奇皇后最終回のあらすじネタバレ感想
「奇皇后」、いよいよ最終回ですね。
あらすじ
タファン「記憶を失うようになったのは上奏に目を通すときもコルタの薬を飲んだ薬を飲んだ後に限って 記憶がない まさか・・・コルタ!」
コルタを呼ぶも、母君が病で出かけているという。「戻り次第薬を用意させよ」とタファン。
奇皇后(ヤン)はメバクの頭と対峙する。
コルタ「皇后を殺せ」
殺し合いがはじまりヤンの弓がコルタを狙う。コルタの部下のナムに弓が当たり、コルタともどもメバクは退却する。
メバクの手下を捕えたヤンは宮中に戻り、手下の身柄をタルタル丞相に引き渡し、頭の正体を調べよと命じる。
その様子を見ているコルタとナム。コルタは皆にしばらく姿を隠せと指示をする。
側室たち「私の衣装はいかがです?」「とてもよくお似合いですよ」と高麗の着物をきてはしゃいでいる。皇太后が現れ高麗の身なりとなった側室たちを今後厳罰に処すると叱る。
ヤンが来て「何がいけないのですか」という。
皇太后「近頃食事にも高麗の料理がでてくる。そればかりか民の間ではさまざまな儀式が高麗式になっている。元の魂を抹殺する魂胆以外の何物でもない」
ヤン「高麗の風俗は元と交わることで変わってきています。花嫁は頬に紅をさし、耳に穴をあけ飾りをつけます。文化とは、互いに交わるものです。なぜ高麗風を禁じるのです?トクマン、皇太后さまに高麗の衣装のご用意を。明日の朝礼は私の贈った衣装をお召しになりご出席してください」
皇太后「私はこの国が高麗のようになる事など、死んでも許さぬ」
ヤン「寺が不満なら、僧侶が去るものです。止めはしません」
皇太后が怒りながら立ち去る。
チャン・スニョンにヨム・ビョンスから知らせがあり、新皇帝擁立についてチャンが派閥に知らせるように皇太后が命じる。
拷問室にいるタルタルと奇皇后。メバクの頭は宮中に出入りしていると支部の長が話していたということを知る。
このことをタファン皇帝に知らせるヤン。話の最中に頭痛がするタファン。コルタに薬を用意せぬかとヤンが命じる。
タファン「まさか・・・」
薬に毒を混ぜるコルタ。事を進めるために皇帝擁立に賛同するものをヨム・ビョンスに集めさせろとナムに命じる。
頭痛がして「早く薬をよこせ」とタファンはコルタに請願する。薬を飲んだら頭痛が収まってきて「このまま気を失ってはならん、決して、しっかりしろ」と自分を励ますタファン。
コルタが眠ったふりをするタファンに呟いた。
コルタ「新たな皇帝を立てるまでは死なせるものですか。患いながら生きていただきます。新しい世を開く準備さえ整えばとのとき、楽にあの世に行かせて差し上げます」
ナム「お頭、皇太后がこの夜、皇帝擁立に賛同するものを集めるそうです」
コルタ「そうか。フフフ」
話を聞いていたタファン「お頭?コルタが頭だと?そなたが頭だと?そなたが裏切り者であったと・・・何故そなたが・・・」
戸惑うタファン。
パルラチョプとぺガンのかつての手下が皇太后のもとに集まる。皇太后は「邪悪な奇皇后によって危機にある。皇后を殺さねば」と演説する。パルラチョフも皇太后に賛同する。作戦を皇太后に伝えるヨム・ビョンス。皇帝の病状は危篤とチャン・スニョンが言った。
皇太后「つまり、時が熟したということだ」にやけるヨム・ビョンス。
トクマンはタファンの脈を測り、汗をぬぐう。「陛下、一日も早くご回復ください」
タファン「待て」
トクマン「陛下、お目覚めですか」
タファン「近くによれ」
トクマン「え?」
タファン「もっと近くに・・・」
