100日の郎君様5話
あらすじ
イ・ユル(ウォンドク)は自分が改装した美しく清潔な部屋で眠っていました。ユン・イソ(ホンシム)は養父のヨン氏とともに医者を呼んでユルを診察してもらいました。ヨン氏はユルが両班の身代わりで兵役に行って戦(いくさ)で傷を負って帰って来たと嘘をつきました。医者はユルを診察すると、傷口が悪化してからまた出血しているが、腹が減って倒れているだけだと診断しました。ヨン氏はユルが食事の選り好みが激しくてしっかり食事を摂れていないと言いました。イソは「この前に出したクッパはたいらげたわよ」と言うと、医者は熱い物は傷口の治りを悪くすると言いました。医者は高価な鹿の角が入った薬が必要で、さらに栄養をつけるように助言しました。
イソは医者を薬を貰わずに帰しました。ヨン氏はなぜ医者を帰らせたのかとイソに尋ねました。イソは「私は10日も(食べていない)のでう〇ちが出ないのよ。高価な薬を買うお金が無いどころか食べる物も無いの。」と言うと、自分で雄の鹿を捕らえて角を取って来ると言いました。ヨン氏はミグムに肉を貰ってくると言うと、イソは30両も借金があるのに肉なんか買えるわけがないと言いました。
イソ(ホンシム)は山に入って薬草を摘みました。そして野鳥を捕獲して持ち帰りました。
夜になりました。イソは捌(さば)いた野鳥でスープを作り、ユルに飲ませてあげました。
次の日になりました。ヨン氏がやって来ると、ユルの部屋を見るなり「倒れてよかった。同じ床に就けたようだ。」と喜びました。
ユルが目覚めると、イソが隣で眠っていました。ユルはイソの顔の傷に優しく触れました。イソが目を覚ますとユルはうめき声をあげて起き上がりました。
ユルは不機嫌そうな表情でイソにどうして別の部屋で寝なかったのか尋ねました。イソはユルが水が入った甕を運んでいると倒れてしまったので看病をしていたと説明しました。ユルはあの時、急に息苦しくなって意識を失ったと言いました。
ユルはウォンドクがどのような男だったかイソに尋ねました。イソはヨン氏から教わった「穏やかな性格で男前(それ以外は特徴が無い男)」という言葉を思い出しました。イソは「働き者で・・・一日の仕事を半日で終わらせてしまう。」とユルに嘘をつきました。ユルは「そのようなことが聞きたいのではない」と言うと、イソはかまどに火をつけたままだったと言って逃げ出しました。
イソがかまどの火の様子を見ているとユルがやって来て頬の傷はどうしたのだと尋ねました。ユルは話題を変えて「土龍湯(トリョンタン)を作るの」と言って、甕の中から「ミミズ」を取り出しました。
「夕べもそれを私に食べさせたのか?」
ユルは急に吐き気をもよおしました。
「こら!吐いちゃダメ!珍しい物なんだから!」
イソはユルを説得しました。
「このような気持ちの悪い物を食べさせるとは、何のつもりだ!」
ユルは怒ってイソを払いのけました。
イソは元曉大師(がんぎょうだいし)の話を持ち出して「洞窟で修行していた大師がおいしい水を飲んだら骸骨の水だった。そこでお大師様は悟られたの。骸骨の水だからといって吐き気を催すのは間違っている。すべては思い方次第。一切唯心造。」と説教をしました。
ユルは「私に説教をしているのか?」とますます不機嫌になりました。
「ならお前もミミズを食べてみよ。」
「いいえ。食べないわ。正直好きじゃないの。」
イソが言うと、ユルは「お前を厳罰に処してやる!」と指さしました。
イソはユルの手を掴んで「あなた一人の体じゃないわ。あなたは私のもの。借金を全部返すまでは!」と励ましました。
小屋。
イソは小屋にユルを連れて行き、薪割りを教えました。ユルは薪をうまく割れませんでした。次にイソはユルに縄の編み方や鎌の使い方を教えました。ユルは何をやってもうまくできませんでした。
