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100日の郎君様全話あらすじと感想 王族の息子イ・ユルはある日突然世子(セジャ)になってヒロインのイソと運命に翻弄される時代劇

100日の郎君様全話あらすじと感想

100日の郎君様 4話あらすじ


概要

100日の郎君様は2018年の9月10日から10月30日まで韓国のtvNで放送された韓国ドラマです。平均視聴率はAGNで9.013%です。最高視聴率は最終回の14.412%です。ジャンルはミステリーロマンス時代劇です。演出はプロデューサーのイ・ジョンジェとソ・チョヒョンです。脚本はノ・ジソルです。主演はディオです。NHKでは2019年の11月上旬まで毎週日曜日の21時にBSプレミアムで放送していました。

あらすじ概要

ユ・イルは大君(テグン)イ・ホの息子でした。父のイ・ホがキム・チャオンと結託してクーデターを起こして兄から王座を奪いました。世子(セジャ)となったユ・イルはそんな父を愚かに思い、不愉快な気分のまま王宮で暮らしていました。ある日、ユルは何と行方不明になり、記憶を失ってしまいました。ユルはヨン氏に拾われ庶民として生きていくことに・・・

各話あらすじ

100日の郎君様の1話から最終回までの各話の詳しいあらすじと感想です。

総合感想

100日の郎君様を最終回まで全話見た感想です。途中から忙しくてなかなか見られなかったのですが、まとめて見終えることができました。

一言でまとめると、ほのぼの系のラブコメ時代劇でした。

あらすじの復習

主人公のイ・ユルとユン・イソは幼い頃に一度出会っていて、お互いに初恋の相手でした。しかしユルの父、国王の息子のイ・ホがキム・チャオンと共謀してクーデターを起こして兄を殺して即位してしまったのでユルは自動的に世子という世継ぎになってしまいました。クーデターの際にユン・イソの父ユン・ブジョンはキム・チャオンに殺されました。ユルはイソと兄を逃がすためにキム・チャオンの前に立ちはだかりましたがあまりに幼かったためなすすべがありませんでした。

ユルは母がキム・チャオンに殺されて窮屈な王宮暮らしに耐えなければならず、微笑むこともありませんでした。父王もまた新しい妃を迎えて王子が誕生したので、ユルの人生は不愉快極まりませんでした。

ユルは妃を迎えますが初夜を迎えることも無かったのに、妃のキム・ソヘの懐妊が発覚しました。ユルは他人の子を身籠った妃を妻として認めなかったので、キム・チャオンは雨ごいの儀式をするためにユルが地方に行った時に暗殺しようとしました。その暗殺者こそ生き別れたイソの兄ムヨンでした。

イソはソンジュヒョンという地方でヨン氏に育てられホンシム(紅心)という偽名で村人と仲良く暮らしていました。イソは満月の夜にモジョン橋に行って兄を待っていました。
ある日、育ての父ヨン氏が襲われて記憶を失ったユルを連れて来ました。傷が癒えたユルは自分自身が出した「独身者は全員結婚しろ」という命令によってイソと結婚することになりました。

庶子でうだつの上がらないチョン・ジェユンはモジョン橋でイソに一目ぼれをしました。チョン・ジェユンは世子が残した「踵」という字の謎を追っているうちにキム・チャオンに取り入った振りをしながらソンジュヒョンの長官としてイソたちと関わるようになりました。

ユルはウォンドゥクとして幸せな100日間をホンシム(イソ)と過ごします。チョン・ジェユンはウォンドゥクの正体に気づき、やがて自分の記憶を取り戻したユルは・・・キム・チャオンと戦うことになりました。

