力で迎え撃とう。連れていけ。」
「それでよいのか。」
英祖(ヨンジョ)は息子に言いました。
「これが私のやり方です。殺さず生かす政治。私の政治はこれからやり直します。」
イ・ソン(思悼世子)は父に言いました。ではさっそく秘密の扉16話を見ていきましょう!
慕華館。
清国の指針への贈り物に虫が湧いていました。驚くイ・ソン(思悼世子)とホン・ボンハン。ナ・チョルチュは清の術を使い朝鮮ニンジンを腐らせたのでした。激怒する清国の使臣は帰国すると世子に言いました。慌てて引き留めるイ・ソン(思悼世子)は使臣に土下座します。
「チョーハー(邸下)!」
ホン・ボンハンが悲鳴のような大声で叫びます!
「なりませんチョーハー!」
内官や女官たちも地面に伏して世子より低くなりました。
「国の重大事を解決するためだ。動揺するな。私が至らぬせいでこのような事態を招いた。どうか寛大な心で許してほしい。和平を保ちたいのは清国とて同じはず。大国は周辺国に寛容であるべきだ。そうすることが清国のためにもなる。圧迫すれば反発も生まれる。弱小国とて押さえつけられたら弱小国とて強い反感を抱き暴発しかねない。その結果清国の安全も脅かされてしまう。」
イ・ソン(思悼世子)は部下らに命じます。
「我々と争いも辞さないと聞こえますな。まるで自ら反乱軍を指揮しそうな勢いですぞ。」
使臣はイ・ソン(思悼世子)を見下しました。
「違います。両国のために平和的な解決がしたいのです。」
世子は地面に膝をついて言いました。
「おたちください。邸下の真摯な謝罪に機会を差し上げます。ただし条件があります。3日以内に皇帝陛下への献上品をご用意ください。人参程度では皇帝陛下のお気持ちは動きませんぞ。」
使臣は世子に言いました。
世子は皇帝が満足するような物を用意すれば朝鮮の提案を受け入れてもらえるかと尋ねました。使臣は了承し引き上げる際に数珠を落として行きました。ホン・ボンハんは疲れて地面にしゃがみ込みました。ソ・ジダムは女官と一緒に腰を曲げていました。
ピョン・ジョンインはナ・チョルチュに世子が土下座したと報告しました。
王の謁見場。
英祖(ヨンジョ)は威厳を守るべきだと言うと世子は民を守るべきだと言いました。
「土下座の王世子と民の心に刻まれ威厳が落ちる。そうなったらどうやって民を統制するのだ。」
「戦の脅威を遠ざければ民の信望を得られます。」
「この問題は何としてでもそなたが解決せよ。でないと父でなく民が立ち上がりお前を世子の座から引きずり降ろすぞ。」
喜雨亭(ヒウジョン)。
イ・ソン(思悼世子)はソ・ジダムと会いました。
「なぜそなたがここに?」
「チェ尚宮様の指示で邸下が絵を描く紙を用意しに参りました。」
「やつれたな。仕事がたいへんか?」
「邸下こそお悩みがあるようですね。」
「いいや。私は大丈夫だ。」
「使臣にひざまずいてお叱りを受けたのですか。女官の中にもやりすぎだと陰口を叩く者がいます。」
「土下座などなんでもない。言わせておけ。なぜそんな目を?」
「どちらが本当のお姿かわからないのです。かつて目の前の殺戮を見過ごし老論の忠臣と享楽にふける邸下が本当のお姿ですか?民のためなら使臣にすすんで土下座をもする姿が本当の邸下のお姿ですか?混乱しています。」
「何が知りたい。私から望む答えを導き出せる日が、いつか来るといいな。」
イ・ソン(思悼世子)は言うとソ・ジダムは礼をして去りました。
老論の会議室。
ホン・ゲヒはなぜ高麗人参が腐っていたのだとホン・ボンハンを責めました。ホン・ボンハンは自分のせいではないと言いました。
