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大王の道-最終回34話の感想-韓国ドラマ

韓国ドラマ-大王の道-最終回34話のあらすじネタバレ感想

「大王の道」主なキャスト

イム・ホ・・・思悼世子役
ホン・リナ・・・嬪宮ホン氏
パク・クニョン・・・英祖
ユン・ソナ・・・英祖の側室ムン淑儀

1998年作
韓国ドラマの大王の道、あまりに暗すぎて途中から見てませんでした。朝鮮国王の英祖は前王を暗殺したのではないかという噂や母のトンイの身分が低く、側室の息子であったために劣等感を抱いていました。英祖は聡明な王だったらしく韓国ドラマの「トンイ」では優しい母のもとに生まれた非常に聡明な子供として描かれていました。「秘密の扉」では一筋縄ではいかぬ賢い王を演じていました。しかしこの「大王の道」での英祖は非常に嫌な男でサド世子を虐待する父として描かれていました。サド世子は南人派がここ100年登用されず不遇であることに、官僚への登竜門を広げようと考えていました。それを知った老論(ノロン)派のキム・サンノたちと英祖はサド世子を米櫃に閉じ込めて殺してしまうというお話しです。最後に英祖は6日目に米櫃の前に行きましたが、櫃を開けずにまた部屋に戻ってしまいました。その理由がなんとサド世子を赦せとの上奏文が一通も届いていないというのです。その上奏文を止めていたのが老論(ノロン)派だとサド世子が死んでから英祖は後悔の涙を流したといいます。サド世子の米櫃は釘がたくさん打ち付けられており、死んだその日のうちに米櫃を開けることはできませんでした。老論(ノロン)派の重臣たちはサド世子が死んで大笑いしました。

・・・と簡単なあらすじはこうです。

見る前からわかっていましたが、バッドエンドです。

だから見たくなかったのです。

夢も希望もないのでw

ただひとつ希望があるとすればサド世子の志は遠い韓国で外国の圧力のもとで日本の支配やアメリカの統治のおかげで成し遂げられたということです・・・何もサド世子の思想を誰かが引き継いで身分平等が成し遂げられたというわけではありません^^;

米櫃の中でサド世子はあれこれはじめは希望を抱いて我慢してました。そして息絶える前はこんな酷い仕打ちをするということは、父は私を愛してくれたと、悲しい解釈をして亡くなるわけです。父が自分を虐げるのは愛しているからだと。私には理解のできない考えですが、そうでも思わないとサド世子自身が死ぬ直前に偽物の愛に幸せを感じられなかったラストがかわいそうでした。

サド世子を米櫃に入れている間に、英祖はあれこれと理由を書き綴らせていました。サド世子は頭がかしいとか、女人と遊んでいたとか・・・あれこれと自分の行為を正当化するための罪状を。ファワンとサド世子ができてたなどというのは妄想なのかも。

さて、どこまでが本当だったのでしょうね。サド世子についての悪行はこのドラマではほとんど描かれていませんでした。

サド世子も、本当に精神が病んでいたら米櫃に閉じ込められるのも運命だったのかもしれません。昔は隔離病棟なんてありませんし・・・。

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