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華政ファジョン-31話のあらすじネタバレ感想


華政ファジョン-31話 あらすじネタバレ感想

華政(ファジョン)の主なキャスト

光海君(クァンへグン)・・・チャ・スンウォン
貞明公主(チョンミョンコンジュ)・・・イ・ヨニ
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)・・・キム・ジェウォン
監督・・・キム・サンホ監督「アラン使道伝」
脚本・・・キム・イヨン「トンイ」「イ・サン」「馬医」「ホジュン(チョン・グァンリョル主演)」
2015年作

華政ファジョン-31話のあらすじ

貞明公主(チョンミョンコンジュ)は火器都監(ファギトガム)の校理(キョリ)、ホン・ジュウォンと抱き合いました。
「ナウリ・・・今までと同じ場所で、いつもすぐ隣で、私をお守りください・・・。」
二人の思いはひとつになりました。
カン・イヌはそんな二人を部屋の外から察していました。

カン・イヌはキム尚宮に貞明公主(チョンミョンコンジュ)を得るためなら、魂を汚してもよいと言いました。
「結局私を訪ねて来たのですね。」
「どうすればよい。媽媽を傍に置きたいのだ。」
「ですが若様。本当に後悔しない自信がありますか?私はその恋心を利用し、同時に私の望みも叶えようとしているのです。公主媽媽を得られたとしても若様は目の輝きを失うやも。そして猛烈な自己嫌悪に苦しむでしょう。それでもいいのですか?」
「・・・・・・。そなたも殿下の傍にいたのだろう。今も戻ろうとしている。それが我々の悲しい定めだ。焼けると知りつつも、火に飛び込んでしまう。ゆえに仕方ないのだ。世のすべてを失い己を失おうとも欲しいものがあるのだから。」

カン・イヌは父のカン・ジュソンに会いました。
「お望み通りの息子になりましょう。父上の血が流れていると証明します。むろん父上が私に力を貸してくださるならば。」
カン・イヌは父に取引を持ち掛けました。

キム尚宮はノ尚宮にヨジョンを王宮に入れる手配を頼みました。
「選ばれし者だけが得られる幸福をみな求めようとしている。この私もそうです。出兵と同時に真の戦がはじまるでしょう。明と後金だけでなくこの朝鮮の地でも手に入れたい者、生き残りたい者、志を貫きたい者。皆が争いに巻き込まれるでしょう。笑うのは誰でしょうね。誰が消え、誰が勝者になるのでしょうか。死ねば皆同じなのに人は欲望を捨てきれない生き物です。ゆえにこの嵐は必ず吹き荒れるでしょう。」

・・・

王の部屋。
光海君(クァンへグン)と貞明公主(チョンミョンコンジュ)は茶菓子を頂きながら話し合っていました。貞明公主(チョンミョンコンジュ)は光海君(クァンへグン)に会い硫黄職人として戦争に参加すると申し出ました。

王の執務室。
光海君(クァンへグン)はホン・ジュウォンに説得できなかった貞明(チョンミョン)について兄としてホン・ジュウォンに尋ねました。
「あの子を、守り抜けるか?答えを聞かせてくれ。」
「はい。守り抜きます。必ず。殿下の臣下としてではなく媽媽の男としての誓いでございます。」

ホン・ジュウォンの家。
ジャギョンは貞明公主(チョンミョンコンジュ)の護衛をしたいとホン・ジュウォンに言いました。
「公主媽媽は私の身内のような存在です。」

火器都監(ファギトガム)。
貞明公主(チョンミョンコンジュ)は精製済みの硫黄を荷車に乗せていました。イ・ヨンブとチャン・ボンスは王女の心配をしていました。イ・ヨンブは鎧のかわりになるはずだと高価な軽量の防護服を貞明公主(チョンミョンコンジュ)に渡しました。貞明(チョンミョン)公主は職人の心遣いに感謝しました。

武官になったカン・イヌは訓錬都監(フリュリョントガム、都城の守備を担当する官庁)の従事官になりました。カン・イヌは火器都監(ファギトガム)の銃をホン・ジュウォンに見せてもらい、ホン・ジュウォンに私欲のために武官になったと言いました。
「大義だけが武器とは限らん。私欲も武器になる。」
カン・イヌが言うとホン・ジュウォンはすまないと謝りました。カン・イヌは貞明公主(チョンミョンコンジュ)をあきらめないと言いました。
「お前の王を倒し、公主様を得る。」

カン・イヌは貞明公主(チョンミョンコンジュ)に会い謝ることはないと言い去りました。

ホン・ジュウォンは先行きが不安になりました。

慶運宮(キョンウングン)。
綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)は大妃を訪ねましたが公主が出兵に随行すると言い大妃に会うことができませんでした。綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)は王に味方する貞明公主(チョンミョンコンジュ)がいると王位簒奪の名分を失ってしまうと思いました。

王宮の楼閣。
光海君(クァンへグン)は泣いて出兵への随行を申し出た貞明(チョンミョン)のことを思っていました。光海君(クァンへグン)は左参賛(チャチャムチャン)カン・ホンニプを都元帥(トウォンス、戦争時の臨時の官職)にすると命じました。

綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)と綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)の執事は、家を訪ねて来た男を部下に拷問させました。男はカン・ジュソンの命令で矢文を射たのだと白状しました。綾陽君(ヌンヤングン、仁祖)はカン・ジュソンなら自分を王にしてくれると思いました。

光海君(クァンへグン)はお忍びで隠れ家でカン・ホンニプと会いました。

カン・ジュソンの部屋。
大北(テブク)派のイ・イチョムは文官であるカン・ホンニプが任命されたのはなぜだろうとイ・イチョムと話し合っていました。カン・ジュソンも今回の人事の意図が読めませんでした。

