ミストレス1話「発端」~愛に惑う女たち~
あらすじ
夜の廃墟。マッチに火がつけられました。マッチの炎は燭台の蝋燭の火を灯し、女はため息をつきました。部屋には名画が飾られ、まだ若さの残る、妖しい女たちはワイングラスを寄せて乾杯しました。
「さあ。箱の中に腐ったリンゴと新鮮なリンゴがあったら、どれを食べる?」
肩にかかるほどの、うねった髪の女(シン・ヒョンビン演: キム・ウンス)が言いました。
「当然新鮮なリンゴよ。」
ボブスタイルの女(ク・ジェイ演: ト・ファヨン)はぶっきらぼうに答えました。
「ダイエット中だから答えないことにするわ。」
うねった髪の女(チェ・ヒソ演: ハン・ジョンウォン)は気取りながら言いました。
「そうね・・・。腐ったリンゴから食べる。」
後ろに髪をまとめた女(ハン・ガイン演: チャン・セヨン)は言いました。
「あなたらしいわね。いつも嫌な事から終わらせる。」
最初に質問をした女は女とは視線を合わせずに言いました。
「ええ。そうだった。昔は。はあ。だけどね。嫌な事が先ならあれを・・・終わらせるべきじゃない?もっと腐る前に」
まとめ髪の女の瞳が揺れました。女の呼吸が荒くなりました。
四人の女は蝋燭を手に持ちコンクリートの階段を降りました。女たちは木箱の中に横たわっている死体を見て「はっ」と息をつきました。
「これから、どうすればいい?」
最初に質問をした女は言いました。
「この蝋燭のせいよ。」
気取った女は蝋燭を落として瓶を割りました。瓶は転がって木箱に当たりました。
二か月前。
「本当にあなたが作ったのか?」
男(夫のテヨン)は女(チャン・セヨン: ハン・ガイン演)に尋ねました。
「うん。最後まで使い切ってね。」
女は男に言いました。
「嫌だ。あなたの手作りだからもったいないよ。」
男は言いました。
女(チャン・セヨン)は蝋燭を見ながら二人の会話を思い出していました。女はため息をつくと窓のカーテンを開けました。まだ夜明け前でした。
店(カフェ・ブラウン)。
女(チャン・セヨン)は店(カフェ)のカーテンを開けて箒で床を掃除しました。チャン・セヨンは白のブラウスに黒のリボンを襟で結び、黒のパンツ、腰にはグレーのカフェエプロンを巻いていました。
「あのう。もうすぐ開店するんです。すぐそこです。」
中年で髪の短いこぎれいな女(ナ・ユンジョン: キム・ホジョン演)が準備中のチャン・セヨンにチラシを渡しました。
「はい・・・。」
女(チャン・セヨン)はチラシを受け取りました。
「美容室です。」
中年の女は歩道を歩く女性にチラシを渡しました。
カフェ・ブラウンの店内。
チャン・セヨンが水を飲んでいると突然女が扉を開けて店内に駆け込んで来ました。
「水をちょうだい!あの変態・・・。」
ハン・ジョンウォンは女性物の柄の高級スーツと庶民とは異なる服装をしていました。
「あなたの夫?」
セヨンは喉を手で押さえながら冷たい水を飲んでいるジョンウォンに尋ねました。
「かわいいコップね。(二人の友人は)まだ?」
ジョンウォンは質問には答えずに言いました。
「ファヨンはこちらに来る途中でウンスはまだ病院よ。」
セヨンは言いました。
「また遅刻ね。ウンスはまだ診察中なの?」
ジョンウォンは言いました。
病院のウンスの部屋。
ウンス(精神科医)は若い男(チャ・ソンホ: チョン・カラム演)を診察していました。男は父との不仲を除けば恋人ともうまくいってるし入隊も来年だと言いました。男は小遣いがもう少し多ければ良いのにと貧乏ゆすりをしていました。ウンスは男が言っていることを嘘だとメモに書きました。男はイラついているので先生ならどうすると尋ねました。ウンスは色っぽく自分の首を撫でました。
回想シーン。
ウンスが男に脚をなでられる場面。男の手首にはリストカットの傷がありました。(※ この自殺未遂をした男が誰かあとでわかります)
