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医心伝心(いしんでんしん) 3話のあらすじ感想 :名不虚伝, 명불허전 キム・ナムギル主演

医心伝心(名不虚伝, 명불허전)3話

医心伝心(名不虚伝, 명불허전)Live Up To Your Name Dr. Heo

目次


あらすじ

チェ・ヨンギョンは交通事故で亡くなった恋人がスクーターで立ち止まった時に自動車に轢かれた時のことを思い出して疑問に思いました。そこに許任(ホ・イム)が現れ女性トイレにいたヨンギョンは悲鳴を上げました。ホ・イムは構わずヨンギョンに不眠や動悸の症状が無いか問診し始め「どんな名医も自身を診るのは難しい」と言って脈診をしました。ヨンギョンはホ・イムにときめきを覚えたような表情を見せましたが警備員を呼んでホ・イムを追い出しました。

ヨンギョンはオ・ハラの病室に行きお母さんに会いました。お母さんは娘の機嫌も取れないのとヨンギョンに嫌味を言いつつもオ・ハラの勝手な行動については責めませんでした。お母さんが帰るとヨンギョンはオ・ハラの毛布をめくってシッターのおばさんに10分運動に連れて行くように言いました。
「お願いだから死なせてよ。出て行け!」
オ・ハラは暴れました。
ヨンギョンは精神科を紹介しようとすると、オ・ハラは渋々ヨンギョンに従いました。

病院の玄関の前でホ・イムは中に入る機会を伺っていました。そこにオ・ハラとシッターのおばさんが出て来てホ・イムはオ・ハラの世話を引き受けました。
「私は医員(ナ・イウォン)だ。私はこう見えても朝鮮一の・・・。」
ホ・イムが言うとオ・ハラは吹き出しました。そしてホ・イムはまたヨンギョンの「ナムチン(彼氏)」と言いました。ホ・イムはヨンギョンの手術はうまくいくとオ・ハラを励ましました。

ヨンギョンは精神健康医学科の診察室の前に行きましたがオ・ハラは大丈夫だろうと考え直しました。ヨンギョンはオ・ハラがホ・イムと病院の庭で遊んでいるところを見て駆け付けました。オ・ハラはホ・イムが油断した隙に自ら車椅子で階段から落ちました。ホ・イムはオ・ハラを庇って怪我をして負傷しました。オ・ハラはヨンギョンにホ・イムが朝鮮から来た医員(イウォン)だと言っていた(頭がおかしいイケメンだ)と言って去りました。

ヨンギョンはホ・イムの傷の手当を行いました。ヨンギョンはホ・イムの腕に局所麻酔を行い縫合しました。ホ・イムは鍼で縫われても痛く無いのが不思議に思いました。
「朝鮮ではどんな治療を?」
「イカの骨の粉で止血して春蘭の根を患部に塗り薬効が増すよう鍼を打つ。それから三七草粉を服用させて痛みが酷い場合は桑の葉を焼いた灰を塗る。へっへ。勤め先は恵民署(ヘミンソ)だ。だが今はないようだ。私の話を信じてくれるのか?」
ホ・イムは正直に言いました。

ヨンギョンは精神科の教授で女医パク・ヘソン(キム・ヨンソン演)にこのことを話すと妄想性障害だろうから脳の病気か薬物依存症かもしれないので連れて来てと言いました。

ホ・イムは消化器内科と呼吸器内科、腎臓内科、心臓内科が別々に設置されているのを見て「五臓六腑は繋がっているのになぜ別々に診るのか」と精神健康医学科の待合席に呼び出されて座って待っていました。そこにオ・ハラが盗んだ鍼筒を手に持ってホ・イムを誘い出しました。ホ・イムは鍼筒を返して欲しいとオ・ハラを追いかけました。
「(走ってはならぬ。)」
ホ・イムはオ・ハラを心配しながら追いかけました。