川。
キム・チャオンは泥だらけの帽子を手に持っていました。
「こ、ここです!」
兵士が言うと、チャオンたちは岸に集まりました。
岸にはひとりの男がうつ伏せで倒れていました。
「世子邸下(セジャチョハ)の服です。」
若い武官のクォン・ヒョクは驚いた様子で言いました。
「どうした。早く確かめよ。」
チャン・ムンソクは命じました。
キム・チャオンはムンソクを制すると「私が直接確かめる」と言って倒れている男に触れました。死んだ男は胸に矢が刺さっていました。
「皆の者礼を尽くせ。世子邸下だ。」
イム・チャオンが言うと、皆は膝を突いて世子を弔いました。
ユルとイソが家に帰ると下級役人のパク・ポグンと高利貸しのマチルが待っていました。二人はユルにお金を返して貰いに来ていました。パク・ポグンとマチルは「私が先だ!」と取っ組み合いのけんかをはじめました。花壇の花が踏みつけられそうになると「これは貴重な花だ」とユルは身を挺して守りました。
役所。
マチルは役所に行ってチョ・ブヨンに借金の証文を見せました。
イソは、この証文は無効だと、先例(頭に花をつけた女はお金を返さなくてよかった)を示して言いました。チョ・ブヨンはその女は頭がおかしかったのだと言いました。イソはその話を利用して「私の夫も同じなんです」と言いました。
「私はまともだ!」
ユルは堂々と言いました。
クドルは荷物の持ち方がおかしかったと言いました。
酒場の女将は代金をウインクで返されたと証言しました。
ヤンチュンはユルに手を肥桶の中に入れられたと言いました。
パク・ポグンも履物を返さないのでおかしいと思っていたと言いました。
クンニョは村のみんながユル(ウォンドク)の頭がおかしいと思っていると言いました。
イソは「そういう人を騙してお金を借りさせてはいけません」と訴えました。
縣監(ヒョンガム)のチョン・ブヨンはイソの言い分を認めつつも、借金を返さねばならないといました。
ユルも自分は頭がおかしくはないので借りたお金を返さない道理は無いと言いました。
帰り道。
ユルは真剣な表情でイソに自分は頭がおかしくはないと言いました。そして、お金が好きなら囲い女になればよかったのだと言いました。イソは暴言を吐かれたのでユルの頬を叩きました。ユルは「貴様のような女人(にょにん)のくせに!」と冷たく言いました。
夜になりました。
イソは石塚に石を積んで亡き父に語り掛けました。イソはいい人のところに嫁がせてくれると約束したのにと、泣きごとを言いました。
日中の朝廷。
国王のイ・ホが大臣らと一緒に上奏文を呼んでいると尚膳(サンソン)が部屋に来て「チョヌ山から連絡がありました」と手紙を渡しました。
宮廷内の武官の役所。
チョン・ジェユンは上司に内医女殺しに使われた矢を作った男が殺されたと報告しました。上司は下手人(げしゅにん)が出頭したのでその件には触れないように言いました。
チョン・ジェユンは出頭した男に尋ねました。チョン・ジェユンは「普通の矢」を男に見せました。男はその矢を作って二年目だと言いました。チョン・ジェユンは矢を作ったと言う男に、実際に矢を射らせると、矢は宙に投げられたニワトリに命中しました。チョン・ジェユンは上司に「あの男は犯人ではありませんが、(いったん犯人ということにして)牢に入れておいてください」と言いました。上司は犯人ではないのになぜ投獄するのだと首をかしげました。チョン・ジェユンは「今日は、十五夜ですから」と嬉しそうに言いました。
モジョン橋。
イソは両班の服に着替えて橋に来て兄を待っていました。そこに、チョン・ジェユンが現れました。
「今日は約束の日だというのに、兄上は来なかったな。そなたの顔が見たかった。そなたに打ち明けたいことがある。」
