華政ファジョン-34話 あらすじネタバレ感想
華政(ファジョン)の主なキャスト
光海君(クァンへグン)・・・チャ・スンウォン
貞明公主(チョンミョンコンジュ)・・・イ・ヨニ
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)・・・キム・ジェウォン
監督・・・キム・サンホ監督「アラン使道伝」
脚本・・・キム・イヨン「トンイ」「イ・サン」「馬医」「ホジュン(チョン・グァンリョル主演)」
2015年作
華政ファジョン-34話のあらすじ
カン・イヌはキム・ゲシの家で話し合っていました。友人の死を喜ばぬというカン・イヌ。キム尚宮は光海君(クァンへグン)を守りたいので貞明(チョンミョン)を得たいなら父カン・ジュソンを動かすよう言いました。仁穆大妃(インモクテビ)キム氏は綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)の申し入れで誕生日に宴を開くことになりました。
どこかの宿屋。
光海君(クァンへグン)イ・ホンは後金の使者から書状を受け取り、ハン(おそらくヌルハチ)は皇帝になりいう通りにすれば朝鮮を赦すと言いました。使者は光海君(クァンへグン)が内密に後金と会っていることについて脅しました。
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)の私邸。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は宴を開くのをやめるように綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)に言いました。
「民は敗戦に動揺しており朝鮮は明と後金の板挟みになっている。」
「だから宴を開くのです。こんな時だからこそ平常心を保ち民を落ち着かせるのです。」
「民を安心させるのではなく欺くのでは?私はこの目で戦場を見たわ。明国がどれほど無能で後金が力をつけたかを。本当に民のためですか?」
「媽媽。前から思っていたのですが、私の真心を誤解しておられます。」
「誤解ならよいが真心から話しているのは私も同じよ。」
貞明公主(チョンミョンコンジュ)と綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)はしばらく見つめあいました。
王宮。
お忍びから戻った光海君(クァンへグン)は明が朝鮮を監護するという知らせを受け取りました。書状を見た大北(テブク)派の高官たちは大騒ぎしていました。明は朝鮮軍の投降を背信とみなしたのでした。
王の謁見の間。
カン・ジュソンは光海君(クァンへグン)に謁見しました。
「朝鮮が後金と結託したとして大臣の徐光啓が監護使の派遣を要請しています。」
「どこまで稚拙なのだ。明が逃げた後も死ぬまで戦えばよかったのか?」
「明は朝鮮が初めから投降する気だったと疑っています。むろん、誤解でしょう。私めはつてを頼り私も事実を伝えようとしました。」
「引き続き明へ働きかけるのだ。よいか?忘れているようだがいつでもそなたを殺せる。私の手には蛟山(キョサン)の自白の文書がある。そなたがよからぬ行いをしておらぬことを願う。特に謀反の計略などをな。」
「めっそうもございません殿下。この期に及んで謀反などとんでもありません。」
「どのみち互いに手の内を知っている。そろそろ戦を終わらせよう光海(クァンヘ)。」
カン・ジュソンは心の中で思いました。
尚膳はキム尚宮を呼び戻し王のそばに信頼できる者が必要だと光海君(クァンへグン)に言いました。
「殿下。綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)を警戒なさいませ。本日慶運宮(キョンウングン)にて西宮(ソグン)様の宴を開くそうです。」
「なんだと?何を開くと言ったのだ?」
慶運宮(キョンウングン)。
慶運宮(キョンウングン)の庭には花が活けられ両班のほか高貴な女性や女官といった女性たちも集まっていました。キム・ジャジョムは「浮かれおって。まるで己の誕生日ではないか」と人々を接待している綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)を見ながら言いました。西人(ソイン)のキム・リュとイ・ハンボクも来ていました。イ・ハンボクは綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)は頭が回ると評価しました。キム・リュも綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)の政治手腕を認めました。キム・ジャジョムはキム・リュとイ・ハンボクに挨拶をしました。
「媽媽のお誕生日によくぞお越しいただきました。媽媽からのお言葉です。」
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)は庭の宴席で両班の男たちに言いました。
「綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)大監。どういうことですか?」
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は厳しい口調で問いました。
「公主媽媽。」
両班たちは王女に礼をしました。
「公主。綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)と私のために・・・。」
仁穆大妃(インモクテビ)キム氏は娘に言いました。
「いいえ。綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)はお母さまと私のためではなく己のためにしているのです。お母さまもおわかりでしょう?だが綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)そなたは勘違いするな。私はそなたの操り人形にはならぬ。そなたの行動は目に余る。集まった者たちもだ。先日何があったと思う。今日もだ。私ですら耳にした話を知らぬとでも?なぜ朝廷ではなく慶運宮(キョンウングン)にいるのですか。何の力も持たぬ都監の職人ですらできることがないと嘆いているのですよ。ここで重臣たちは何をしているのですか。綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)ごときが私欲のために開いた宴で何をするつもりだ!!」
