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医心伝心4話 あらすじネタバレ感想(名不虚伝, 명불허전)キム・ナムギル主演


医心伝心(名不虚伝, 명불허전)4話

医心伝心(名不虚伝, 명불허전)Live Up To Your Name Dr. Heo

目次

あらすじ

シンヘ病院の玄関。シン・ミョンフン院長(シン・ミョンフン、シンヘ病院の院長)はマ・ソンテ院長(シンヘ韓方病院の院長)を見かけて握手をしました。二人は大げさな笑顔で雑談し丁寧におじぎをしました。

マ・ソンテ院長はシンヘ韓方病院にVIPのための診療施設を整えたと記者会見で発表しました。マ院長は「現代のホ・ジュン(許浚)」と呼ばれていました。マ院長の横には留学から帰って来たばかりのユ・ジェハが控えていました。

記者会見が終わるとマ・ソンテは孫のユ・ジェハに祖母に会いに行くように言いました。ユ・ジェハは祖父とシン院長が理事長の座を争っていることを言うとマ・ソンテは孫に期待を抱きました。

許任(ホ・イム)はヨンギョンの祖父の診療所にいました。ミン・ビョンギは院長のチェ・チョンスルの命令でホ・イムを監視していました。
「病院とやらは王宮みたいなのにここはどうしてかように寂びれているのだ。」
ホ・イムは伝統住宅の柱にむき出しの配線が貼り付けられている様子を見てミン・ビョンギに言いました。ホ・イムは朝鮮時代にあった九種類の鍼が三種類に減っているのを見てがっかりしました。なぜ病人が訪れないのかホ・イムはヒョンギに言うと、ヒョンギは大きな韓方病院に患者が行くからだと答えました。ホ・イムはシンヘ病院の隣に「シンヘ韓方病院」があったのを思い出してそこに行く決心をしました。機嫌を損ねたミン・ビョンギはホ・イムを追い出しました。

ホ・イムは道端に置かれた少女用の自転車を目にしました。
シンヘ病院。
チェ・ヨンギョンはオ・ハラの母親から娘に手術を何としても受けさせるように強引に、半ば脅して頼み込んでいました。

シン・ミョンフン院長はヨンギョンを呼び出すと韓方医らしき者(ホ・イム)が患者(オ・ハラ)を助けたことが問題だと動画を見て彼女を叱りました。シン・ミョンフン院長は理事長になるために二度と韓方医を病院に入れず、必ずオ・ハラを助けるように命令しました。

ホ・イムは悲鳴を上げながら自転車で坂を下ると、車に衝突して救急車を呼んでもらいました。救急車の中で「これは馬だ」とホ・イムは酔わないように自分を励ました。

シンヘ病院ではスタッフたちがまたホ・イムが来て院長を怒らせないかピリピリしていました。

ホ・イムは救急車の中で、隊員が胃の当りを押さえて苦しんでいるのを見てストレッチャーに隊員を乗せて診察しました。隊員はホ・イムが事故を起こしたせいで食事を慌てて食べたと言いました。ホ・イムは揺れる車内で鍼を抜くと、隊員に刺しました。隊員はゲップをすると、安堵したような表情を浮かべました。ホ・イムは再びストレッチャーに仰向けになり「アイゴアイゴアイゴ・・・」と痛む振りをしました。

ホ・イムは病院い担ぎ込まれると、チェ・ヨンギョンが救急センターに呼び出されました。看護師たちは笑いながらヨンギョンをホ・イムのところへ案内しました。ベッドの上には元気そうなホ・イムが笑っていました。

病院の庭で、ヨンギョンはホ・イムの傷の消毒をすると、治療キット一式を渡して「見てたんだから自分でできるわね」と家に帰って自分で手当てをして一週間は病院に来ないようにと言いました。ホ・イムは救急車を自己都合で使ったことを反省すろと、オ・ハラの様子を尋ねました。チェ・ヨンギョンはオ・ハラが手術を拒んで困っているのに彼氏と言ったり振り回さないで欲しいとホ・イムに帰るように言いました。