夜、光海君(クァンへグン)はカン・ホンニプに密命を下しました。
「万が一の場合に備えて命令書を渡しておく。安心しろ。そなたが責任を負うことはない。」
「しかし実行すれば殿下が・・・。」
カン・ホンニプは王位が危うくなる賭けに出ました。尚膳は御身が心配ですと命令の撤回を申し上げました。
「王として民の命だけは守りたいのだ。出兵は阻止できなかったが軍の犠牲と混乱は阻止したいのだ。明国は、必ず没落するだろう。間違いなく。」

翌日。
カン・ホンニプは都元帥(トウォンス、戦争時の臨時の官職)に就任しました。
光海君(クァンへグン)は兵士たちに生きて戻るように言いました。
「この国の火器都監(ファギトガム)の火薬で武装した鳥銃部隊を持つことは、余の夢だった。他国に頼らず朝鮮を守る力。誰にも脅かされぬ力が朝鮮に必要だと思った。だが国を守るために尽くしてきた皆を、朝鮮ではなく遠き他国へ送ろうとする余を、許せ。最後まで、皆を守れなかった余を、許せ。そして、決して忘れるな。その貴い血を他国で流してはならぬ。皆の務めは必ず生きて戻り、この朝鮮の地を守ることだ。」

朝鮮の軍は北に向かって出発しました。貞明公主(チョンミョンコンジュ)はイ・ヨンブたちと徒歩で行進しました。

西人(ソイン)派はこれで明との関係も落ち着くだろうと思いました。キム・リュは血を流すなという言葉を怪しみました。カン・ジュソンもその言葉の意味について不思議に思いました。

「よいか都元帥(トウォンス、戦争時の臨時の官職)。そなたの使命を忘れるな。」
光海君(クァンへグン)はカン・ホンニプに賭けていました。

夜。
キム・ゲシは家にチョ・ヨジョンという若い21になる娘を呼びました。

チョ・ヨジョンは猫を撫でていると、猫に噛まれました。
「まあ。私が怖かったの?」
チョン・ヨジョンは猫に毒を食べさせ猫は息絶えました。

キム・ゲシはチョ・ヨジョンの目つきが気になるとノ尚宮に言いました。

(昭容チョ氏か?)

王の執務室。
光海君(クァンへグン)は義兄の府院君ユ・ヒブンに仕事を終えて帰ってもよいと言いました。

カン・ジュソンの家。
カン・ジュソンは部下から主上に怪しい動きはないと報告を受けました。妻のユン氏はイヌを信じてよいものかとカン・ジュソンに言いました。カン・ジュソンは反正(パンジョン)に成功すれば王を引きずり下ろしイヌの願いを叶えてやると言いました。

カン・ホンニプをはじめとする朝鮮軍は明国の皇子(ファンジャ)朱常浩に挨拶をしました。
朱常浩は挨拶を受けました。明の総司令官劉[糸廷](いとへんに廷、りゅうてい)も明は勝ったも同然だという皇子の言葉に同意しました。

火器都監(ファギトガム)の職人たちは戦場の緊張感と見たこともない景色に心を動かされました。

野営地に着いた翌日から出撃の命令が明から下されました。朝鮮の兵士たちは長旅の疲れが癒えていませんでした。ホン・ジュウォンもジャギョンもとんでもない命令に落胆し貞明公主(チョンミョンコンジュ)も心配になりました。カン・イヌは貞明公主(チョンミョンコンジュ)がホン・ジュウォンと話しているところを見て嫉妬しました。

火器都監(ファギトガム)の職人たちに明国からの豪華な肉料理と酒がふるまわれました。チャン・ボンスとスドクたちは素直に喜んで食べましたがイ・ヨンブは不吉な予感がすると食欲がありませんでした。
「豚だって人間が食う前にたっぷり餌をやるでしょう。豚と同じく死が迫っているのやも。絶対に怪しい!」
イ・ヨンブが言うと皆は食べるのをやめました。

貞明公主(チョンミョンコンジュ)は硫黄の状態がよくないろジャギョンと調べていました。カン・イヌは話があるとジャギョンを武器庫から追い出しました。二人きりになったカン・イヌはすぐに護衛を連れて逃げるよう王女に言いました。

明の総司令官リュウ・テイは軍の編成を発表しました。

貞明公主(チョンミョンコンジュ)は理由がないのに逃げることはしないとカン・イヌに言いました。

華政ファジョン-31話の感想

あらら。うらやましい。チョンミョン王女とホン・ジュウォンは思いが通じ合っていい感じ。カン・イヌは自分が地獄に落ちようともチョンミョン王女が欲しいと行動に出ます。朱常浩の明軍の作戦はきっと朝鮮軍をおとり(餌)にするんだと思います。人が考えることって、しょせんはこの程度でしょうからね。光海君(クァンへグン)はそろそろ王じゃなくなっても守りたいことがあると思い始めてカン・ジュソンの口から「反正」が出ましたので・・・いったいどうなることやら。光海君(クァンへグン)役のチャ・スンウォン、目つきが中井貴一に似てませんかwあの眼差しはそっくりですよね、男として決意した目つきといいますか。どんなに汚い苦労でも受け入れるという男の覚悟みたいな。それで、仁祖の側室になるかもしれないチョ氏という妖婦も出てきましたね。「花たちの戦い~宮廷残酷史」にも廃貴人趙氏というヤムジョンという女性が出ているのですが、この女性と今回のドラマのチョ・ヨジョンは名前が似てますよね。チョ・ヨジョンはチョ・ヤムジョンと日本語訳が違うだけで同一人物なんじゃないかと思います。このヤムジョンという女性はのちに仁祖の子、崇善君と楽善君を生むようです。

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