病院のウンスの部屋。
ウンスは男に平静を装い、深呼吸したり体を動かしたりすると答えました。
「嘘だ。ずっと同じ文字を書いてる。私は全部嘘を言ったつもりはありませんが、私がここに来た本当の理由があります。言ってみて。」
男は言いました。
「さあ。何でしょう。」
「先生にも関係あります。きっと関心があるはずです。」
カフェ・ブラウン。
「あの変態!」
ジョンウォンは机を思いっきり叩きました。
「どうしたの?」
セヨンは友人を気遣いました。
「セヨンナ。こんな恐ろしい世の中でどうやって子育てするの。ああ!まだ顔が熱いわ!恥ずかしくて死にそう!」
ジョンウォンは手で自分の顔をあおぎました。
「いや。だからその恥ずかしいことって何?」
セヨンは言いました。
回想シーン。
女性用のトイレ。
「きょうの下着は?」
男はジョンウォンにチャットで尋ねました。。
「変なこと聞かないでよ。」
ジョンウォンは返事を打ちました。
「教えてくれ。」
「あなたがくれた下着よ。今朝つけろって。」
「わお。ほんと?それで?」
「私のスタイルじゃないわ。いやらしい。」
「写真を送ってくれよ。」
「何よ。変態!」
ジョンウォンはスマホを洗面台に置くと、ブラウスのボタンを外して黒いセクシーなブラを自撮りしようとしました。その時、扉が開いておばさんの職員がトイレに入ってきました。
「あ、虫が入っちゃった。」
ジョンウォンは慌てて胸元を閉じながらトイレから出て行きました。
すぐに中年女性の眼鏡の教師(教頭?)が男子生徒を引っ張りながらジョンウォンの前に現れました。
「担任のあなたに似たのか生徒も手に負えませんね。これを見て。ついて来なさい。アイゴー。」
中年の女性(教頭)はきつい調子でジョンウォンに怒鳴りました。
職員室。
ジョンウォンは男子生徒(高校生)がスマホで見てはならない物を見てタバコを吸ったことを叱っていました。向かいの席にいた男の教師(クォン・ミンギュ: イ・チルジュ演)は「見るのは自由だけどバレたのが悪いんだ」と生徒に理解を示しました。男教師はそのタバコは禁煙タバコだと生徒を擁護しました。
階段。
ジョンウォンはクォン先生を呼び出しなぜ邪魔をするのかと尋ねました。クォン・ミンギュはジョンウォンの肩に力が入っていたので落ち着かせたかったと答えました。
「あの。ハン先生と呼んでくださいませんか?友達でもないのに気安く呼ばないで。はぁ。はぁ。はぁ。この頃、怒りをコントロールできなくて、落ち着かないと。ふ~。」
ジョンウォンは深呼吸しました。クォン・ミンギュは”ジョンウォン先生”と相変わらず馴れ馴れしく呼びました。その時、ジョンウォンのスマホの電話が鳴りました。
ラブホテルの地下駐車場。
ジョンウォンは仕事中に夫と会っていました。夫のファン・ドンソク(パク・ビョンウン演)はここでしたいと言いました。ジョンウォンは手で自分の顔をあおぎました。
高校。
「お前が殴られることをするからだ!」
男子生徒が男子生徒を押し倒して殴っていました。クォン・ミンギュは二人を止めに入りましたが殴られた男子生徒はバケツで殴った生徒の後頭部を叩きました。
ラブホテルの部屋。
ジョンウォンは夫のファン・ドンソクと情事を楽しんでいました。
「だから今朝私の下着を選んだのね。あっ。」
ジョンウォンは体位を変えようとして夫に押し戻されました。
「この姿勢がいい。」
「上のほうが気持ちいいの。ん。」
「俺が上になる。」
「どうして?」
「排卵日を無駄にできない。漢方薬も飲んだし。」
「そのためだったの?」
ジョンウォンのスマホの電話が鳴りました。
クォン・ミンギュは男子生徒を車に乗せて病院に向かっていました。ジョンウォンはスーツの上着を脱いだままモーテルの目の前でタクシーを呼ぼうとしていました。
「はっ。」
クォン・ミンギュはジョンウォンを見て呆れて素通りして行きました。
病院。