イ・ソン(思悼世子)が部屋に入ってきて責任のなすりつけはやめよと言いました。ホン・ゲヒは治外法権を認めて戦争を回避し交渉すべきだと言いました。
イ・ソン(思悼世子)はどんな方法でも国本(クッポン、世子)として政治に復帰したいと言いました。
「全面操業になれば漁民は死に直面する。皇帝の気に入る献上品を考えてみたい。八方手を尽くした後で私が世子の座を放棄し全面操業を認めると言っても遅くはない。」
宮殿内の廊下。
キム・テクは世子に謝りました。
イ・ソン(思悼世子)は人参が最高級のものだったので落ち込まないように言いました。
世子の部屋。
世子は人参の件は領相(ヨンサン、領議政)キム・テクのせいだと左翊衛(チャイギ)ミン・ウソプに言いキム・テクの監視とイ・ダルソンへの連絡を命じました。ソ・ジダムは立ち聞きしていました。ミン・ウソプは白い伝書鳩を飛ばしました。
宮殿の外。
ナ・チョルチュの配下(貸本屋の主人)がミン・ウソプからの手紙を受け取りナ・チョルチュに知らせました。
ナ・チョルチュはミン・ウソプが仲間になってくれるかもしれないと期待しました。
秘密の貸本屋(鳴砂団(ミョンサダン)の一員)。
イ・ソン(思悼世子)は黒い編み笠をかぶり使臣が落とした数珠は何かと問いました。
「これは黙珠(ムクチュ、ロザリオ)ではないか。西学信者の証です。天守実儀に書いてありませんでした?以前お求めになった本に西学(ソハク、キリスト教)の祈祷文が書かれています。」
書店の男はイ・ソン(思悼世子)に天主教の存在を教えました。
キム・テクの家。
「世子の首が飛ぶのも時間の問題だ。次期国王を選ばねば。」
キム・テクは左議政キム・サンノとミン・ベクサンにそろそろ古希を迎える英祖(ヨンジョ)の養子を選ぼうと言いました。
夜の東宮殿の庭。
チェ尚宮は邸下がいないことについてミン・ウソプに部屋で話そうと言いました。それを何者かが聞いて誰かに報告に行きました。
王の謁見の間。
英祖(ヨンジョ)は尚膳キム・ジョンイクに心のうちを明かしました。英祖(ヨンジョ)はチェ・ジェゴンが自分を裏切っていることを知っていました。
「心は常に東宮殿にある。世子がその座を失いかけているのを黙っては見ておれんさ。ソンはたとえ死んでも提案を曲げん。世子の座のためではない。ソンはそういうやつだ。チェ・ジェゴンにも清の要求に屈したら世子の座を失うと脅しておいた。だから世子を助け清の使臣に提案を飲ませる方法を探るだろう。力不足のあいつらが成功を収めるなら朝鮮にとって不幸中の幸いだ。だが国益厳守を押し通すのは無理だ。何かを失うことは避けられない。焦点はいかに損失を小さくするかだ。一歩も譲らぬと言い張る者には徹底的にやらせる。使臣が限界でくたびれた時が余の出番だ。そこで一歩譲れば使臣は何歩も譲ったと思うだろう。使臣に袖の下を与えれば解決するだろう。全面操業は譲歩するとしても治外法権は譲らぬ方向で話がまとまる。」
「国本(クッポン、世子)はどうなるのですか?見捨てるおつもりですか?」
真夜中の町。
キム・テクは家の門を叩きました。
「王族イ・ギョの屋敷か・・・。」
ミン・ウソプはつぶやきました。
イ・ギョの家。
「ご挨拶しなさい。王命により自害された綾昌大君(ヌンチャンテグン、宣祖の孫)の末裔でこれからお前が仕えるお方だ。」
キム・テクは息子のキム・ムに言いました。
「イ・ギョだ。」
イ・ギョはキム・ムに言いました。キム・ムはイ・ギョに拝礼しました。
「機が熟しました。近々二十二代の君主におなりになるでしょう。」
キム・テクはイ・ギョに言いました。
橋。
ミン・ウソプは世子イ・ソン(思悼世子)と合流しキム・テクがイ・ギョの家にいたと報告しました。