命令をトクマンに密かに伝えるタファンは咳き込み血を吐いた。
「喀血すると回復は不可能だ」と皇太后と話すヨム・ビョンス
コルタは「ご心配なく、しばらくすれば、毒を盛った者が明らかになります」皇帝の食事の場面
ナム「料理を作った女官は死にました。パク・プルファの仕業と聞きました」
タファンの心のつぶやき「皇后を排除する気か。しかし誰を皇帝にたてるつもりだ」
コルタ「陛下、これは何かの間違いです、改めて私が・・・」
タファン「要らぬ・・・この玉座は、そういうものだ。親が子を、子が・・・親を殺す座なのだ」
コルタ「陛下・・・」
食事の最中に奇皇后が皇帝の部屋に入ってきた。
ヤン「陛下、お加減はいかがでしょうか」
タファン「見ての通りだ、下がるがよい。話すことはないゆえもう下がれ」
ヤン「何かお気に障ることでもおありですか?お怒りのことがあるならばはっきりそうおっしゃってください」
タファン「この玉座のせいだ。子が親を殺す座なのだ。そなたは権力がほしいのであろう。顔も見たくない。下がれといっておるのだ。」
ヤンにきつく言うタファンに満足して下がるコルタ。
ヤン「陛下がなぜご立腹か心当たりが?また、何を誤解されているのや」
その様子をみてトクマンはため息をつく。
トクマンは皇帝に薬の成分がチン毒であると伝える。症状を伝えるタファン。トクマンは体深くに毒がまわっており、直せませんという。
タファン「あの薬を飲むと、眠くなる、そして気を失うのだ。飲んでもそうならぬすべはあるのか。」
トクマンは症状を抑える薬はあっても治す薬はない。タファンは死ぬ前に皇后とアユを脅かす勢力を見つけ出し、一掃したいとトクマンにいう。皇后にお知らせしてはどうかとトクマン。
タファンは「皇后はきっと止めるだろう。皇后にしてやれることはもうこれだけだ。トクマン手伝ってくれるな?」「はい陛下」とトクマン。
コルタの前で薬を飲み、眠くなったふりをするタファン。コルタに毒をもった皇后しか犯人はおらぬといって寝たふり。
ナム「まさか皇后を こうもたやすく 疑うとは」
コルタ「ヨム・ビョンスが送った偽の密書のおかげだ。5年もも疑いと憎しみはなかなかぬぐえぬからな」
タファン「密書も!まさかそなたの仕業かコルタ!」
会話を盗み聞きするタファン。
皇太后に正体を明かすコルタ。「皇帝と皇后の関係に亀裂が入りました。じきに皇帝が倒れます。皇帝がかわるまで皇太后が摂政をなされては?メバク商団はヨンチョルの助けであれほど力をつけました。権力が金を生むと知ったので、迷わず去勢し宦官になったのです。国の権力が皇帝にあったのなら、このような回り道は不要でした。皇太后さまに忠誠を尽くします、だからこの国でとれるすべて塩と鉱物の専売権をください。」
皇太后「そなたが私のもとへきたのは皇后のおかげか。私を選んだことを後悔はさせぬ、ゆえに早く陛下を倒すのだ」
コルタ「はい皇太后さま、そのようにいたします」
コルタ「陛下、頭の痛みはいかがですか」
タファン「やはりまだ、痛むな」
コルタ「まつりごとはほかのもとに任せ、早く治療を行ってはいかがですか」
摂政を置くことを検討する二人。「皇后はならぬ、皇后一派を解任し、皇太后にお願いしよう」とタファンはコルタにいう。
政治の間に臣下全員が揃う。タルタル丞相と三公を罷免するタファン。「皆罷免だ!」と大臣らを罷免する。驚くヤン。チャン・スニョンはタファンの詔書を読む。皇太后を摂政にすると。
ヤンは怒って部屋を出ていこうとするが引き留めるタファンは頭痛がする。
執務室で譲位詔書を書こうと皇太后に相談する。誰がいいかな?