ジョンウォンは病院に着きました。クォン・ミンギュはジョンウォンがブラウスのボタンを掛け違い、隙間からセクシーなブラが見ているのを見てほくそ笑みました。クォン・ミンギュは生徒は軽傷だったと言いました。
車の中。
クォン・ミンギュは生徒が怪我をして教頭はジョンウォンを捜しているのに「ハン先生はモーテルで遊んでいた」とからかいました。ジョンウォンは慌てて教頭はこのことを知っているのか?と聞きました。クォン・ミンギュは告げ口はしないと微笑しました。
高校。
「代わりに見せて。さっきの。」
クォン・ミンギュはジョンウォンのブラを見たがりました。ジョンウォンは慌てて車から出て行きました。
カフェ・ブラウン。
ジョンウォンはこれまでの出来事をセヨンに話し終わりました。
高校。
職員室にジョンウォンが戻るとクォン・ミンギュが教頭のおばさんに報告を終えたところでした。クォン・ミンギュはまだ言ってないとジョンウォンに言いました。ジョンウォンは教頭に外出したことを謝ると、教頭は三回までだと言い、仕事を終えて部屋から出て行きました。
道。
ジョンウォンは苛立ちながら車のアクセルを踏み学校の駐車場に戻りました。
「えい!これでいい?」
ジョンウォンはクォン・ミンギュが乗った車の前でたもとを開き、ブラを見せました。
カフェ・ブラウン。
ジョンウォンはこれまでのことを話し終えました。ト・ファヨンが話を聞いて「ずぶとくなったほうが勝ちよ」と笑いました。ジョンウォンはもうどうしようと困り果てていました。ト・ファヨンはウンスを迎えに行こうと言いました。
病院。
患者の男(チャ・ソンホ)は二年前に父が殺されたので父の愛人が怪しい、この町にいるので自分が捕まえると話し始めました。
カフェ・ブラウンの前の歩道。
セヨンとファヨンがウンスを迎えに店から出ると、向かいの美容室のナ・ユンジョンがファヨンにチラシを渡しました。ファヨンは「(美容室があった)ローソク店では死人が出たのに知らないのかしら」とつぶやきました。遅れてジョンウォンが現れ「行こう」といました。
ジョンウォンの車にセヨンとジョンウォンが乗り込みました。
回想シーン。
バス停。
「ちょっと待ってください!」
セヨンは幼い娘一人とバス停まで走りましたがバスは出発してしまいました。遅れて娘のアヨンを抱いた男(ハン・サンフン: イ・ヒジュン演)が追い付きバスが行ってしまったのかと悔しそうにしました。
ハン・サンフンはセヨンと彼女の娘を車に乗せて幼稚園に送ってあげました。
ハン・サンフンはついでに会社にセヨンを送りました。ハン・サンフンは車中でセヨンに二年前に離婚したと言いました。
「これまであなたのご主人を見たことがありません・・・・すみません。」
ハン・サンフンは答えづらそうにしているセヨンに謝りました。
カフェ・ブラウン。
ハン・サンフンはセヨンを夕方コーヒーに誘おうとしましたが、アルバイトの娘がセヨンをカフェの社長と呼んでいることを知り、夕食にサムギョプサルの店に誘いました。ハン・サンフンはアヨンに焼き肉を食べさせたいけど子連れは気が引けるとセヨンを口説きました。
ジョンウォンの車中。
ファヨンとジョンウォンは「いい口説き方ね」とハン・サンフンを評しました。
回想シーン。
カフェ・ブラウン。
アルバイトの女性はセヨンの娘、イェリンを褒めました。セヨンのスマホに非通知の電話がかかりました。いつの間にかイェリンがカフェからいなくなっていました。
「イェリンナ!」
セヨンはカフェの外に出て娘を捜しました。セヨンが電話に出るとハン・サンフンがカフェの前にアヨンと一緒にいると言いました。また非通知の電話がかかってきました。
回想シーン。
公園。
