仮面の王イ・ソンのあらすじと感想
目次
概要
仮面の王イ・ソン(韓国語:군주-가면의 주인 , 英語:Ruler – Master of the Mask, 中国語:君主-仮面的主人)は韓国の連ドラ(2017年)です。日本では2018年4月16日から8月26日までBSプレミアムで放送されました。このドラマは1700年代の朝鮮八道を治めた李氏朝鮮をモデルにした辺首会(ピョンスかい)と世子イ・ソンの戦いと政治とメロドラマを組み合わせたハイブリッドファクション時代劇です。民のために英雄になろうとするイ・ソンとイ・ソンに父を殺されたと思い復讐をしようと恋に落ちるハン・ガウンとのロマンス、主人公が権力を獲得するために暗闘が繰り広げられます。
主要登場人物
主人公
- イ・ソン(李煊)・・・主人公。世子(セジャ)。ユ・スンホが演じる。
- ハン・ガウン・・・ヒロイン。両班の令嬢。キム・ソヒョンが演じる。
- イソン・・・奴婢。イ・ソンと名前がそっくりな青年。K-POP歌手のエル(INFINITE)が演じる。
主人公の味方
- ウ・ボ・・・イ・ソンの師匠。パク・チョルミンが演じる。パク・チョルミンにとっては当たり役。
- イ・チョンウン(李青雲)・・・イ・ソンの護衛武士(ホイムサ)。ソウンとも呼ばれる。シン・ヒョンスが演じる。
- パク・ムハ・・・イ・ソンの部下。ぺ・ユラムが演じる。
- キム・グァンリョル・・・ウ・ボの知り合い。閑職に追いやられる。
主人公の周辺人物
- 国王・・・イ・ソンの父。キム・ミョンスが演じる。
- 楹嬪(ヨンビン)・・・イ・ソンの生母。国王の側室。チェ・ジナが演じる。
- 大妃・・・国王の正妃。キム・ソンギョンが演じる。
ハン・ガウンの周辺人物
- ハン・ギュホ・・・ハン・ガウンの父。漢城府(ハンソンブ)判尹(パニュン)。チョン・ミノンが演じる。
イソンの周辺人物
- お母さん・・・イソンの母。パク・ヒョンスクが演じる。
- コムル・・・イソンの妹。コ・ナヒが演じる。
- ヒョンソク・・・イソンの理解者。ソン・イングクが演じる。
辺首会(ピョンスフェ)
- テモク(大木)・・・辺首会(ピョンスかい)の頭目。ホ・ジュノが演じる。
- キム・ファグン・・・テモクの孫娘。ユン・ソヒが演じる。
- コン・・・ファグンの護衛武士。キム・ソギョンが演じる。
- キム・ウジェ・・・ファグンの父。テモクの息子。
- チョ・テホ・・・テモクの手下。
- チャン・・・テモクの執事。
- 元老・・・テモクに命令する存在。
朝廷
- チンミョン・・・辺首会の会員。
- ホ・ユゴン・・・辺首会の会員。
- ソンギ・・・右議政。大妃の兄。
あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 1話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 2話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 3話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 4話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 5話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 6話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 7話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 8話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 9話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 10話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 11話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 12話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 13話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 14話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 15話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 16話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 17話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 18話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン19話のあらすじと感想
- 仮面の王イ・ソン最終回20話のあらすじと感想
- 仮面の王イ・ソン 19話 あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 20話(最終回) あらすじ
- 仮面の王イ・ソン 日本語吹き替え版の声優一覧
- 仮面の王イ・ソン放送直前スペシャルの視聴感想
- オクニョの次は仮面の王イ・ソン(君主-仮面の主人)がBSプレミアムでスタート!
総合感想
このドラマは史実をもとにした時代劇と違って勉強になるような面白さはありませんでしたが面白かったです。朝鮮の歴史の裏部隊で暗躍する辺首会(ピョンスフェ)という架空の秘密結社があって、辺首会が朝鮮の国王を毒薬を使って裏で操って来たというのです。
世子のイ・ソンは幼い頃より父に仮面をつけることを強いられてきました。イ・ソンは何の疑いもなく、自分が病気だから仮面をつけて当然なのだと信じ込んできました・・・。
全20話と短めのドラマでしたが、日本では週に1回の放送だったため、放送期間は5か月に渡りました。韓国では水木と週2回の放送だったようですね。
主人公が20代~30台前半と、若々しく、視聴者のほとんどはおじさんおばさん、おじいさん、おばあさんでしょうから、子や孫を見るような感想を抱かれたのではないでしょうか?
主人公のイ・ソンは正義感が強く、武術も策略も、人望にも長けていて、まことの王にふさわしいように描かれていました。
ヒロインのハン・ガウンもまたイ・ソンを支えるナースのような有能な女性として、見た目も幼げで愛らしいお嬢様で、愛されモテ系女子の代表格として描かれていました。
それに対し、イソンは繊細で劣等感が強い、社会に虐げられてきた傷ついた不幸な男性で世の中の仕組みもまともにしらない無知からくる不安定な年上女性が可愛がってあげたいようなイケメン青年として描かれていました。
キム・ファグンは自由奔放に生きてきたお嬢様で残酷な運命をも受け入れる心の強さを持った凛々しい女性です。
登場人物の長所である「正義」「愛」「勇気」がこのドラマの中ではとても際立っていました。最終的には正義の味方である主人公が悪党を倒しておしまいだろうと視聴者のみなさんは1話の段階でおおよその検討をつけられていたと思います。
そんな単純な構図のドラマで先もわかりきっているのに、なぜだか面白くて最後まで見てしまいました。イ・ソンの行動は見てると爽快な気持ちになるのです。