皇太后「パルラチョフが人柄といい人望といいもっともすぐれています」
タファン「すぐに譲位証書をしたためるので・・・」
病状をヤンに説明するトクマン。ヤンはタルタルを呼び、タルタルはタファンから密命を賜ってきたとヤンに伝える。ごにょごにょ。ですから皇后さまもご覚悟なさってください。
ヨム・ビョンスがパルラチョフにごまをすり、軍で高い地位にしてください。仲良くするヨム・ビョンスとパルラチョフ。盗み聞きするパン・シヌと村長(マクセン)はヨム・ビョンスを片づけてやろうと話し合う。
政治の間に全員が揃う。
譲位の発表をねだる皇太后。
タファン「はい・・・逆賊どもはきけ」
タファン「おまえたちは皇帝と皇后をなきものとせんとし、権力ほしさに謀反を企てた。よって朕はこの場において、その罪を厳しく問う」
皇太后「いったいなにをおっしゃっているのですか」
ファタン「丞相」
タルタル「お呼びでしょうか陛下」
タファン「私の目の前にいる邪悪な輩を、すべて殺せ」
パルラチョフをあっさり殺してしまうタルタル。
タルタル「すべて殺せ」
チャン・スニョンもばっさり殺されてしまいます。
皇太后「チャン・スニョン!ああっ」
その場に生き残る皇太后とコルタ。
タファン「二人そろって私を裏切るとは、どういうことですか」
皇太后「陛下が先に私を捨てたのです。違いますか。高麗の女に骨抜きにされ、私のことは用済みに」
タファン「最初から、狙いは私の権力でしょ?それがうまくいかないから謀反を起こした」
皇太后「権力、必要ですよ。私には必要ですよ。それがなくばこの宮中では生き残れません。それゆえ陛下に心から尽くしたのに陛下は皇后に権力を与えました。それこそ裏切りではありませんか」
ヤン「聞き苦しい。お黙りください」
タファン「コルタ、そなたは何故裏切ったのだ」
コルタ「私は裏切ってはいません。皇帝は私の主ではありませんか。私の主は金、金だけです。権力と違って金は裏切りません」
タファン「そうか、よかろう。戯言を並べてみよ」
コルタ「くたびれたロバは乗り換えるもの。私は目的のためくたびれたロバを元気そうなロバに乗り換えたにすぎません」
タファン「そなたは金を、皇太后は権力のためか。私が、私が愚かであった、金や権力よりも大切なものがあるとそう信じた、私が愚かだったのだ。」
ヤン「陛下、落ち着いてください」
コルタ「皇后とてわれわれと変わりがありません。見返りがないと、いくら皇帝でも心を与えるとお思いですか」
タファン「黙らぬか!」
コルタ「どうか、その無知蒙昧を・・・」
「お頭!」タルタルに殺されるナム。
小刀でコルタを刺すタファン。
コルタ「陛下・・・」
タファン「あ~!あ~!弁明があるなら言ってみてはどうですか。好き勝手な戯言を並べればよいではありませんか」
皇太后に向かい、血を吐くタファン。
ヤン「陛下、陛下・・・」
寝室。
タファン「じき回復する、主治医がそういっていた」
ヤン「トクマンから、すべてききました」
タファン「何をどう聞いたかはしらぬが私はそなたを残して死にはせぬ。これから皇后と皇太子と末永く幸せに暮らす。誰が死んだりするものか」
ヤン「私は陛下が回復されるようあらゆる努力をします。お元気になられるよう必ず回復させてみせます」
涙を流してタファンを抱きしめるヤン。
皇太后は白い器で何かを飲む
皇太后の部屋に来るヤン。
皇太后「私を寺においやるつもりか」
ヤン「本来なら死罪です。慈悲を施しました。どうか罪を償ってください」
皇太后「断る。私はここを去るつもりはない」
ヤン「最後まで、醜態をさらしたいのですか」
皇太后「私がなぜ高麗の女に追い出されねばならぬ」
ヤン「皇太后、立場をわきまえよ。情けにも限りがある」
血を吐く皇太后。
皇太后「私はたとえ死んでも怨霊となって・・・ここから去れだと?この私が後宮の長だ!私がーっ」
怯えるトクマン。表情を変えぬヤン。
ヤン「自決した。遺体を燃やし、宮殿の外に捨てよ」
ヨム・ビョンスの屋敷を急襲するパンとマクセン。
村長「ヨム・ビョンスを捕えろ!」
ヨム・ビョンス「俺は先に行く。高麗村で会おう」とチョチャムに言う。
高麗村。
パン「確かにここにいるんだな」
チョチャム「はい」
チョチャム「ヨムさま、チョチャムです」
村長「このネズミが!よりによって高麗村に隠れやがって」