ホ・イムはシンヘ韓方病院をチラリと見ると、ヨンギョンから貰ったキットを開けました。そこに脱走してきたオ・ハラが通りがかったので彼女を呼び止めました。オ・ハラはホ・イムの傷の手当をしてあげました。ホ・イムはオ・ハラにナムチンとは何か尋ねてそれが彼氏という意味であることを理解しました。ホ・イムはヨンギョンがオ・ハラを捜しに出て来たのを見て隠れました。

ヨンギョンはオ・ハラと話し、自分で手術するかどうかを決めるように言いました。ヨンギョンは選択できる機会のない人もいることを教えて必ずオ・ハラを助けることを約束しました。ホ・イムは自分が朝鮮の女の子に助けると囁いたことを思い出してヨンギョンの気持ちを理解しました。

オ・ハラは病室に戻って手術を受ける代わりにお母さんとお父さんに離婚してほしいと言いました。
「私が死ねば離婚できるのに。だから死にたかった。でもやめたの。私死にたくないの。私、友達と遊園地で遊びたい。大人になったらクラブで踊りたい。夢も持ちたい。お母さんお父さん。幸せになろう。」

両親が帰るとオ・ハラは「手術を決心したのはおじさんのおかげよ」とヨンギョンに言いました。

回想シーン。
ホ・イムはオ・ハラにこう言いました。
「医員(イウォン)で最もつらいのは、生かせる命を、生かしたい命を失った時だ。私が生きる世の中は生かせる命より失う命のほうが多い。人の医術が病に及ばないのだ。だが医術で治せるのに患者を失ったときは眠れず食事も喉を通らぬ。惜しくてな。病とは、病者にその気があれば治る。医員(イウォン)の役目は病者に力を貸すことだ。病と闘うのは患者ゆえ。お前を助けたのは私ではない。生きようとする心だ。」

オ・ハラはヨンギョンにおじさんは本当に朝鮮から来たのかもとつぶやきました。
ホ・イムは病院のロータリーをぐるぐる歩きながら朝鮮に戻っても死罪になるだけだ、自分の命は惜しいと少女への約束を天秤にかけて悩んでいました。

マ・ソンテ院長もまたホ・イムが鍼でオ・ハラを助ける動画を見て秘書に男の正体を調べてくるように命じました。

病院の玄関。
ホ・イムの腹が鳴りました。ホ・イムは「気力を使い果たしたか。食べたから考えよう」と言いました。そしてホ・イムは花束を抱えた男、ユ・ジェハがヨンギョンと戯れているところを目撃しました。

夜になりホ・イムが病院の玄関をうろついていると救急車が複数同時に到着してホ・イムはヨンギョンが「交通事故」を連想すると具合が悪くなることに気が付きました。ホ・イムは通りがかったユ・ジェハを呼び止めヨンギョンがどこにいるか尋ねました。ジェハは正直に救急センターに言ったと言いました。ホ・イムはジェハがまだ花束を持ち歩いているのを見て、頭をかきながら病院の中に小走りで入って行きました。

ホ・イムはヨンギョンを心配して救急センターに行くと、ヨンギョンが患者を診ようとしてフラッシュバックが起こりショックを受けたように立ち尽くしているところを見ました。ホ・イムはヨンギョンに患者に刺さった鉄骨が当たりそうだったのを庇うと背中に傷を負いました。
朝鮮時代。
ホ・イムはヨンギョンとともに朝鮮に戻ってきました。
「なんてことだ。女人(にょにん)まで一緒に・・・。」
ホ・イムが慌てていると、そこに一匹の虎が現れました。
ヨンギョンは目を覚ましました。
ホ・イムはヨンギョンに虎を見せないように手を引いて逃げました。
「ここはどこなの?民俗村?」
ヨンギョンは先ほどまで病院にいたことを思い出しました。
ホ・イムは何とかして事情を説明しようと努力しました。
ヨンギョンは止まっている腕時計と、電波がないスマホを見てホ・イムに連れ去られたのではないかと戸惑いました。ホ・イムは朝鮮(チョソン)の漢陽(ハニャン、首都)だと言いましたがヨンギョンは信じませんでした。