チョン・ジェユンはイソの顔を覗き込みました。
イソが起こると、チョン・ジェユンは今日は告白しに来たのではなく、あそこに浮かべた灯篭に願いを込めれば兄上に会えるだろうと言いました。
灯篭は川の中に生えている草にひかかりました。
チョン・ジェユンは慌てて靴下を脱ごうとしましたが、うまく脱げませんでした。
イソは自ら川に入って蓮(はす)の灯篭を持ち上げました。
「嘘つき。ソンジュヒョンに住む者に会わせてくださいって書いてあるわ!」
イソは腹を立てました。
「いや。ここ、ここを見て。」
チョン・ジェユンは「女人が兄上に会えますように」と書いた面を見せました。
「そなたの願いは大きく書いて、私のは小さく書いた。」
チョン・ジェユンは微笑みました。
「どうして私に、優しくするのですか?」
イソは両班の女性らしく尋ねました。
「私は、幼い頃から人の顔を覚えられない。相貌失認(そうぼうしつにん)と言うそうだ。だがそなただけはくっきりと見えた。これは運命なんじゃないかと思った。」
チョン・ジェジュンは言いました。
イソは「早く水に流してください」とチョン・ジェユンに灯篭を渡しました。
チョン・ジェユンもまた川の中に入ってかっこよく灯篭を浮かべると、そこにやくざの子分の男が三人現れました。
「よくも親分の物に手を出しやがって。」
子分たちはチョン・ジェユンに襲い掛かりました。
チョン・ジェユンは子分を押しのけるとイソと慌てて逃げ出しました。
「一緒に行こう!」
チョン・ジェユンは先を行くイソに声を掛けましたが、イソは先に逃げて行ってしまいました。
チョン・ジェユンがモジョン橋に戻って来ると、橋の欄干に手紙が置かれていました。
イソはホンシムの姿に戻って道を歩いていました。
チョン・ジェユンはイソからの感謝の手紙を読んではじめは喜びました。手紙には橋に来て10年が経ち、だんだんつらくなってきたと書いてありました。ぞして「私のためにモジョン橋に来るのはもうおやめください。私は二度と参りません。」と書いてありました。
日中のソンジュヒョンの村。
クンニョはユルに、イソが十五夜になると漢陽(ハニャン)に出かけて貸本屋をやってる親戚を手伝っていると打ち明けました。
クドルが親しそうにユルに会いにやって来ました。クドルはユルの口に食べ物を押し込みました。ユルは「どこに行けば食べられる?」とクドルの腕を掴みました。
両班の家。
ユルはクドルと一緒にパク・ソンドの家に行って宴の用意を手伝いました。クドルはユルに、パク・ソンドはホンシムを囲いたがっていると説明しました。イソもまた同じ場所で宴の用意を手伝っていました。
イソは庭にいる両班の子どもたちを見て兄のことを思い出しました。ユルはそんなイソを見て微笑しました。イソがその様子に気が付くと、イソは逃げるようにその場を去りました。ユルは「朝廷でも牛の殺生は禁じられている。もったいない。」と庭に落ちている料理を拾いました。そこにイソが姿を現しました。
「食べようとしたのではない。」
ユルは言い訳をしました。
「何しに来たの?」
イソは冷たく言いました。
「久しぶりに会った郎君(夫)に対して何という態度だ。一体どこへ行っていたのだ?私はお前のことを・・・!」
ユルが言いかけると、イソはユルに帰るように言いました。
そこにクドルが来て「俺が連れて来たんだ。肉チヂミが食べたいと言うから・・・」と言いかけて口を押さえました。
イソは拾った肉を食べたらすぐに帰るように言いました。
イソがいなくなると、ユルはクドルに「お前が食べろ」と言いました。
宴の会場。
パク・ソンドは50歳の記念にお酒と御馳走を前に子分の両班からお祝いの言葉を掛けられていました。チョ・ブヨンはパク・ソンドが書いた詩を褒めて「李白は杜甫も涙を流すでしょう」と機嫌を取りました。
