チュノ8話 -推奴-落とした石 目次 あらすじ 感想 関連リンク あらすじ詳細 十年以上前の秋の林道。テギルは奴婢のオンニョンを背負いながら歩いていました。 「科挙に合格したら出世して両班士大夫(ヤンバンサデブ)と世の人が平等になる国にする。そしてお前と生涯を共にする。」 「嘘つき。」 オンニョンは平等な世が来ることなど信じませんでした。 夜の街。 「本気だ。」 テギルは眠ったソルファを背負いながらつぶやきました。 夜の林道。 ソン・テハは眠っているオンニョンを背負って歩いていました。オンニョンはテギルから貰った石を落としてしまいました。 日中の川。 ソルファが目覚めるとテギルとチェ将軍とワンソンはたき火を囲んでいました。怒ったワンソンは馬と金と食糧をどこにやったかソルファを問い詰めました。チェ将軍が優しくソルファに尋ねると、ソルファは馬を売って宿屋に泊まって腹を満たすお金に換えたと言いました。 「使い果たしたのか!おのれ(ネイニョン)!」 チェ将軍も怒りました。ワンソンはソルファを売り飛ばそうと言いました。ソルファは自分の値段はひと月の米代しかなく自分は6つの時に売られて12の時から体で金を稼いできたと言いました。 「早く失せろ。」 テギルはソルファに冷たく言いました。 ソルファが行ってしまうとテギルは町で脅しで一人三十両で金を稼ごうと言いました。テギルはソルファが忘れて行った楽器の包みを持ちました。 両班の屋敷と思われる部屋。 テハはオンニョンを布団に寝かしつけました。テハは鏡を覗いて自分の額の布を解くと重罪人の証である入れ墨を指で撫でました。しばらくしてオンニョンが目覚めて起き上がりました。 「気が付きましたか?」 「ここはどこですか?」 「安心してください。ここは昔の上官の家です。私は少し外します。」 テハはおもゆと煎じ薬をオンニョンの寝床に置いて行きました。 オンニョンは布団から起き上がり鏡を見て下ろした短い髪を撫でました。 「突然お邪魔してすみません。」 テハはシン将軍に言いました。 「一緒に逃亡しているのは奴婢(ノビ)か。」 「いいえ。両班です。私も奴婢ではありません。」 「国法に背...
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