パン「しぶといやつだ。だが悪運もここまでだ」
ヤン「同朋を食い物にし、よくもしぶとくここまで生きたな」
ヨム「国が、民を飢えさせているんだ。生き残るためには仕方ないじゃないか」
ヤン「お前もか、最後まで罪を悔いておらぬ」
ヨム「お前もだ。ほかの者を踏みにじって生き延びてきたのは同じじゃないのか。お前は皇后になり、俺は出世してし損ねた。それ以外に何の違いがあるというのか」
ヤン「自分の罪が何なのかほんとうにわからぬのか。」
ヨム「俺の罪? 運がなかったことだ。おかげでよりにもよって高麗みたいなどうしようもない国に追われてしまった。それが俺の罪ならほかにあるならどうか教えてくれ。俺が、俺がどんな罪を犯したっていうのだ」
門の前に集まった民衆「ヨム・ビョンスを殺せ、女たちを元につれていったじゃないか」
ヨム「俺はヨム・ビョンスだ。お前らはどれだけ立派で偉いってんだ。何もわかっていない愚か者じゃないか」
民衆「ヨム・ビョンスを殺せー」
恨みを買った民衆から袋叩きにされるヨム・ビョンス。
哀れに思い涙を流すヤン。
ヤン「国が強かったらヨム・ビョンスも高麗でいい夫となり、いい父親となったはず。あの者は守ってくれるべき国もない、哀れな高麗の民です。」パン「虫けらにも劣る奴ですのに、なぜ泣かれるのです」
貢女たにの悲鳴がする。視線の先には数々の高麗の女性が縄で縛られて連行されていた。高官たちの間では女を妾にすることが流行っている。
ヤンは高官たちの前で貢女を禁止するよう言う。元の国の一部にするようにいう者を見過ごすことはないと。
江陵(カンヌン)大君(後の恭ミン王)がヤンのもとに謁見に来る。
ヤン「私を困らせるようなことはするな。意味はわかるな」
コンミン王「はい皇后さま」
ヤン「じきに詔書がくる。高麗まで丁重にお送りしろ」
コンミン王「恐悦至極に存じます」
パク・プルファ「皇后さま、新しい王を管理下に置かれてはいかがでしょうか」
ヤン「その必要はありません」
パク「信じ切るのはどうかと思います。皇后さまの兄君に任せてはいかがですか」
ヤン「兄に?」
パク「誰よりも確かな皇后さまの味方です」
1368年
パン「丞相が討ち死にされました。じき反乱軍が大都に押し寄せます。お逃げください」
ヤン「タルタル殿・・・」
回想
タルタル「反乱軍が黄河を越えました。今食い止めねば大都が危うくなります。もし私が戻らず国は・・・、大都が危うくなれば、北にお逃げください。今なお広大なモンゴルの草原です。そこならば再起をはかることができます。」
思い出して涙を流すヤン。
臨終のタファン。
ヤン「陛下、お目覚めください」
優しく声をかけるヤン。せき込みながら病床から起き上るタファン。
タファン「皇后、反乱軍はどうなっているのだ」
弱弱しい声で尋ねるタファン。
ヤン「ご安心ください。丞相から勝利の知らせがきました」
せき込むタファン。
タファン「それはよかった。本当によかった」
ヤン「陛下、私と一緒に、馬で北方の草原を駈けませんか。そこは元の礎でしょ。陛下と一緒に行ってみたいのです。」
タファン「そうか。わかった。皇后が行きたいのであればどこへでも行こう」
ヤン「・・・外に 準備させています」
タファン「ヤン、耳が、かゆくてならぬ」
ヤン「では私の膝に・・・」
タファン「うん」
ヤンの膝にゆっくり頭をもたげるタファン。
ヤン「雑用係で、ここに来た時を思い出します。陛下は、あの時も耳がかゆいとおっしゃられ、私は・・・」
タファン「そなたが愛しい。愛しくてならぬ」
ヤン「私も陛下が・・・好きです・・・心からお慕いを」
そのまま息絶えるタファン。
挿入歌♪ミヤネヨ~♪
嗚咽するヤン。
ヤン「心から・・・」
若きヤンとタファンが馬で高麗の砂浜を駆ける場面。
アユルシリダラ「母上は元の人ですか?高麗の人ですか?元の人は高麗の人だといい、高麗の人は元の人だといいます」
ヤン「元であれ高麗であれどうでもよいのだ。私はただ民を守るために戦い、勝利した」
1368年 大都は 明の初代皇帝 朱元璋により 征服された
奇皇后は北方に逃れ アユルシリダラを皇帝の座につけた
完。
感想
はぁ~、いやぁ、最終回、感動しました!タルタルもみんな亡くなってしまい、悲しいですね。みなさんはどうでしたか?