「どうしてだろうか。あそこにいるべきは私のような気がする。」
両班の靴のホコリを払っていたユルはパク・ソンドたちを見てつぶやきました。
チョ・ブヨンは「明国から仕入れた100両もするツバメの巣」を使用人の女に献上させようとすると、膳を運んでいた女は、末席にいた両班の男が足を出した途端に引っかかって倒れてしまいました。ツバメの巣が乗った御膳が台無しになると、チョ・ブヨンは女をただちに袋叩きにしてやると怒りました。そこにイソが現れ、このような日に血を流すことはありません、と釈明をはじめました。
パク・ソンドは「お前がここに来て酌をしてくれたらなかったことにしてやろう」とイソに言いました。
「私を高く買ってくださりありがとうございます。」
イソはパク・ソンドのところに行こうとすると、ユルはイソの手を掴みました。
ユルはイソを連れて帰ろうとしました。
パク・ソンドはユルに「女の前で格好を付けようとしても無駄だ。お前の評判は聞いておる」と言いました。
ユルは「稚拙な詩を喜ぶなど・・・」と言うと、パク・ソンドは怒りました。
両班たちはどよめきました。
ユルは先ほどパク・ソンドが詠んだ詩を復唱してみせました。
パク・ソンドは怒って「お前も詩を作ってみろ!」と言いました。
ユルは即興で両班が贅沢を享受しているくせに、情勢が語婿と保身に走ると批判する詩を読みました。先ほど使用人を転倒させた男は権力者に言ってはならない事を言った詩を聞いて思わず口を押さえてしまいました。
「どういう意味だ?」
パク・ソンドは首をかしげました。
ユルが意味を説明すると、パク・ソンドはすぐにユルを捕らえるよう命じました。
そこに兵士が走ってきて左議政が世子の遺体を見つけて持ち帰ったと報告しました。
パク・ソンドは喪に服さず罰せられることを恐れてすぐに宴を中断して膳を片付けるよう命じました。
帰り道。
ユルはイソの手を引っぱって連れ帰ろうとしました。
イソは両班に逆らったらたいへんなことになるとユルに言いました。
「令監(ヨンガム)の家に行くためにどうして口に紅を塗ったのだ。」
ユルはイソに尋ねました。
イソは気に入られたら仕事とお金を貰えるからと答えました。
「にどとあの家に行くな。私とお前のために。紅もさすな。」
ユルはイソの紅を拭いました。
そして、詩を即興で詠める自分は頭がおかしいはずがないと言いました。
王宮。
イ・ホは慌てて世子の遺体が安置されている部屋に行きました。すると、そこに白い布がかぶせられた遺体が安置されていました。イ・ホはすっかり心を乱してしまいました。チャン・ムンソクは遺体は損傷が激しいのでお姿を見るべきではないと言いましたが、キム・チャオンは布をめくって遺体をイ・ホに見せました。
イ・ホは遺体を見て尻餅をつきました。
夜のユルの部屋。
イソはユルに本を見せました。ユルは低俗(卑猥)な本の題名のおかしさを指摘しました。イソはユルが文字を読めることを知って「あなたは立派な男よ!」と抱き着きました。
日中の朝廷。
キム・チャオンは大臣たちを集めてイ・ホの代わりに王命を読みました。命令文には世子を殺した者を捕らえて処刑するため左議政に全権を委ねると書かれていました。
朝廷の一角。
王妃パク氏は息子のソウォン大君に会うと、いよいよ世子となり王になる機会が来たと喜びました。
チョン・ジェユンは上司に、出頭した男は初めて矢を射た素人なので、釈放して黒幕を探ると報告しました。
街。
チョン・ジェユンは男を追う途中で通りすがりのエウォルという妓生とぶつかりました。エウォルは「もしかしてお顔がわからないのですか?」と言うと、「エウォルではないか」とジェユンは言いました。