ヨンギョンは警備室でオ・ハラが心臓を押さえながら走っている映像を見つけました。

オ・ハラは苦しくなってホ・イムの前で倒れてしまいました。
「誰かおらぬか!病人が倒れたぞ!イボーーー!私が治療する。」
ホ・イムは叫びましたが誰も来ませんでした。ホ・イムはオ・ハラを脈診すると脚と手を揉むと鍼を取り出しオ・ハラに打ちました。

警備員は「コード・ブルー」と館内放送をして警察を呼びました。

ホ・イムはオ・ハラの腕に鍼を打つとくるくると巻いて抜きました。そして頭頂部の経穴にも鍼を打ちました。

しばらくしてオ・ハラの意識が戻りました。心配するホ・イムにオ・ハラは死なせて欲しいと言いました。ホ・イムは朝鮮時代に同じことを言った娘のことを思い出しました。

チェ・ヨンギョンはオ・ハラのもとに駆け付けました。ホ・イムは警備員に捕まえられました。すぐにキム・ミンジェがストレッチャーを運んできました。
「心臓が止まっていたが、私が処置をした。」
ホ・イムは言いました。
するとチェ・ヨンギョンはホ・イムの頬を叩いて怒りました。

オ・ハラはストレッチャーに乗せられて行く途中、「先生は悪くない」とヨンギョンに言いました。

オ・ハラの病室。
オ・ハラはベッドに寝かせつけられました。
ヨンギョンは鍼を打った痕があることを知って心電図を見せて欲しいとミンジェに言いました。

ホ・イムは警察署に連行されました。

チェ・ヨンギョンはキム・ミンジェとともに心電図の記録を診ると、心停止して除細動器が無いのにオ・ハラが生き返ったことを知りました。ヨンギョンは警備員に動画を見せてもらうとホ・イムが鍼でオ・ハラを蘇生させた様子が映っていました。

警察署。
ホ・イムは刑事のことを捕卒(ポジョル)と呼んで無実を訴えました。ホ・イムは30歳と名乗り朝鮮時代の号牌(ホペ)を見せました。号牌(ホペ)には「許任 庚申生 庚辰雑科」と書かれていました。刑事は腹を押さえてトイレに行きました。刑事がトイレに行っている間、偽物の沈香を掴まされたという男が沈香を売った男を連れて警察署に現れました。売主の男は本物だと大声で言い張りました。ホ・イムは沈香を見ると偽物だと言いました。トイレから刑事が戻ってきてホ・イムは投獄されました。

ホ・イムは檻の鍵をかけている刑事の脈を思い出して昨夜は精力を使いすぎて無理をしただろうと言い当てました。

偽物の沈香を掴まされた被害者のおじさん(実はヨンギョンの祖父のチェ・チョンスル)は「許家任(ホガイム)」という名前を聞いて「まさか」と思いました。

許任(ホ・イム)は刑事に鍼治療を行いました。そこにヨンギョンが現れました。刑事はヨンギョンにホ・イムの親指と人差し指の指紋がすり減って無いと言いました。ヨンギョンはホ・イムの身元を引き受けました。
「指先のツボは十宣。気と血のめぐりを助けるわ。誰に習ったの?」
ヨンギョンはホ・イムに質問しました。
「師匠は出藍の誉れですぐに師匠を超えて・・・。」
ホ・イムは答えましたがヨンギョンはまだ信じませんでした。ホ・イムは生まれは河陽(ハヤン)で・・・と自分の名前を名乗りましたがヨンギョンは失笑しました。ヨンギョンは二度と鍼で人の命を弄ばないように警告しました。ヨンギョンはホ・イムに鎮痛剤と消炎剤を渡しました。ホ・イムは麻酔が切れたことを知って痛みを思い出しました。ヨンギョンはドレッシング(被覆材の交換)のために明日も病院に来るように言いました。それからオ・ハラに近づかないように言いました。

ホ・イムは行く当ても無く街を歩いていました。

チェ・ヨンギョンは祖父の家(実家)に帰ると老犬のポンマンに会って話しかけました。そこに祖父のチェ・チョンスルが現れ鹿茸と人参を飲むようすすめました。ヨンギョンは漢方薬は飲まないと差し入れを断りました。