ヨンギョンは通りすがりの労働者にここはどこかと尋ねました。男は漢陽(ハニャン)だと答えました。ホ・イムが仲に割り言って男に見たことを秘密にするように念押しして行かせました。

朝鮮ではお尋ね者のホ・イムはお椀で顔を隠しながら都(みやこ)に入りました。ホ・イムはヨンギョンのために女性の服を盗みました。

ヨンギョンは市場に行くと、人々は朝鮮の姿をしていました。人々はヨンギョンを見てびっくりしました。腰を抜かしたヨンギョンを人々が取り囲みました。ヨンギョンはショックを受けて意識が遠のきかけていたところ、伝令が乗った早馬(はやうま)がヨンギョンを轢こうとしていました。ホ・イムはヨンギョンを助けると「危うく交通事故に遭うところだったな。大丈夫か?怪我はないか?」と涼しく言いました。ヨンギョンはホ・イムに一瞬見とれて彼が朝鮮時代の人であることを認めました。ホ・イムはヨンギョンに女物の外套を掛けてあげました。

ヨンギョンは放心していました。ホ・イムは自分も未来に行ったときは混乱したと言いました。ヨンギョンは突然悲鳴を上げると「あり得ない」と言いました。ホ・イムもヨンギョンの意見に同意しました。ホ・イムが腕をめくるとあったはずの傷が治っていました。
「私は不死身なのか?」
ホ・イムも一緒にぼーっとしてしまいました。ヨンギョンは戻る方法を教えてほしいとホ・イムに頼みました。ホ・イムは何かを言おうとしましたが、ヨンギョンを置いて行こうとしました。

ヨンギョンはホ・イムを追いかけると、責任をとってほしいと頼みました。
「私を叱ったり蹴ったりしたことはナシか?」
「食事をあげたでしょ。5両もしたのよ。」
「私はそなたの世話ができるほどの身の上ではない。」

しばらくして・・・ヨンギョンはホ・イムが盗んで来た朝鮮の服に着替えました。ホ・イムは赤いチマと桃色のチョゴリを身に付け未婚の髪を結わえた両班の乙女の身なりをしたヨンギョンを見て固唾を飲みました。ホ・イムは紐が結べないヨンギョンの代わりに胸の紐を結んであげました。ホ・イムは真顔でヨンギョンに朝鮮では身分を示す服装次第で人間扱いされないことを教えました。ヨンギョンはなぜホ・イムが真剣(紳士)になったのか不思議に思いました。

感想

医心伝心(名不虚伝)4話の視聴感想です。今回も面白かったです!まさかヨンギョンが朝鮮時代にタイムスリップするとは思ってなかったので意外でした。一応30歳のヨンギョン。朝鮮では一桁台で結婚することもあるくらい両班の女性は児童婚でしたから、当時の価値観ではどう見てもオバサンの売れ残りです。かわいく変身したヨンギョンにドギマギするホ・イム。キム・ナムギルは男の恋心もしっかり演じています。日常で強気の女性が非日常の場面になって守られるべきかよわい乙女になると、男の人は、紳士になっちゃうものなのでしょうか?おもしろいです。

多分また現代に戻って来そうですね。

今回は新たにシン・ミョンフン院長とマ・ソンテ院長が登場しました。ユ・ジェハは韓方医のマ・ソンテ院長のお孫さんなんですね。ずっと花束持ってるところが異常さを醸しだしています。

次回も楽しみです。

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