「私が世子の座を失うと確信したな。王宮へ帰ろう。」
秘密の隠し部屋。
チェ・ジェゴンはどこにいたのだと世子の心配をしていました。
世子は自分が西学への共感を示せば使臣の心を掴め皇帝陛下が気に入る献上品を教えてくれるかもしれないと言いました。
「以前そなたは交渉は両者の利益を追求したいと言ったな。ならば皇帝も私も手に入れたいものがある。この共感こそ解決へと導くカギになるのでは?そうだ、今こそ王手をかける番だ。キム・テクがイ・ギョに会った。私を失脚させてから新たな世子を擁立するつもりだろう。その野心を利用すれば逆転できるかもしれん。」
王宮の一角。
世子は兵士のために酒宴を開きました。
世子は武官同士を相撲で戦わせて酒を与え軍と交流していました。
「勝者には褒美として百両と牝牛を与える。」
「世子邸下!忠!忠!忠(チュン)!」
武官たちは喜びました。
ミン・ベクサンの家。
ミン・ウソプは世子が交渉する気はなく「清を手中にすれば地位は安泰」と言っていたと父に報告しました。
「清を手中に?世子は清と戦争する気か?」
ミン・ウソプはミン・ベクサンに世子が三年間世子が兵法の書を書いていたと数冊の本を渡しました。
領議政キム・テクの家。
ミン・ベクサンとミン・ウソプははこのことをキム・テクに報告しました。
「世子は武芸の腕を磨き清を討つ構想を三年間温めていたのです。世子は武官から熱烈な支持を受けています。」
ミン・ベクサンは言いました。
「この国を武人の国にしたいのか?」
キム・テクは不思議に思いました。
キム・テクはこのことを清国の使臣に教えました。
「国本(クッポン、世子)の顧命を取り消してください。」
キム・テクは友好の印と銀塊を使臣に渡し頼みました。
「こんなにくださるとは・・・。」
「よろしくお願いします。」
秘密の部屋。
世子はアルファベットで西学の書を写していました。
慕華館。
使臣は世子を呼び出し顧命を取り消すと言いました。ホン・ボンハンは怒りました。
「国本(クッポン、世子)は清国を手中に収めれば世子の座は安泰、そう言ったことはありませんか?お答え下さい邸下。清国を手中になさるお考えで?」
使臣は世子に言いました。
「そのとおりです。」
「なんですと!」
使臣は立ち上がりました。
キム・テクの家。
「今日中に国本(クッポン、世子)の地位を失うだろう。」
キム・テクは息子のキム・ムンに言いながら庭を歩いていました。
「ならば次は何をする気ですか?」
ミン・ウソプが武官を率いて現れました。
「だが私が手に入れたいのは清の領土ではありません。」
世子は立ち上がりました。
「どういうことですか?」
使臣が言うと世子はアルファベットの紙切れを賄賂を受け取っていないほうの使臣に渡しました。
「これは・・・。」
使臣は見覚えのある文字に驚きました。
「西学の祈祷門だとか。私の真心を伝えるべく用意しました。」
「なぜあなたは私が西学信者だとわかるのですか?」
使臣が問うと世子は使臣が落とした数珠を返しました。
「返すのが遅れたことは謝ります。そなたのことが知りたくてしばらく借りていたのです。」
「西学をご存じで?」
「少しだけです。」
「西学の祈祷文までご存じとは。相当造詣が深いとお見受けします。」
「読み方も何が書いてあるかもわかりません。でも学びたいと思っています。私が手に入れたいのは清の領土ではなく西洋からの新しい文化です。西学はもちろん天文や地理、医術や科学技術に至るまで新しい西洋の文化を知りたいのです。朝鮮とは異なる清の文化も吸収したい。こちらも朝鮮の文化を教えます。互いの文化を積極的に受け入れ合えば両国の結びつきは強まります。」