ヨンギョンは傷ついたような表情で実家の看板を見つめました。

回想シーン。
少女のヨンギョンは鍼で人の病気が治るのが不思議だと言い祖父から鍼と漢方を習いました。お母さんも祖父も病院を継いでくれたらとヨンギョンに期待していました。

ヨンギョンは母の写真に立派な医師になると誓いました。

ホ・イムはチェ・チョンスルの家の塀で小便を垂らしているところをチョンスルに見つかってしまいました。

ヨンギョンはオ・ハラの病室に行くと、彼女のお母さんとお父さんが部屋にいました。ヨンギョンは今日の出来事を謝ると、お父さんは命を助けてもらったお礼を頭を下げて丁寧に言いました。するとお父さんは「あなたそれでも母親か!娘をこんな目に遭わせて!」と夫婦喧嘩を始めました。お母さんも負けじと応戦しました。オ・ハラは嫌そうに顔をそむけました。ヨンギョンは絶対安静が必要なのでと両親に退室を促しました。

ホ・イムは漢方医のチェ・チョンスルと話していました。ホ・イムはチョンスルを「旦那様(オルシ)」と呼びなぜ店の名前を「恵民署」にしているのかと尋ねました。
「その服は何だ。」
「ちょっと事情がありまして・・・。」
ホ・イムはチェ・チョンスルの自宅に泊めてもらうことになりました。
チェ・チョンスルは「ポンマン」の食べ残しをホ・イムに与えました。ホ・イムはポンマンの旦那(オルシ)に感謝しました。

ホ・イムは食事を食べ終わるとヨンギョンのことを思い出しながら貰った薬を口の中に入れてかみ砕きました。
「う~苦い!」

朝のシンヘ病院。
(傲慢そうな)ユ・ジェハ(30歳でヨンギョンより1歳年下)が2年振りにアメリカ留学から戻ってきてヨンギョンの前に現れるなりハグしました。ヨンギョンはしばらく話した後に、仕事に戻りました。

朝の恵民署(現代)。
看護師のチョン・ジェスクが出勤すると、部屋にはホ・イムが裸で寝ていました。ジェスクが叫ぶと薬剤師のミン・ヒョンギも現れホ・イムを見て驚きました。チェ・チョンスルは500mlの牛乳パック(賞味期限切れ)が空になっているのを見つけました。

ホ・イムは尻を押さえて厠(かわや)に行きました。

シンヘ病院では朝の教授回診があり、教授は明日手術するとオ・ハラのお母さんに言いました。オ・ハラは手術せず退院したいと言い出しました。

現代の恵民署。
ホ・イムは腹を押さえながら駝酪(タラク、牛乳)を飲んでみたかったとチェ・チョンスルに言いました。ホ・イムは犬と仲良くなり、その犬がポンマンと呼ばれていることに気が付きました。ホ・イムは残飯を与えられたことを知って吐き気を催しました。

チェ・チョンスルはホ・イムの服を調べ、鍼筒を見つけて驚きました。
「ああ!信じられぬ。同じことが!?」

感想

医心伝心 3話の感想です。なんとハチャメチャな展開!面白いです。オ・ハラは朝鮮時代の少女と同様に死にたいと思い詰めていて、傷ついた思春期の女の子。その子を励ますようにホ・イムが関わっていきます。チェ・ヨンギョンは、実は祖父から鍼と漢方を習っていて、お母さんが中医学で助けられなかったことを悔やんで外科医になったような感じで描かれていました。そして怪しげな男、ユ・ジェハ。ユ・ジェハはヨンギョンのことが好きなようですね。もう大体のストーリーは想像がついちゃいましたが今回はまだ推測を言わないようにしたいと思います。

朝鮮時代の価値観や常識と現代の韓国の常識が交差するとこんな感じになるのだろう!というストーリーがお話を面白くしています。

脈診と所見だけで大体の事がわかってしまう許任(ホ・イム)。

続きが楽しみです。

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