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医心伝心13話あらすじネタバレ感想(名不虚伝, 명불허전)


医心伝心(名不虚伝, 명불허전)13話

医心伝心(名不虚伝, 명불허전)Live Up To Your Name Dr. Heo

目次


あらすじ

オ・ハラは出血による心内膜炎にかかっていました。外科医のチェ・ヨンギョンは後輩とともに手術を行うことにしました。ホ・イムも心配で駆け付け手術室に入ろうとして追い出されました。ホ・イムはオ・ハラに向かって生きるために闘うよう叫びました。ヨンギョンが手術で止血したものの、オ・ハラの心臓が止まってしまいました。ヨンギョンは心臓に電気ショックを与えて手で心臓を揉みましたが生き返ることはありませんでした。ヨンギョンは父が交通事故で死んだ時のことを思い出して苦しみだしました。ヨンギョンはつらい記憶を振り払うようにしてオ・ハラの心臓を揉み続けましたがオ・ハラの心臓は止まっていました。ヨンギョンは泣きながら死亡日時を宣言しました。オ・ハラの閉じた目から一筋の涙がこぼれました。

ヨンギョンはオ・ハラのお父さんとお母さんに謝りました。お母さんはショックで気が遠くなりながらもヨンギョンを責めました。お母さんは自分も後を追うといって泣きました。

ヨンギョンもまたショックを受けて一人部屋で泣きました。ホ・イムは悲しむヨンギョンを心配して部屋の外で鳴き声を聞いて自らも涙していました。

夜遅くにヨンギョンは家に帰ると祖父に「父を死なせた孫はさぞ憎かったでしょうね」と悲しそうにつっかかりました。チェ・ヨンギョンは違うと言いましたがヨンギョンは逃げ出しました。心配して来たホ・イムでしたがヨンギョンは家から出て行きました。ヨンギョンはタイミング良く現れたユ・ジェハの車に乗り込みました。

チェ・チョンスルは「ワシが悪いのだ。キョンがワシが受けるべき罰を受けたんだ」と自分を責めました。昔、チェ・チョンスルは息子と喧嘩をして怒った息子がキョンを連れて外食に行く途中で死んだのでした。

ヨンギョンは車の中で父が運転するバイク(カブに似た原付)の後ろに乗り、落としたぬいぐるみを拾いに行ってバスに轢かれたのでした。幼いヨンギョンは血まみれの父を見ると大きなショックを受けました。父はぬいぐるみをヨンギョンに渡すと息絶えました。
「アッパ。アッパ。」
幼いヨンギョンは父を何度も呼び起こそうとしました。

ヨンギョンは息苦しくなって車から降りました。そこにホ・イムが現れジェハの腕を掴みました。ヨンギョンは車道に立ち尽くしトラックに轢かれそうになりました。ホ・イムはヨンギョンをかばい、二人はまたタイムスリップしました。ユ・ジェハはわけがわからず戸惑いました。


ホ・イムとヨンギョンが朝鮮に行くと、鍼筒がその手にありました。ホ・イムは目覚めたヨンギョンに謝るとすぐに現代に戻してやると言いました。ヨンギョンは死なせてくれたらよかったのにと言いました。ホ・イムはしばらく休むように言いました。
「あちらの世の中では時間が速いのに、ここはまるで時が止まったかのようだ。私もこのような村で育った。毎日村の井戸で夫人たちが水を汲み話の花を咲かせ子どもがその周りで水遊びをしている。だからなのか、私が子どもの頃は何の憂いもなくあの者たちのように遊んでいた。あの日々が懐かしい。井戸があるはずなのだが・・・水をくんでくるゆえ休んでいるといい。」
ホ・イムはヨンギョンを置いて行きました。

ヨンギョンは父の死とオ・ハラの死を思い出しました。そこに低い身分の幼子が現れました。

「なぜ、なぜ鍼筒が戻って来たのだ。なぜ朝鮮に戻って来たのか。命を助けてくれたお前に感謝すべきなのか、私を放さぬお前を憎むべきなのか。」
ホ・イムは鍼筒に話しかけました。

幼い女の子は元気がないヨンギョンにおむすびをあげました。ヨンギョンは一口おにぎりを食べると女の子と男の子は走り去って行きました。ホ・イムは汲んで来た水を持って戻ってきました。
「旅人に出す作法だ。旅人がむせぬようにと葉を浮かべた。ゆえに我々も、ゆっくりと行こう。」
ホ・イムが言うと、そこに倭軍が村に襲い掛かってきました。ホ・イムはヨンギョンの手を取り逃げました。

ユ・ジェハ(※日産のオレンジ色のエクストレイルに乗っている)は昨夜の現場に戻ってホ・イムの正体について考えました。

回想シーン。
ホ・イムはヨンギョンの祖父から彼女が父を亡くした時のことを思い出したと語る場面。

チェ・チョンスルは家の前で心配そうにヨンギョンとホ・イムを待っていました。そこにユ・ジェハが現れホ・イムの正体を教えて欲しいと頼みました。チェ・チョンスルは二人が目の前で消えたと言われ、ショックで胸を押さえました。そこに薬剤師と看護師が出勤してきて院長を部屋に連れて行きました。