「ああ、声を聞けばわかるのですね?それからお気を付けください。邸下(チョハ)がお亡くなりになりました。」
エウォルはジェユンに助言しました。
夜のキム・チャオンの家。
ムヨンがキム・チャオンに報告すると、キム・チャオンは遺体が世子の服を着た影武者であることに気が付きました。キム・チャオンはムヨンの首に刀を突きつけて再びチョヌ山に向かって世子を捜して殺してくるように命じました。
夜の街。
チョン・ジェユンは友人のクォン・ヒョクから世子から預かった手紙を受け取りました。
チョン・ジェユンの詰め所。
チョン・ジェユンが封筒を開けると手紙に「踵」という字が書かれていました。
ユルの部屋。
イソはユルに本を書き写す仕事を与えました。ユルは低俗な恋愛本を見るなり嫌悪感を示しました。イソは本を読み、ユルが内容を書き写しました。イソは卑猥な内容に迫ると声に出せませんでした。ユルはイソに続きを読むように言うと、イソは「衣の紐を解いて唇と唇を合わせて・・・」と早口で言いました。
「あり得ない。あったその日に親密になるなんて!」
ユルは筆を投げて不快感を表しました。
イソは無い事は無いと言いました。
「そなたは私に一目ぼれしたのか?私の太ももが好きなのは知っている。」
ユルは言いました。
イソは「あなたが私を追いかけまわすからそうなったの」と言い返すと、ユルは「私はそのような顔をしておらぬ」と言いました。
ユルはイソの腕を掴んで引き寄せました。
「そなたは・・・違うな。」
翌日。
書店のおじさんはイソを褒めてお金を渡しました。ユルは自分を褒めるように店主に言いました。イソは短期で書き写すと言うと、ユルは賃金を上げて欲しいと言いました。
市場。
イソは上機嫌で「こんな大金を貰ったのは初めて」とユルに言いました。ユルはクッパを食べて履物を買おうと言うと、イソは「クッパ一人前を半分こしまよう」と言いました。二人はマチルが市場をうろついているところを目撃して建物の裏に隠れました。イソはユルにマチルを見たらすぐに逃げるように言いました。
「不愉快極まりない。」
ユルの口癖が口をついて現れました。
「狭いからよ。」
「狭いからでない。」
「なにが不愉快なの?」
「記憶が、戻ったようだ。」
ユルとイソは顔を見合わせました。
感想
「100日の郎君様」5話の感想です!私の家族は「不滅の恋人」より面白いと言ってます。コミカルな場面も多くて、ユル(ウォンドク)は頭がおかしい人とソンジュヒョンの人々に思われているので、横柄な態度でも見逃してくれているようですね。今回はユルがパク・ソンドからイソを守って、働き口を見つけることに成功した様子が描かれていました。朝廷ではキム・チャオンが世子が死んだと嘘をついて、チョン・ジェユンは黒幕を追いかけています。
生まれが高貴すぎて普通の人々と普通のコミュニケ―ションが成立しないユル。一方でイソは完全に庶民の生活に慣れ切っていて、自分がもと両班であることすら忘れているかのような感じです。
世子は正当な手続きで世子になったわけではなくその地位を嫌悪していたはずなのに、世子という自覚が無意識にあるようですね。
そういえば、世子の護衛武士のトンジュはどこ行ったんでしょうね?
生まれが高貴すぎて普通の人々と普通のコミュニケ―ションが成立しないユル。一方でイソは完全に庶民の生活に慣れ切っていて、自分がもと両班であることすら忘れているかのような感じです。
世子は正当な手続きで世子になったわけではなくその地位を嫌悪していたはずなのに、世子という自覚が無意識にあるようですね。
そういえば、世子の護衛武士のトンジュはどこ行ったんでしょうね?
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