最終回まで見た感想

最後は世子イ・ユルと身分を回復した両班のお嬢様ユン・イソは結婚することが暗示されて終わりました。

世子嬪キム・ソヘの子どもはムヨンの子どもで、ムヨンの本当の名前はユン・ソクハということが明らかになりました。

このドラマは「不滅の恋人」の後にNHKBSプレミアムで放送されたのですが、家族も「不滅の恋人」より面白いと言っていましたよ。

脚本を書いた人が賢かったのでしょうね。

キム・チャオンを演じたチョ・ソンハも、年齢の割に身のこなしが華麗で加齢臭を感じさせるものではありませんでした。このドラマは2019年に韓国で放送されたのですから、おじさま俳優のチョ・ソンハの年齢もかなりいってるのではないかと思います。チョ・ソンハは「大王世宗(セジョン)」で善人のイメージが付いてしまったので、その後は悪役やパパ役でイメージを変えて行きたかったのかもと思うような出演が続いていましたね。

キム・ブジョンを演じていたのは「善徳女王」で剣聖を演じていたチョン・ホビンというおじさま俳優です。チョン・ホビンは武人役として欠かせない人みたい。

チョン・ジェユン役の俳優さんは名前をキム・ソノというそうです。残念ながらまだ出演作が少ないようです。主人公を演じているディオというポップススターも俳優としての経験は少ないみたいですね。

見たことがあるといえば「キム・スジ」役の俳優さんです。名前はホ・ジョンミンといって「輝くか、狂うか」でヤン・ギュダルというヒロインの義兄の役を演じていました。

イケメンといえば「トンジュ」を演じていたト・ジハンです。彼は時代劇「花郎(ファラン)」でイケメンの花郎(ファラン)パク・パンリュを演じていたことは忘れてはいけません!トンジュは前半で世子の身代わりとなって亡くなってしまったのが惜しいです。

ムヨンとキム・ソヘ

序盤で死んだトンジュも残念でしたが、ムヨンも終盤で死んでしまいました。ムヨンはず~っとキム・ソヘに想いを寄せていて、なんとタンポポが咲く丘で秘密にデキちゃったという話です。ドラマの中では色気が無かったですが・・・この二人も相思相愛の仲だったんですね。残念ながらムヨンはキム・チャオンに殺されるという結末を迎えてしまいました。キム・ソヘは流刑地で男児を出産して息子にムヨンの本名であるソクハという名前をつけてあげました。二人の息子の名前はおそらくユン・ソクハということになるでしょうね。流刑地にいた男はヤン内官です。まぎらわしかったのが「ヒョク」という剣客です。両班にも「クォン・ヒョク」というチョン・ジェユンの友人がいるので、同名で混乱してしまいました。念のためもういとど見直しましたが、やはりムヨンの部下はヒョクでした。

ユルとイソ

この二人についてはもう何も言う事はないでしょう。ハッピーエンドながら、お互いに失ったものが大きすぎましたね。ユルはお母さんを亡くし、イソは身分を失って、お父さんとお兄さん、ほかにもお母さんもいたのでしょうね。もしかしたらイソのお母さんや他のきょうだいはどこかで生きているということもあるかもしれませんね。イソがどのような経緯でヨン氏の世話になったのかわかりませんが、ケロリとした表情で大きくなれるのは、なかなか難しいのではないかと思いますがね~。ユルはイソを世子嬪として迎えることになりそうだから、イソは最終的に王妃となって大妃となって・・・といった感じのコースでしょう。

チョン・ジェユン

チョン・ジェユンは身分の高い父と、身分が低い母のもとに生まれたので、父の実家ではなく母に当てがわれた家で苦労しながら育ったような演出でした。一応は父の威光で?士官できたみたいで、持ち前の知恵で世子に取り入り、うまく出世できたという器用な男です。チョン・ジェユン自身にどれほどの正義感があったかというと、その辺りのことは描かれていませんでした。ただ庶民にもなれず両班にもなれないので両方の気持ちがわかる親しみやすい人柄でした。チョン・ジェユンは最終回の時点でも世子の学問の師匠でしたが、結構行動範囲が広いみたいなので、他にも官職を兼任しているかもしれませんね。

レビュー

ほのぼの: ★★★★★
胸キュン: ★★★☆☆
明るさ: ★★★★★
しつこさ: ★☆☆☆☆
笑い: ★★★★☆
総合: ★★★★★

韓ドラにしては軽いタッチのドラマでした。
100日の郎君様の次のドラマは「ヘチ 王座への道」です。

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