セヨンが公園に来るとイェリンは遊具で遊んでいました。見守っていた子連れの女性(※ パク・ジョンシムという中国人の女)が心配でセヨンに電話をしたのだと言いました。公園のベンチで見ず知らずの女性(家政婦/シッター)とセヨンは話しました。セヨンは他人に子どもを預けるのが不安だと言いました。セヨンが「発音が独特ですね」と言うと女性は中国出身だと答えました。
セヨンの自宅(アパート)。
夜になりセヨンはイェリンを連れて家に帰りました。着信履歴にハン・サンフン(アヨンのパパ)の記録がありました。再び非通知の電話がかかってきてセヨンが出ると、それは無言電話でした。
昼間の温室(花屋)。
温室にはサボテンがたくさん並べられていました。
セヨンはこれまでのことを友達に話すとジョンウォンは「ハン・サンフンも夫の死亡保険金20億ウォンが目当てでは?怪しい」と言いました。ファヨンは「買い物に行きたい」と話題には乗りませんでした。セヨンは「夫の命の代償はイェリンの留学や結婚に使いたい」と言いました。
病院。
ウンスのスマホに「10分後に病院の前にいる」とファヨンからのメールが届きました。患者の男は父が末期がんだったので思い「地獄に落ちろ」を父に伝えようと思ったと話しました。男は父の愛人に人生を奪われたと恨んでいました。ウンスはなぜ愛人が犯人と思うのか尋ねました。患者の男は目撃者だからだと答えました。
回想シーン。
女(ウンス)がアパートから何か衝撃的な光景を見て心臓を押さえながら出てきました。
病院。
「そんなはずないわ。目撃者がいるなら警察は犯人を捕まえられたでしょう?」
ウンスは再び首を撫でました。
ジョンウォンの車の中。
セヨンたち4人のオンんだ友達は車に乗り込みました。ファヨンは夫のヨンデが好きだった曲を聴いてもの想いにふけっているセヨンに早く新しい男を捕まえるように言いました。ジョンウォンはファヨンに早くひとりの男と落ち着くように言いました(とっかえひっかえ付き合っている)。ファヨンは昼間からモーテルで夫とセックスしているよりも、毎回相手が違うほうが面白いと言いました。ファヨンのスマホは割れていました。
回想シーン。
弁護士事務所。
「離婚の8割は夫の不倫が原因です。」
弁護士の男(ヤン・ジンゴン: キム・ヒジン演)はクライアントの女性に言いました。
「では残りの2割は?」
クライアントの女性は尋ねました。
「妻の不倫です。つまり不貞が最大の原因です。経済力や性格の不一致は言い訳に過ぎません。夫の浮気の証拠を集めてください。」
ファヨンは二人の会話をドアの裏に隠れて口調をまねて聞いていました。女性は夫の形態を見ただけでもみじめだったのにと泣き始めるとファヨンはタイミングを計算したうえでコーヒーを女性に差し出し慰めて、弁護士はティッシュペーパーを女性に差し出しました。ファヨンは「奥様が流した涙のぶんもぜんぶ償わせてやります」と決め台詞を言いました。弁護士のキム・ヒジンは尾行や調査は別の者にやらせてはどうかと提案しました。
ファヨンの家。
弁護士のキム・ヒジンはファヨンと情事を楽しんでいました。男はファヨンの背中にローションを塗ってあげました。ファヨンはキム・ヒジンと再び夜を楽しみました。事が終わり、キム・ヒジンはクライアントがファヨンの正直なところを気に入ったと資料(クライアントの夫の写真)を渡しました。
昼間のどこかのカフェ~職場~夜の花屋~ホテル。
ファヨンはクライアントの夫(メガネスーツのイケメン)を尾行して写真をスマホで撮りました。クライアントの夫は夜になり花屋で花を買うと、それをホテルのロビーに預けました。男はエレベーターを上がりホテルの部屋の前に行くと女と抱き合いました。ファヨンはホテルのスタッフに「こんばんわ」と呼びかけられスマホを落として割ってしまいました。ファヨンは慌てているうちに二人を見失いました。ファヨンがドアに聞き耳を立てると部屋の中から女の喜ぶ声がしました。すると隣の部屋からメガネスーツのイケメン男が出て来て「ト・ファヨン?」と声を掛けました。男は不倫をしているのではなく、(挨拶がわりに)抱擁した女性だけでなくアラブの男性と金髪の中年女性を連れていました。するとその階の部屋の他の扉が開いて大勢の男性が出て行きました。ファヨンが覗いていたドアからはバスローブを着た太っちょのおじさんが出てきました。ファヨンが男たちに押されて倒れそうになるとクライアントの夫はファヨンの体を支えました。ファヨンは男たちにまぎれて「人違いです」と言って逃げました。