ヨンギョンはおむすびをくれた女の子が兄と一緒に床下に隠れているのを見てしまいました。ホ・イムは彼らを連れてくるのでヨンギョンに待っているように言いました。ホ・イムは幼子を救うとヨンギョンとともに走って逃げました。しかしホ・イムたちは倭軍に取り囲まれてしまいました。そこに以前助けた将軍(演:武田裕光)が現れ「この者は医者だ。連れてゆき鈴木を治療させろ。以前ワシが怪我をした折、この者に治療してもらった」と言いました。

将軍はホ・イムを陣営に連れて行き、鈴木という腹がふくれた男を助けるように言いました。
「私が助けた者に民が殺されるなら、私が殺したも同じだ。」
ホ・イムは言いました。
「あの女人(にょにん)は言った。救われた者がどのように生きるかは本人の問題だ。自分はただベストを尽くして治療するだけだと。」
将軍は言い返しました。
「こうなったと知って悔やんでいるだろう。」
「ワシには関係ない。この病人を救えなければ、お前と女人、子どもたちは死ぬことになる。」
「順序が違う。女人と子どもたちを殺さぬと約束したらこの病者を助ける。」
「自信はあるのか?」
「約束が先だ。」
「私が約束を守ると信じるのか?」
「女人が救った者を信じる。」

ホ・イムと将軍の話を他の武将が盗み聞きしていました。

ホ・イムは鈴木を診察して水脹(すいちょう、腹腔内に水が溜まった状態)と診断しました。ホ・イムは鍼筒から太い鍼を取り出し鈴木の膨らんだ腹に刺しました。すると体液が腹から流れ出しホ・イムは液を拭うとお灸を据えました。
「すべて抜かぬのか?」
「今抜けば病者は死ぬ。ゆえに水を残したのだ。」
ホ・イムは将軍と目を合わせると、鈴木の腕と脚に鍼を打ち大きなお灸を据えました。ホ・イムは鈴木に飲ませる薬を指定すると三日でよくなると言いました。鈴木は目を覚ましました。

ヨンギョンと子どもは将軍のところに連れて行かれました。将軍は人払いをすると、隠れていたホ・イムに合図を送りました。将軍は礼を言うと「朝鮮にはあなたのような者は多くいますか?今は医員(イウォン)が必要なのです。そうじゃ。女人の持ち物なのだが、それを見せてはいけない気ががしたのです。違いますか?正体は知らぬが、この女人に返します。」
将軍はヨンギョンにメスを返しました。
「あなたの名前は?」
ホ・イムは尋ねました。
沙也可(さやか、実在の武将、日本人だが朝鮮人に帰化した)です。以後お見知りおきを。」
将軍は丁寧に答えました。

ホ・イムは自分が鈴木を助けられなくても将軍は解放しただろうとヨンギョンに言いました。

突然、発泡音がして、幼い兄が撃たれました。将軍の隣に先ほど盗み聞きをしていた武将が火縄銃を構えていました。
「中村貴様どういうつもりじゃ!」
将軍は中村の銃を下に降ろしました。
「将軍殿が解かれるまでは拙者が口出しすることはできぬが、すでに解かれた朝鮮人をどうするかは拙者の勝手じゃろうが。」
中村は銃を撃とうとしました。
将軍は中村を刀で抑え、ホ・イムたちを逃がしました。

感想

医心伝心13話のあらすじです。オ・ハラが亡くなり、ユ・ジェハの目の前でホ・イムとヨンギョンがタイムスリップをして、朝鮮では倭軍に襲われてしまったホ・イム。オ・ハラが死んでしまって可哀そう。ヨンギョンも幼い頃に、自分がお父さんにぬいぐるみを拾って来てもらったことに自責の念を感じて自殺しようとしてしまいました。わがままは事故の元。自分のわがままで人を動かした結果はロクな事がないことをドラマで物語っています。

驚いたことに、沙也可(さやか)という将軍は、日本人でありながら朝鮮に侵攻して朝鮮人に帰化した人なんですね。ほんとうに驚きです!!!wikipediaで調べてみると、沙也可は1571年? - 1642年に没した武将でおおよそ亡くなるまでの年齢は71年です。朝鮮では金忠善(キム・チュンソン)という、なんとも忠実で善い人という名前を贈られており、よほど朝鮮に貢献したような感じがします。ならば、彼は特権階級である両班になれたのでしょうか?しかも何と、3,000人の日本の兵士とともに朝鮮に投降したというのですから、どうしてそんな気になったのか、ちょっと意味がわかりません(笑)最終的には正二品になったそうですから、やはり両班の身分は貰ったんだと思います。話の信ぴょう性はどうかと思いますが・・・本当にこの沙也可という武将と金忠善が同一人物なのでしょうか!?案外チョン・ウチみたいな創作だったりして。なぜなら投降した数千人の日本人をどう扱ったのか?武士なんだから奴婢とするわけにもいかないでしょうし(待遇が悪いと反乱するから)、結局どうなったのでしょうね?沙也可(さやか)の正体は一体誰なのか?興味深いです。

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