「ならば国本(クッポン、世子)が手中にするとは清国を攻めることではないと?」
「文化の交流で友好を深めば両国の和平を深められるということだ。」
世子が言うとキム・テクから賄賂をもらった使臣が世子の書いた兵法書を机に叩きつけてこれは何だと言いました。するとイ・ソン(思悼世子)はこの兵法書は皇帝陛下のお気に召すと思って用意した物だと言いました。
「誰から受け取ったのだ?」
世子はキム・テクから賄賂を貰った使臣に言いました。
「なぜこれを皇帝陛下がお気に召すと思うのです?」
賄賂を貰った使臣が咳ばらいをしながら言いました。
「むろん、兵法書を執筆したのは朝鮮の国防のためだ。国防こそふさわしい献上品だと考えた。この国朝鮮の国防力が強まれば日本は朝鮮を経由して大陸を征服しようと思わなくなるだろう。朝鮮が清国の盾になるのです。この本には朝鮮の優れた武器である神機箭(シンギジョン、確かチャン・ヨンシルが"テワンセジョン"のドラマ中に発明した武器)と火車(ファチャ、車にシンギジョンを搭載した武器)の情報もあります。この数年間、清の軍事について調べて分かったのだが今も弓と槍の騎馬隊が主力のようです。朝鮮の兵器を取り入れれば清の軍事力は一層強固になるはずです。」
イ・ソン(思悼世子)は兵法書を重ねて使臣に差し出しました。
「何の見返りも求めず技術を供与してくださると?」
賄賂を受け取ったほうの使臣が言いました。
「無論だ。皇帝陛下に伝えてください。私は軍を率いて加勢することはできないが、この技術をもとに心は常に皇帝陛下の戦場にあると。」
王の謁見の間。
使臣は英祖(ヨンジョ)に謁見しました。重臣も皆出席しました。
「交渉は、朝鮮の提案した案でまとめます。立派な後継者がいて実に頼もしいことですな殿下。王世子が即位した暁には新たな朝鮮が開かれると期待しています。」
賄賂を受け取ったほうの使臣はほほえみ王に言いました。
英祖(ヨンジョ)は耳をほじりました。
「新たな朝鮮とは何だ?」
英祖(ヨンジョ)は使臣に尋ねました。
「我々は朝鮮を何度も訪れ清でも朝鮮の使臣を十数回もてなしました。しかし邸下のように新しい知識を偏見なく受け入れる朝鮮人は邸下が初めてです。」
西学の使臣は王に言いました。
「そこまで褒めてもらうと恐縮しきりではあるのだが。」
英祖(ヨンジョ)は言いました。
「ところで殿下。ご立派な王世子の顧命の取り消しをある者から勧められたのです。私は実に残念でなりません。領議政キム・テクに贈られた国本(クッポン、世子)の顧命取り消しの見返りの賄賂です。お返しします。朝鮮の国庫に戻すのがよろしいかと思います。それでは。失礼します。」
賄賂を受け取った使臣は耳をほじっている英祖(ヨンジョ)に言いました。
「内禁衛将(ネグミジャン)!ただちに逆徒、キム・テクを捕らえよ!」
英祖(ヨンジョ)は命じました。
キム・テクの家。
「はめられたか。何から何まで罠だったか。ふっはっはっはっはっは。」
キム・テクは部屋で大の字になり笑いました。
王宮の庭。
「お父様に言いなさい。長い間よく耐えてくださいました。ご立派です。お祝いしますと。申し上げなさい。」
嬪宮ホン氏はイ・サンに言いました。
「はい母上。おめでとうございます父上。」
「礼を言う。母上にも。長い間苦労をかけたと私からの感謝を伝えなさい。さあ。」
イ・ソン(思悼世子)はイ・サンを抱きました。
王宮。
キム・テクは連行されました。
「おい尚膳。席をはずしてくれ。」
英祖(ヨンジョ)はキム・ジョンイクに命じました。