ヤンもタファンを深く愛していたのですね。タファンの愛にこたえるヤン、素敵です。
タファンはいつもとりまきに利用されていてほんとうに可哀想な人でしたね。
でも最終回には成長して学習したらしく、立派になりましたね。
ヤンもまた両親を殺されて、奴隷として大都に連れてこられて可哀想な運命の人でしたね。
二人にとって愛さえも人殺しに奪われてしまう悲しみしかない世界で互いを思いやる深い愛だけが唯一の慰めであることを見出した二人、いえ三人の心のつながりはある意味必然だったといえましょう。
(歴史の実際は愛と慈しみという感情があったかどうかさえもわからないし、そんな感情すら認識できないほど全体的にみんなはもっと頭が悪かったと思いますがw)
二人にとって愛さえも人殺しに奪われてしまう悲しみしかない世界で互いを思いやる深い愛だけが唯一の慰めであることを見出した二人、いえ三人の心のつながりはある意味必然だったといえましょう。
(歴史の実際は愛と慈しみという感情があったかどうかさえもわからないし、そんな感情すら認識できないほど全体的にみんなはもっと頭が悪かったと思いますがw)
しかし元の国も容赦ない国で、明もまた同じように情け容赦なく逆らう者は皆殺しの時代ですから、実際に何が正しかったかなんてことは今の価値観では絶対にいえませんね。
そんな残酷な時代の奇皇后に感動したり最後まで観てしまうのは、今も変わらず世の中が同じように奴隷という身分と利権をもった身分にきっぱり分かれているからでしょう。
いったいみんな何のために大義を掲げて戦争してるのでしょうね。結局は己の利益のためなんですね。そうでなければ人殺しなんかするはずありませんものね。そうでなければ人から富や名誉を奪ったりすることありませんものね。世界はいまだに残酷ですね。大義の裏にある本心を見抜くことこそが、明日を生きる私たちの平和に繋がるかもしれませんね。
今日の奇皇后はずっと黒の衣装でしたね。
最終回が終わったので、奇皇后の総集編があるようです、お楽しみに♪
おまけ、14世紀、ペストで大きく人口を減らしたヨーロッパはルネッサンスが開花しました。
元は弱体化し明やティムール朝が興りました。オスマン帝国も勢力を拡大しはじめました。
ペストの流行は元によって交易が盛んになったことで拡大したともいわれています。
日本は鎌倉末期から室町時代の初期、南北朝時代でした。
日本とアジアを繋ぐ海路では倭寇が活発化しておりました。
元を北方へ追いやった明は日本の南朝勢力である懐良親王に明の使節を派遣し「冊封」を受けさせました。
日本の懐良親王が明の冊封を受けていたなんてはじめて知りましたね。
懐良親王は九州を支配下に置いてがんばっていたらしいですね。
こんなことは教科書に書いてありませんでしたね。
なんと15世紀には足利義光も冊封を受けていて「日本国王」になっていたそうです!
へーっ!これも高校までの教科書にはなかったですね!
あれ、なぜ天皇じゃない義光が冊封されたのでしょうか。
そういうことは、つまりどういうことでしょう!?
調べたところ、足利義満の別名は「鹿苑院太上法皇」でもあるようですね。
なるほどー。
元が倒れて元気になったイ・ソンゲ李成桂らは倭寇討伐で名を挙げて、とうとう李氏朝鮮を興したそうです。
元の衰退が次の王朝や新しい文化が興るきかっけになったのですね。
実際どんな人たちだったかは別として、確かにその時代に奇皇后やトゴン・テムル、ココ・テムルたちがいたのですね~感慨深いです。
脚本家のチャン・ヨンチョルは「ジャイアント」「テジョヨン」「金の化身」なども手掛けているそうですよ。
「奇皇后」の私的評価
史実度★☆☆☆☆復讐★★☆☆☆
ロマンス★★★★☆
スケール★★★★★
武術★★★☆
毒薬★★★★
戦争★
内紛★★★★★