ジョンウォンの車中。
「いい人そうだった。」
ファヨンはこれまでのことを友達に話し終え不倫した証拠がないと言いました。
ウンスが仕事を終えて車に乗り込みました。
患者の若者は車に乗り込むウンスを見ていました。
夕方の海岸。
セヨンたち四人は海岸の公園に行きました。セヨンは海に花を投げ入れました。
夜の海岸。
「もう2年が経つのね。時間がたつのは早いわ。」
ウンスは言いました。
「チャ・ミンジェさんが亡くなったのも同じ年ね。」
ファヨンは言いました。
「そうね。ヨンデさんが行方不明になった後だった。」
ジョンウォンは言いました。
「犯人は捕まったの?」
ファヨンは尋ねました。
「判らない。1年前まで学校に刑事が来てたわ。」
ジョンウォンは言いました。
「どんな人間か知らないけどうまく逃げたわね。」
ファヨンは言いました。
ウンスは二人の会話を聞きながら自分の腕を抱き締めるようにして震えました。
回想シーン。
ドサッと人が倒れる音がしました。ウンスは慌ててスマホを操作しました。
「ウンスや。驚いたの?チャ先生を診ていたわよね。何か警察から聞いた?」
ファヨンはウンスに言いました。
「いいえ別に。」
ウンスはドキリとして答えました。
セヨンはウンスの様子がおかしいことに気が付きました。
感想
韓国ドラマ「ミストレス1話」の感想です。ハン・ガインが6年ブリにドラマに出演したそうです。2018年のドラマですから前作は2012年ということになるでしょうか?ハン・ガインは1982年生まれの女優さん(私と歳がすごく近い!)で何と2018年の時点で36歳なんですね!私が知っているハン・ガインは「太陽を抱く月」や「赤と黒」でしたので、あれから随分と時間が経っているみたいです。ハン・ガインは2005年に俳優のヨン・ジョンフンと結婚して2016年に第1子が誕生しているそうですよ!いつの間にかハン・ガインもおばちゃんになってしまったんですね・・・。
さて、このドラマの内容はサスペンスなんですね。殺人事件があって、主人公の4人が事件に関係しているという。1話の内容からセヨンの夫テヨンが行方不明であること、チャ・ミンジェというジョンウォンが勤めている高校の教師が殺されていることがわかります。
セヨンはハン・サンフンに口説かれ、ファヨンは弁護士のヤン・ジンゴンとセックスフレンドであり、ファヨンはクライアントの夫であるカン・テオが気に入ったことがわかります。セヨンには非通知の怪しい電話がかかって来ています。ジョンウォンは夫とラブラブですがどちらかが不妊症のようです。それぞれの美女は皆自立しているものの、どこかに問題を抱えているという設定です。
冒頭では人が死んでいて主人公の4人が現場にいるので、この4人が殺人を犯してしまったかのような演出がされていました。
どう見ても幸せには至らないあらすじなんじゃないかと思います。
このドラマは日本初公開、BS12で2018年の10月10日水曜日の16時00分から16時59分、またはアマゾンのPrime Videoで放送しているそうです。「ミストレス」は全16話です。このドラマは放送基準に満たない日本では過激とされるシーンはカットしてあると書かれていました。韓国での平均視聴率は1.5%ほどです。
ミステリアスでセクシー、そしてバイオレンスな内容はあまり好きじゃないのですが、ハン・ガインを見るのは久しぶりなので、続きを見ようと思います。