「なぜだ。無謀な真似をするからこんなザマに。国本(クッポン、世子)を引きずり降ろして王族から次期国王を?なぜだ。今回の名分は何だ?」
イ・グム(英祖)はキム・テクに尋ねました。
「殿下ならお分かりでしょう。国本(クッポン、世子)は三年前のことを忘れず兵法書まで執筆して機会を伺っていました。その相手が清国か我らかわかるはずがありません。だから国本(クッポン、世子)が刀を抜く前に、王子を斬ろうとしたまでだ。」
「国本(クッポン、世子)を斬れるのは余だけだ。国本(クッポン、世子)を世子の座に就かせるのも、国本(クッポン、世子)を降ろすのも余だけが可能なのだ。」
「国本(クッポン、世子)が危険な者となり殿下の権力を脅かす日が来たら私めを惜しまれるでしょう。いくら政敵とはいえご自分の息子に自ら手を下すのはつらいですから。」
「そうはならんよ。まだ時間はある。余のやり方をあの子に教える時間をな。しっかり学ばせ父親を政敵に回さず屈服させる時間がない。そなたの処刑がその第一歩となる。」
「予想通りですな。私と同じやり方だ。」
キム・テクが言うと英祖(ヨンジョ)は満面の笑みを浮かべました。
王宮の尋問場。
英祖(ヨンジョ)は王の剣を世子に差し出しました。
「逆賊キム・テクをお前の手で斬り王室の威厳を示せ。斬れ。権力はこうして守る。」
チェ・ジェゴンは世子の気持ちを察していました。
イ・ソン(思悼世子)は刀を振り上げました。キム・テクは目を閉じました。
イ・ソンは刀を振り下ろすと縄が切れました。
「立ちなさい大監。私は大監を死罪にしない。官職をはく奪し当分の間都城から追放する。」
「私に同情しているのか。」
「大監がどう受け止めても構わぬ。」
「同情などいらぬ。政敵の情けなどいらん。今すぐ私を斬れ。」
「そうはしない。私には私のやり方がある。左翊衛(チャイギ)。すぐに大監をお見送りせよ。」
イ・ソン(思悼世子)はミン・ウソプに命じました。
「私を生かしておけば厄介ごとが増えるぞ。私からの復讐が怖くないのか!」
キム・テクは誇りを傷つけられて負け惜しみを言いました。
「お好きにどうぞ。私なりのやり方で大監を全力で迎え撃とう。連れていけ。」
「それでよいのか。」
英祖(ヨンジョ)は息子に言いました。
「これが私のやり方です。殺さず生かす政治。私の政治はこれからやり直します。」
感想
世子イ・ソン(思悼世子)はこの難局を何とか乗り切ったようですね。確か「テワンセジョン」でも明の国との外交問題で似たようなことがありましたね。ただ不思議なのは思悼世子が老論と対立していたとありますが、英祖(ヨンジョ)と老論を重用していたこともあり、実際の親子関係はどうだったのでしょうね。そしてまだ貞純王后は登場してないみたいです?出演したとしてもロリコンみたいな幼子かもしれませんね。思悼世子の記録についてはイ・サンが燃やすように命じたようでないみたいですね。うーむ、残ってたほうがどんな手を使って思悼世子が誰にどうやって陥れられたかわかるのにね!記録上のイ・ソンは精神障が者として書かれているようでしたが、ほんとうのイ・ソンってどんな人だったのでしょうね。今回はキム・テクが赦されて流罪となりました。ならば老論の党首代行はミン・ベクサンか?とても暗いドラマで夢も希望もありませんが・・・続きを見ていこうと思います。最終話は嫌な予感がしますwこの領議政のキム・テクや左議政のキム・サンノって朝鮮王朝を滅ぼした安東金氏の親戚かな?
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