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は怒りました。キム・ジャジョムは花瓶から花を一輪手に取りました。
夜の綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)の家。
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)は怒って家財道具を壊しました。
「こけにされたのだぞ!落ち着いてられるか!!公主。尻の青い娘ごときが私を笑い者にした。しかも重臣たちの前で。」
「西宮(ソグン)様と公主様の力がないと計画が台無しなのでは?」
執事は言いました。
「あの娘をほうってはおけぬ。光海(クァンヘ)に助力する者を阻止せぬとな。この期に及んで私の邪魔はさせぬぞ。」
慶運宮(キョンウングン)。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)が逆心を抱いているのでは?綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)と手を取り合ってはいけないと母に言いました。大妃は光海(クァンヘ)を倒せば王宮に戻れると言いました。
「お母さまは私的な恨みを晴らそうとあのような者を王にするつもりですか?」
「光海(クァンヘ)よりましよ。貞明(チョンミョン)。目を覚ましておくれ。光海(クァンヘ)の地位は揺らいでいるわ。奴が失脚するのは時間の問題よ。」
キム・リュの家。
西人(ソイン)の官僚たちは公主が光海君(クァンへグン)の見方をしていることを問題視しました。手下の一人は反正から手を引くべきではと弱気になりました。
王の部屋。
貞明(チョンミョン)は綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)の行動を光海君(クァンへグン)に報告しなぜ泳がせておくのかと尋ねました。
光海君(クァンへグン)は手立てがないのだ、西人(ソイン)を敵に回すわけにはいかない、明と後金から朝鮮を守るためには西人(ソイン)の力が必要だと、謀反の計画も黙認せねばならぬと言いました。
「今は、互いの首に刀を突き付けている状況だ。互いの手の内もよく知っている。どちらが斬られるか。時代がどのように動くか今は何一つ断言できぬ。公主。」
女官になったチョ・ヨジョンは王宮で貞明(チョンミョン)を見かけました。
キム・ジャジョムの家。
「あの女には重大な秘密があるのだ。ナム・サゴの予言。公主についての予言だと誰もが知っている。民の歓心を買うのにうってつけだ。いずれそなたが王宮を牛耳る。」
キム・ジャジョムはチョ・ヨジョンに言いました。
「どの男を牛耳ればよいのかお命じください。私に落とせぬ男はいません。お急ぎください。キム・ゲシが感づいたらたいへんなことになります。」
「カン・ジュソンは西人(ソイン)の老臣ではない。次の王を決めるのはそなたを育てた私だ。」
キム・ジャジョムは昼間の花を手に持ちながら言いました。
火器都監(ファギトガム)。
貞明(チョンミョン)はホン・ヨンに会い、ホン・ジュウォンは必ず帰ってくるとなぐさめました。
カン・イヌは都監にいた貞明(チョンミョン)を呼び止めました。
「心配ですか?正直わかりません。ある者に気休めと言われました。少しは心配すべきだ。人ならば。そうです媽媽。実は、胸が張り裂けそうです。ジュウォンは旧友ですし。助かってほしいのに・・・・。でも一方では帰らねばよいと思うのです。」
カン・イヌは王女に言いました。
「若様。」
「そうです。媽媽のせいです。私のことを、見てくれるやも。またとない好機だ。そう考えるのです。」
「好機?何を言ってるのですか若様。」
「キム尚宮には連絡を?会うそうですね。」
「若様。なぜそのことを?」
「ほかでもないキム尚宮に会うのは殿下のためですね。殿下を守りたいのでしょう。その手立ては、キム尚宮からお聞きください媽媽。選ぶのは媽媽です。」
キム・ゲシの家。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)はキム尚宮を尋ね光海君(クァンへグン)を守るために手を組みたいと言いました。
「カン・ジュソン大監の息子カン・イヌと、あの者と婚礼を挙げるのです。あの者と夫婦になれば殿下を助けられます。殿下は孤立状態です。明と後金の圧迫も強い。今謀反が起きれば殿下を守れないでしょう。」
キム尚宮は両手を突いて貞明公主(チョンミョンコンジュ)に頼みました。
牢屋。
「媽媽。」
ホン・ジュウォンは意識を取り戻しました。
宿屋。
光海君(クァンへグン)は後金の使者と密会しました。
「ハンの要請を、受け入れよう。だが条件がある。後金に捕まった捕虜を引き渡せ。捕虜を全員返せば朝鮮は後金とひとつになる。そなたらの王を皇帝と呼ぼう。」
カン・イヌは父カン・ジュソンに貞明公主(チョンミョンコンジュ)と婚礼を挙げることで光海君(クァンへグン)を意のままに操れ反正より安全であると説得しました。
華政ファジョン-34話の感想
うーむ。どうやら、私が見ている「華政(ファジョン)」は広告が入って編集されているためか、本来なら27話のところを34話まで伸ばしているようですね。今日はゲリラ豪雨で40分から録画できてなくて途中で終わってしまいました。カン・イヌが貞明(チョンミョン)と結婚して光海君(クァンへグン)を操ろうって、一体どういう考えでいるのでしょうね。貞明(チョンミョン)を人質にすることで光海君(クァンへグン)を脅迫しようという手立てなのでしょうか。ふつうはそんな凶悪なこと、思いもつかない方法ですね・・・
ファジョン(華政)のあらすじと感想まとめ
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